カテゴリ:ひとり言
温かい日差しが雪を融かし、融けた雪の下にはすでに草花の芽が青々と芽吹いていて、待ちに待った春の到来を次げてくれているかのようです。春は卒業や就職など新しい人生の一歩を踏み出す季節でもありますね。 土曜日の日経に別折込でついてくるNIKKEIプラス1 日経生活モニター会議という記事に「忘れられない門出の言葉」と題して、インターネット調査で寄せられた回答がピックアップされておりました。 高校の校長先生が贈ってくれた言葉 「人生は負けることが多い。泣いたところが"竹の節"だ。己が強くなる」(30代男性) 結婚して家を離れるとき「明日から家族ではない。親戚になるんだ」と言われ、もう帰れないんだと思った。(50代女性) はじめての転勤の際、上司から「丸くなるなよ」と言われた。自分が正しいと思ったことはきちんと自分の考えを述べていたところを評価され、激励された。(50代男性) 入社3日目で会社が嫌になり、母に「故郷に帰る」と言ったら「石の上にも三年」と返ってきた。(50代男性) ・・・なかなか味のある言葉ではありませんか。 本当に人生は、思ったとおりに行かないものです。50点ならよしとしたもの。満点など望むべきもありません。男たるもの一人寝床に帰って枕をぬらすことの何と多きことか。・・・ふ~む、濡らした枕が節になると。。。さすれば、私なんぞ随分節くれだった枝ぶりの悪い竹なんでしょうね。(笑! 家族と親戚の間には、天と地の開きがあることを聞くのもつらいでしょうけど、言って聞かせる方もつらいものですね。父親も娘も一節を乗り越えていかなければならない人生の定めというものでしょうか。 その同じ口で、あいつはいつまで経っても角(かど)が取れなくて、困ったもんだ・・・などと言うのが世の上司というものだったりしますからね・・・。そんな経験が、また新しい節をつくるのかも知れません。 そのような情けない軟弱な男に育てた覚えはないと、ピシリ。母の言葉は厳しいようでも温かいものですね。しかし、石の上はやはりなかなか冷たいもの。3年が5年、5年が10年座っていても冷たくてすわり心地が悪いということを知るには、二節も三節も節をつくらなければなりませんね。 一方で「誰からも言ってもらった記憶なし」(70代男性)や「そんな優しい言葉はサラリーマン生活42年の中で聞いたことがない」(70代男性)と、戦前・戦中生まれの世代は「欲しがりません、勝つまでは」で頑張ってこられたのでしょうか? あなたは誰にどんな言葉を贈りますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月26日 13時53分18秒
[ひとり言] カテゴリの最新記事
|
|