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昨日わが故郷富山県東部の港町魚津市の水族館に泳ぐブリの話題を取り上げたのでしたが、今日も同じ魚津市から浄土真宗の古刹(こさつ)の話題。 その寺とは、飛鳥時代の706年の建立とされる大徳寺。当代のご住職で58代目ということですから、歴史の深さが知れようというもの。 その歴史ある寺で大晦日に「除夜の鐘」ならぬ「除夜のカレー」が、参拝客に振る舞われるという話題。 ウエブトピックスより、 富山県 魚津の古刹・大徳寺、今年も「除夜のカレー」 富山県は真宗王国と呼ばれるほど浄土真宗の信者の多い地域。10軒の家をたずねれば、そのうち7軒は浄土真宗大谷派か本願寺派の門徒ということになります。 かくいう私も浄土真宗大谷派の信者の一人です。私たちは大谷派を「お東」、本願寺派を「お西」と敬意を込めて呼んで、区別しています。 真宗の信者であれば、開祖親鸞聖人の命日(11月28日)に各寺で行われる報恩講を知らぬものはいません。子どものころ祖母に連れられて行った門徒の寺で、法要のあとに集まった檀家の信者に振る舞われる精進料理が楽しみでしたね。 さて「除夜のカレー」に戻って、カレーといえば具材に肉はつきもの。ビーフカレー、ポークカレーが一般的ですが、大徳寺の「除夜のカレー」は何カレーになるのだろうかと思ったのです。野菜カレーかな? ご住職は先代のお父様の急死を受けて後を継がれたということで、当年38歳とお若い。寺を継いでみて、檀家の高齢化や、地域でお寺の存在感が薄れていることに気づき、「除夜のカレー」を思い立ったということです。 このように檀家思いのお若いご住職の新しい柔軟な発想であれば、たとえ殺生の禁を犯した肉入りのカレーであったとしても、ご開祖親鸞聖人はお許しになられるのではないか? 由緒ある寺を継がれたお若い当代のご住職と斬新な「除夜のカレー」に、あっぱれ! 門徒こそ違え同じ浄土真宗の寺、魚津へは当地から車で1時間弱で行けますから、今年の大晦日は大徳寺にお参りし、「除夜のカレー」のご相伴にあずかろうかしら。ご住職の講話にも耳を傾けることができれば、と思ったりしています。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月06日 13時11分33秒
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