カテゴリ:そばの雑学
本日の日経の別冊「プラス1」に載っておりました。 ニッポン適量考と題して、そば1枚の量を検証しておりました。 そばの老舗・名店といわれる各地のそば屋さんのもりそばの量について書かれておりましたので、大変興味深く読んだわけです。 江戸初期の創業で東京でも屈指の老舗「巴町砂場」では、ゆで上がりで120g強で提供しているとのこと。店主さんのコメントを抜粋しますと、「生めんで80g、ゆでて120gが目安」ということだそうです。 創業1789年の老舗「永坂更科布屋太兵衛」では約200g 「並木藪蕎麦」では約100g 「かんだやぶそば」では約130g お値段は、もり1枚が600円~800円ということだそうです。 う~ん、意外と軽いな。。。。 「かんだやぶそば」の四代目女将さんいわく、 「そばの起こりは間食。小腹がすいたときに食べるものだったので、そもそも1枚の量は多くなかった」と。 う~ん、粋ですねぇ~。 それと・・・・、やはり少し高いかな。。。 それは、そば通なら知らぬ者なしの名店中の名店だから、この位は当然のことで、そばはもちろんのこと、お店の雰囲気、店主の心意気なんかも味わうわけでしょうからね。 ちなみに、酒そば本舗では、生そばで140g、これをゆでると220g弱となります。 こんなにそばを多く盛ったのでは、粋な食べ方を身上とする本場の江戸そばの流れから言うと、「そんなものはぁ~、そばじゃねぇ!」と一括されそうですね。 でも、せいろ2枚にもって出せば、「並木藪蕎麦」さんと同じだから、ご家庭でせいろなり器なりを工夫していただいて、小粋にそばをすすっていただきたいものだと思います。 さらに恥ずかしながら、私は書物でお名前を知っているお店はありますが、実際にそのお店でそばを食べたことはありません。 今度東京へ行く機会があったなら、必ずお伺いし味わってみたいものだと思っております。 **貴方の共感できる生き方がきっとある** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月17日 15時24分18秒
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