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テーマ:カリスマ(2)
カテゴリ:ビジネス・経済・政治
尊敬する経営者の1人である、
京セラ創業者の稲盛和夫氏。 氏の著作は何冊か読みましたが、 最近、氏の考え方を集約したバイブルが発売されました。 先日、京都に行った折、 駅前の地下街にある書店で新刊本として並んでいたので、 迷わず購入。 僕が手にしたのは6月20日の第2版でしたが、 初版は6月10日。 わずか10日で2版目が刊行されているので、 さぞすさまじい勢いで売れているのでしょうね。 600ページにも及ぶ大作で、 氏が京セラを創業した頃から今日に至るまでの 激動の中で、悩み、苦しみ、怒り、笑い、仕事に没頭し、 そして得た価値観を余すところなく披瀝してくれています。 ただ、やっぱりここが非凡なんだなぁ、 と思うところは、たとえば 「完全主義を貫く」といったところで、 最後の最後まで、細かいレベルであっても妥協せず、 完璧を目指せ、というところ。 僕なんか、だいたい到達したら 「これでよし。後はフィードバックに応えれば良い」 と、画竜点睛に欠いた状態で終了させてしまうんです。 それはいけない、と言う稲盛氏。 同氏は、完璧を期すために寝食も忘れて 仕事に没頭すべし、と書いてある。 高度経済成長期だったら、そういう理屈もさもありなん、 ですが、現代では果たしてどこまで通じるやら…。 でも氏は、現代においてもそれくらいの気構えで 仕事に向かわなければ、 真の成功にはつながらない、と諭しています。 --とても、真似できないなぁ… 偽らざる心境です。
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