カテゴリ:草花
当地北陸富山は経度からみれば日本列島のほぼ中央に位置するというものの、北に位置する分だけ緯度が高く、梅雨も他の地域に比べると遅くやって来て、その分遅れて明けるのが通年です。 気象庁の発表によれば、今年の当地の梅雨入りは6月11日。九州北部(山口県を含む)、関東甲信、東北南部とそろって同じ日に梅雨入りというのは、ちょっと珍しい。例年より早く北陸に梅雨がやって来たのか、九州北部や関東甲信が遅れたのか?(笑! 当地では梅雨入りが宣言された11日より13日まで、激しい雨が降り続き、富山県地方には大雨洪水警報が発令されました。休み明けの今日ようやく小休止。雲の合間から射す陽ざしが目に眩しいです。 そんな梅雨の合間に目を楽しませてくれる季節の花、一葉。 これは立ち葵。名前にあるようにすっくと真っ直ぐに伸びた茎が特徴です。別名梅雨葵と呼ばれているように、梅雨が始まるころに根元の方から花を付けはじめ、梅雨が終わるころに先の方の花も開くといわれています。 写真を見ると立ち葵は手前の田んぼの畔際に生えていますが、農道一本はさんだ奥には麦畑が黄金色に色づいています。 田んぼに植えられたばかりの早苗にとっては、これからの湿潤で温暖な梅雨の季節は成長に欠かせませんが、麦にとっては麦秋を迎えての長雨は大敵。この麦畑も梅雨の晴れ間を見計って、早々に刈り入れしなければなりませんね。 私が梅雨空に撮ったこの立ち葵は、梅雨が始まったばかりだというのに、かなり株の上の方まで花を咲かせている。 きっと奥の麦畑が主張する麦秋に惑わされて、もう秋というなら急いで花を咲かせなければなどと勘違いしたのでしょうかね。(笑! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月15日 11時50分04秒
[草花] カテゴリの最新記事
|
|