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・・・そば!ソバ!蕎麦!・・・酒そば本舗奮闘記!

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2023年08月13日
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カテゴリ:トピックス

突然ですが、貴方は歩くのが早い方、遅い方?

ウエブのブログ記事から、これはお医者様のブログのようです。

速く歩く人ほど長生き…米医師が65歳以上調査

米ピッツバーグ大学の医師らの研究チームが、65歳以上の男女計3万4485人の歩行速度を記録した過去のデータを解析しところ、歩くのが速い高齢者ほど長生きする傾向があるという結果がえられたと発表したというもの。

ならばと、いつもより速足で歩いてみてふと思ったのですが、・・・これって、速く歩くから長生きできるのではなく、長生きできる人は当然のことながら普段より元気だから、速く歩けるだけのことじゃないか?

「速く歩くには強い心肺機能や筋力が必要で、歩行速度が健康度の目安になったと考えられる」と研究チーム自らコメントしているように、3万人もの人を調査しなくても隣の家の元気な爺さんの歩く姿を見れば分かりそうなものでしょ。(笑!


私が中学生のころですから、ずいぶん昔のことになりますが、亡くなった私の祖父(明治31年生まれだったと思う)が、やはり明治生まれの茶のみ友達と、「明治の人間は、大正や昭和生まれよりみな長生きしておる・・・」と話をしていたのに横槍を入れたことを思い出しました。

「それって、当たり前じゃん。大正や昭和生まれが、明治生まれより長生きなわけないじゃん」とあげ足を取ってしまってから、子供心にも年寄りの会話の腰を折ってしまって申し訳ないことをしたなと気づき、気まずい思いを味わったのでした。


私を大変かわいがってくれたその祖父も、83歳で亡くなったのでしたが、亡くなる直前まで足腰もしっかりしていて、歩くのも結構速かったと記憶しています。


まぁ、長生きできるできないは持って生まれた星の下の定め、年を重ねたとしてもせいぜい速く歩き続けたいものだと思ったことです。








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「酒とそばと」幻冬舎から好評発売中


この度幻冬舎さんのご協力を得て、拙著『「酒」と「そば」と』を出版しました。このブログの酒とそばについて書いたものを加筆修正したものです。肩肘張らずに気軽にお読みいただけるエッセイ集です。

「酒」と「そば」と


まず「はじめに」から、書店での立ち読み気分をお味わいください。

はじめに

小粋な蕎麦屋に入って、いきなり「天婦羅そばを一つ」なんて注文するのは、いただけませんな。まあ、うどん屋に入ったわけじゃないのだから、蕎麦屋に入ってそばを注文して何が悪いということになるのでしょうけれど。しかし、もしあなたが「そば通」と呼ばれたいのなら、そして真の「酒飲み」と呼ばれたいのなら、カウンターに座ってまずは厨房からこちらの様子を眼光鋭くうかがういかにも頑固そうな店主の視線を浴びながらも、店の雰囲気をしばし味わうようなそぶりを見せてから、おもむろにこのように言ってみたいもの。
「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」

そんな古き良き時代の蕎麦屋の流儀なるものについて書かれた本を、書店で目にしたことがありました。私がまだ高校に上がったばかりのころだったでしょうか。
ほぉ~、蕎麦屋とは、まず酒を飲むところだというのか。俺もやがて蕎麦屋へ入ることがあったら、そんなセリフを吐いてみたいものだと思ったものでした。

・・・あれから五十年、何の因果か製麺業を営むことになった私は、その蕎麦屋へそばを納めに行っては、「毎度ありがとうございます。今日から新そばで打ってあります」などと言うことはあっても、「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」などと言ったためしが久しくなかったことに今さらながら気づき、失望に打ちひしがれています。

日々仕事に追われながらも、いつかきっとそんな至高の悦楽を味わうことができる日の来ることを夢見て、「酒」と「そば」のうんちくを秘かに温めていると、驚いたことにこれはこれで楽しいではありませんか。
そのささやかな楽しみの一端を披露して、世の酒好き、そば好きといわれる皆さんと喜びを分かち合うことができれば幸せと、ペンを執った次第です。
「酒」と「そば」、二編に分けてご紹介していきましょう。

まずは「酒」編より、人は何故酒を飲むのでしょうか?

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第一部「酒」編
「過ぎたるは及ばざるがごとし」

古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この心地良い響きを妻に言って聞かせるのですが、妻は私にこう言うではありませんか。

「あら、そういうものですか。では『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。

このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約三百万人が、飲酒関連が原因と考えられるということです。「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、これほど多くの人が、飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲み過ぎたから、ということになるのでしょうか。

大雑把な計算になりますが、世界の人口を約七十億として、アルコールを摂取する人の数を約半数と考えれば、35億。

3,000,000 ÷ 3,500,000,000 = 0.086% という計算になりますから、なんだ、酒飲みの千人のうちの一人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのではないでしょうか?

しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば「過ぎたる組」になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒機会を30日に一回以上持つことと書いてあります。そこで早速調べてみました。エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml、ビールのアルコール度数は、概ね5%と考えれば、 76 ÷ 5% = 1,520mlビール大瓶(633ml)二本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。

すなわちビールなら三本、清酒なら三合をひと月に一回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。

確かにわが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人もいるでしょう。見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒三合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。

あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒三合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか?

う~む、古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のあることばだと認めざるを得ません。


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飲ん兵衛な製麺会社社長が綴る、クスっと笑える蘊蓄(うんちく)が満載。

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ぜひご一読いただければ幸いに存じます。





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最終更新日  2023年08月13日 11時50分06秒
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