テーマ:気になったニュース(30412)
カテゴリ:ニュース
今日我が国では「遺伝子組み換え食品」と聞けば、すぐに身構えるのが消費者の常識となったように見受けられます。 大豆がその典型で、日本で売られている豆腐や味噌などの食品には、原料の大豆が「遺伝子組み換えではない」旨の表示が必ずされていますね。国内で消費する大豆のほとんどをアメリカからの輸入に頼る我が国では、遺伝子組み換え大豆が主流のアメリカで、商社が組み換えでないものの作付けを依頼して調達していると聞きます。 アメリカの消費者は、遺伝子組み換え食品についてどのように考えているのだろうか? 味に変りはないし、腹に入って消化されれば同じこと。同じものが手間ひまのかからぬ分だけ安く手に入るなら結構なことでないか・・・ぐらいの感覚なのでしょうか? その遺伝子組み換え大国アメリカで、ついに動物にも遺伝子組み換え技術がほどこされた食品が出回ることになると言うニュース。 遺伝子組み換えサケ「環境に影響ない」 FDAが評価案 通常の2倍の速さで成長する遺伝子組み換えサケとは、いかにも生産効率を合理的に求めるアメリカらしい発想ではあります。食品として承認するかは米食品医薬局(FDA)の最終判断待ちとのことです。 そのFDAが「養殖施設から逃げないための封じ込め措置が取られ、仮に逃げても不妊処理されているので自然界で繁殖する可能性はほとんどないと判断している」などとコメントしているのは、これは"食品医薬局"なのか"環境自然保護局"なのか、耳を疑りたくなります。 環境もさることながら、まず人間が食べて大丈夫かどうかの根拠を科学的に示して欲しいです。 もっとも人間の腹に入って消化されれば、サケはサケ。たんぱく質はたんぱく質です。食べた人の体が2倍になるというようなことは決してありませんと言われれば、私には反論する知識は微塵もないのですが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月24日 15時44分25秒
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