カテゴリ:今日あったこと
本日の日の出。時系列に撮った4枚の写真をご覧ください。 最近のスマホは性能がいいですね。モニター画面を覗いてボタンをバカチョンと押しただけなのに、きれいに撮れていること。 4時32分。 東の山並み(北アルプス立山連峰)の稜線が白地んできました。人の目には手前の風景は真っ暗で何も見えませんが、スマホのレンズは田んぼを走る用水路に反射する光をはっきりと捉えています。 それから15分ほど経った4時48分。 用水路ばかりでなく青々と茂った稲田が、人の目にもはっきりと判別できるようになりました。ちなみに用水路の延長線の方向にそびえる山が、北アルプスの秀峰剣岳(2997m)です。 5時10分。 その剣岳のはるか北側の稜線(写真の左側)、海抜にして1500~1600mくらいのところでしょうか。ようやく「陽が昇り」始めました。今気づいたのですが、この場合「昇る」を「登る」と書いてもよさそうですよね。(笑! 5時15分。 本日の日の出。 新聞の暦欄によれば、本日8月11日の日の出は、午前4時58分とあります。これは東経135度の子午線が通る明石での日の出でしょうか?あるいは東京でのことでしょうか? 明石にしても東京にしても当地北陸富山はちょうどその中間に位置しますから、似通った時刻に日の出が観測されてもいいはずですが、私の観測したところによれば、当地(富山県高岡市)の本日の日の出は5時15分。17分ばかり日の出に遅れが生じています。 にわか気象学者( ← 私のことです・・・笑!)の考えるところ、当地北陸富山は日の出のある東の方向に、北アルプスの山々が屏風のようにそびえ立っていますから、太陽が山の稜線から顔を出すまでにその分時間がかかる。太陽は「昇る」前に3000m級の北アルプスを「登って」来なければならないから。 私の観測したところ、夏至のころの日の出の位置は今よりもずっと北側(写真の左側)の北アルプスが富山湾に切れ込んでいく海抜の低いあたり。海抜にして1000mくらいになりますから、この時の日の出の遅れは約10分。春分の日と秋分の日は、ちょうど剣岳頂上あたりにずれますから、この時の日の出の遅れは30分ということになります。 ・・・どうです、皆さん。当地北陸富山の日の出は、「陽は登る」とも書けることおわかりいただけましたかな。(笑! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月11日 11時50分05秒
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