カテゴリ:蕎麦屋さん
昨日食べたそば。 久しぶりでそばの専門店で食べました。鴨南蛮そば。 連日新年会が続いています。昨日も開演に先立ち主催者の挨拶、来賓各位の挨拶、そして乾杯(・・・この乾杯の挨拶が長かった。。。)、余興、カラオケ、注いだり注がれたり、酔いが廻るにつれ、あちこちのテーブルで、司会者の声などどうでもいいというマイペースの人たちの大声が響きだし、・・・私はトイレに立つ振りをして、そっと会場を抜け出したのでした。 ご馳走が十分食べれないのは計算済みのこと。初めから酒は控えめにして、そばを食べる予定だったのです。 鴨南蛮は、何といっても鴨肉の透き通った脂が、薄っすらと浮かんだスープが特徴ですね。天ぷらそばなどと違って、この脂が甘辛いダシをよりいっそうコクのあるものにしてくれます。 薬味は、長ネギの素焼きにしたもの、椎茸、それに三つ葉と柚子の皮の薄く刻んだもの。 刻みネギは、別の小皿に盛ってあり、この店の気遣いが伺えます。まずは、三つ葉と柚子で食べてみてくれということなんでしょう。あっ、そうそう、大粒の実のままの胡椒が入った小瓶がついていて、ガリガリと胡椒の実を削って、振りかけてくださいということでした。 う~ん、憎いばかりの演出じゃありませんか。鴨南蛮を、ここまでして柚子胡椒で食べさせてくれる店は珍しいですね。 かんじんのそばは、ゴマそばと謳ってありました。見ると黒い粒粒がまだら模様のようについています。すった黒ゴマが練りこんであるらしい。手打ちのしっかりした五割そばとみました。 連日の酒にやや食傷気味の、折からの寒い雪空に冷えた身体を甦らせてくれた鴨南蛮そば、980円。ご馳走様でしたっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月26日 16時21分56秒
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