テーマ:気になったニュース(30422)
カテゴリ:ニュース
さて過日衛星ロケットと弾道ミサイルの違いについて考えてみたのでしたが、似たようなものを半島の南の国が打ち上げようとして、打ち上げ直前に不具合が見つかり中止しても「また中止したのか・・・」くらいの反応なのに、北の国が発射しようとすれば、国際世論がこぞって自制を求める。やはり北はミサイル、南はロケットだからなのでしょうか? (・・・今気づいたのですが、ミサイルの場合は「発射」、ロケットの場合は「打ち上げ」というように言葉を使い分けるようですね?) 我が国が不測の事態に備えてミサイル防衛システムを準備するというのは、北の打ち上げに支障が生し予定の軌道にのせることができないという事態が発生した時、我が国領土に落下してくるミサイル本体またはその一部を打ち落とそうという意図からなのでしょうか? 予測不可能な狂った軌道を飛ぶ物体を我が国のミサイル防衛システムは、ほんとうに的確に捉えることができるものなのでしょうか? 折りしも日本では、トンネルの天井に設置されたコンクリートパネルが落下し、通行中の車が巻き込まれて9名の尊い命が失われるという痛ましい事故が起きたばかりのことです。3~4m上からコンクリートの塊が落ちて来てさえ車がペシャンコにつぶれてしまうくらいですから、空からトン単位の鉄の塊が落ちてきたとしたら・・・。 高校の時に習った物理を思い出して次のような計算をしてみました。 上空1万メートルから1トンの鉄の塊を自由落下させたとしたら、そのエネルギーEは、 E=mgh m=1トン、g=9.8m/sec/sec(重力加速度)、h=10000メートル を代入すると E=1000kg×9.8m/sec/sec×10000メートル=98000KJ(キロジュール) これでは、よく分からないので、熱の仕事当量 1CAL=4.18Jで換算すると E=98000KJ÷4.18CAL/J=23445KCAL 水1gを1℃上昇させる時に使われるエネルギーが1CALだから、0℃の水234kgを一瞬で沸騰させるエネルギーということになります。 これを杞憂と笑うことができればいいのですが・・・。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月04日 11時51分05秒
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