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やります、やりますと言っておきながら、なかなかやらないのがこの国の行政。 「高速道路料金無料化」はいつ実施されるのやらと思っていたら、一部先行実施されていたとは驚きです。無料にしていた金額、毎年9億円ですと。。。 在日米軍とその関係者が使った高速道路などの利用料毎年9億円を防衛省が払っていた。 ・・・ちょっと待って。防衛省が払ったって言ってるけど、そうじゃないだろう。我々国民が払ったんだろうがッ! さすがはアメリカだ。在日米軍には、なかなかの精鋭部隊を配置していると思われる。軍事面ではどうあれ、詐欺まがいの権謀術策においては世界最強、最精鋭部隊であること間違いなしだ。 「車のレンタル料には高速道路無料通行券が含まれており、それがあれば日本国中どこでも行ける」とウェブサイトで公表しておきながら、日本には「レンタカーは軍に属しており、その使用は公務」と言い、その車がいったん事故ったら、それは公務中の事故ではなく、私用で使っていたとしらばっくれる。 防衛省は「通行券が地位協定で認められた公務のため使用されているかどうかの確認体制などを、今後、米軍側と調整したい」(補償課)とのことですが、お得意の調整をしている間に、高速料金が無料になるっていうんだったら、こんなにオメデタイことはない。 『高速料金無料にします』なんて、後でツケが2倍にも3倍にも跳ね返ってくるようなこと、しなくていいですから、利用した者平等に料金徴収してくださいよ。 ・・・ところで、防衛省には補償課っていう風変わりな名前の課があるんですね。 ふ~ん、さすがはわが国の安全を守る崇高な義務を負った自衛隊を有する省だけのことはある。先の先まで読んで、面倒なことが起こったら、ハイ、大丈夫です。補償しますから、ジャブジャブに保障費支払いますから・・・っていう意味の補償課じゃないだろうな!? ・・・百歩譲って、そうじゃないとしても、日本語で「補償」といえば、「損失を補って、つぐなう」という意味じゃないか。損失をつぐなう課なんて、ふざけた名前つけるんじゃない! 自衛隊は、軍隊(失礼しました、わが国に軍隊は存在しないのでありました。軍隊に似たような組織と訂正いたします)である前に、霞ヶ関官庁街と全く同じ巨大な官僚組織であったことを痛感した次第です。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月24日 12時10分43秒
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