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鉄道ファン、とりわけSLファンならさぞかし乗ってみたいだろうという列車が運行されたという話題。本日の日経社会欄に載っていました。世界最古のロンドン地下鉄で、開通150周年を祝って復元SLが開業時と同じ区間を走行したというニュース。 150年前といえば1863年ですから、日本では開国か攘夷かで国論が揺れに揺れた幕末。時の将軍は14代家茂になりますね。 そんな時代にイギリスではすでに地下鉄の運行が始まっていたというのですから、当時の両国の国力の差は測りようもありませんね。何しろ日本で始めて鉄道が走ったのは、明治になって5年、1873年のことですから、このときにはロンドンで地下鉄が走ってからすでに10年が経過していたことになります。 ちなみにイギリスで世界で始めての鉄道が運行されたのが、1825年ということですから、これは11代将軍家斉の時代。有名な寛政の改革が頓挫し、老中松平定信が失脚した後の時代になります。 ところで、私は地下鉄が建設されたのはつい最近になってからのこと、少なくとも電気機関車が開発されてからのこととばかり思っていました。石炭を焚いてモクモクと煙を吐き出す蒸気機関車は、トンネルを通っただけで客車に煙が入って来て、顔が真っ黒になったそうですから、(・・・残念ながら私にはその経験がありません。SLが走っているのは子どものころに見たことがありますが・・・笑!)、地下鉄の構内はいったいどういうことになったことでしょう。 プレミアムがついて最高180ポンド(2万8000円)になったというチケット、手に入っていたなら、今ごろ真っ黒な顔で「ロンドンSL地下鉄紀行文」を書いていたかも知れませんよ。(笑! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月15日 16時31分55秒
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