カテゴリ:トピックス
日々溢れんばかりの報道に接していると、その報道が伝える情報が確かなものかどうかということまで気をまわすことをつい忘れてしまいがちです。 アメリカのトランプ前大統領は、自分に不都合なことを報ずるメディアをフェーク・ニュースと一方的に断じていたのは、記憶に新しいことですが。 ウエブトピックスより、報道の自由度、日本は66位 そもそも国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」が毎年報道の自由度ランキングを発表しているなど、知りませんでした。 日本は、対象の180カ国・地域のうち、前年より順位が一つ上がって66位だったという内容に、少なからず驚いています。普段より「報道の自由」とか「知る権利」ということばはよく耳にしますが、少なくともわが国では、国民は広く自由に報道に接し、知る権利は守られているものだと思っていました。 ところが国際NGO「国境なき記者団」の調査するところによれば、日本では「多くのメディアが自主規制し、独立性を欠いている」のだとか。 同時に配信されている報道の自由度ランキングからは、ロシア、中国、シリア、北朝鮮といった下位に名を連ねる国々は、素人にもなるほどと判断がつきますが、自由主義を標榜する先進国と呼ばれるイギリスが35位、アメリカが45位、フランスでさえ34位というのは、いかなる理由がそこにあるのかわかりかねます。 日本は依然として「経済的利益を優先する巨大な『系列』の方針に左右される状況が続いている」と、「国境なき記者団」は断ずるのですが、経済的利益を優先しているという巨大な『系列』とは、一体いかなる組織なのでしょう?具体的にその名を明らかにして欲しいものですな。 まさか「国境なき記者団」ですら、明らかにするのははばかられるというような組織であるとしたら、180位の北朝鮮以下ということになりませんか? なかなか消化吸収のしにくい「報道の自由度」という印象がします。 にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月10日 11時50分05秒
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