好きなものを一つ挙げてみろと言われれば、「落語」と粋に答えてみたいもの。
私はいまだかって寄席にあがって噺をを聞いたことがありませんし、せいぜいで鈴本の入り口までしか行ったことがありませんから、とても胸を張って言えた義理ではありませんが、いつかそう言えるようになりたいものだと、心ひそかに温めているのです。
そんな日が来ることを夢見て、今読んでいる本。
『人生で必要なことはすべて落語で学んだ』(竜門冬ニ著 PHP文庫)
前口上に「どうぞ"落語人間"におなりください」と書いてあります。
落語人間のエッセンスを目次から拾ってみますと、なるほど人生に必要なことが並べられているではありませんか。
風流に生きたい/底抜けに明るい生き方/貧しいけれど豊かに暮らす/ケチと倹約のちがいは?/挫折したって歩いていける/プロとしての心構え/夢をかなえる法/老後なんて心配するな/忙しすぎてキツい時/コンプレックスをプラスに変える・・・・etc
ふ~む、なるほど・・・。
こういう生き方をすれば、肩肘張らなくて楽だな。
人間関係一つとってみても、煩わしいこと限りない今の社会を生きていくための処方箋、生きていくためヒントが学べます。
皆さんも"落語人間"になりませんか!?
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