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世界で一冊しか売れていなかった本が、インターネットで紹介されたら4日間で1500冊もの注文が殺到したという、今日日なかなかものが売れない時代に、まったく羨ましい話ですね。 どんな本かというと、なんと2324万9425ケタの数字が719ページにびっしり書かれているだけの本というのですが、数字の並びには必然性があるというもの、これははたして本といえるのでしょうか? ウエブトピックスより、 『2017年最大の素数』本にしたら注文殺到 4日間で1500冊「まさかこんなに売れるとは…」 素数というと、確か高校の数学の時間に習っ記憶がかろうじて残っていました。1と自分自身以外に約数をもたない自然数でしたかね。「1 2 3 5 7 11 13 17 19 23・・・」と続いていくのですが、私の頭ではせいぜい2桁まででしょうかね。それが2324万9425桁の数字の素数だなんて、これはコンピューターの力を借りて見つけ出したのでしょう。 その2324万9425桁の数字をすべて表記しようとしたら、719ページ要したということなんですね。 以前に、「亜書」なるこれも本と言えるのか言えないのか定かではないような本の話題をご紹介したことがありました。こちらの方は数字ではなくギリシャ文字やローマ字が無秩序に並べられただけの本でしたが、立派な本の範ちゅうに入るのだとか。 ところで、わが国には国立国会図書館法という法律が定められていて、わが国で出版された本はすべからく国立国会図書館に蔵書しておかなければならないということご存知でしたか? 「亜書」も国立国会図書館に蔵書されているそうですから、やはり本ということになる。 「2017年最大の素数」なる本も、並んでいる数字には意味があるのですから、立派な本といえましょう。きっと国立国会図書館に蔵書されるに違いありません。 ・・・でも、「亜書」もそうですが「2017年最大の素数」にしても、私にとっては「読む」というよりは「見る」ということになりますから、「本」とは言えないような気がします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月25日 12時20分06秒
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