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カテゴリ:◆音楽指導者向けセミナー
2013年11月27日(水)、横浜上大岡にて、「こんなにできた表 ご紹介セミナーstep2」を開催いたしました。 こんなにできた表 Step1(2013年7月と9月に計3回実施)では、シール表を使って生徒のやる気をアップする方法をご紹介いたしました。 今回のセミナーは、その続きとなる、Step2。 Step1でご紹介しきれなかった部分、「挑戦課題のレベル分け」によって、レッスンを 【熱く】 する方法をお伝えしました。 今回も、みなさん、写真をとるとる…… たくさんの先生方に来ていただきました。ありがとうございます! 挑戦課題のレベル分けとは…… テクニック・ソルフェージュ・ピアノ曲、3つの分野を、それぞれレベル分けし、使いやすいように一覧表にして、レッスンの中で活用していきます。 ピアノのレッスンは、長いお付き合いになります。 長い間には、波があります。大小の壁があります。 レッスン曲や教材に対する興味が薄れる…… だんだん練習が大変になってきて、くじけてしまう…… ピアノ以外のことでストレスや悩み、やることが増え、ピアノにそそぐ気力がなくなる…… あるいは、高学年になり、塾などでいそがしくなり、「ピアノはこのくらい弾けるようになったからもういいかも」ということで、保護者のほうから区切りをつけられてしまう…… そんなことふせぎ、波が低くなってきたときには、細く長く興味をつなぐ。 波が高い時には、チャレンジさせる。 そんなふうに、ピアノを細く長く続けてもらえるためのツールです。 もちろん、普段のレッスンの中でも大活躍! 生徒は全員、こんな冊子を持っています。 中身はこんな感じ こんなものもあります 取り組みの結果は、「こんなにできた表」に貼っていきます。 「ちょうせん課題のレベル分け」と「こんなにできた表」は、密接にリンクさせて使うのがコツ! 「ちょうせん課題のレベル分け」は、頑張りに応じてシールがガンガン増える仕組み。 課題を頑張れば頑張るほど、「こんなにできた表」に貼れるシール数が増えていきます。 すごい子では、一気に60枚近くもシールをゲット! そして、「レベル分けの表」で、課題を細かく把握し、「こんなにできた表」には、その結果を目で見てわかる形にする! 毎年新しい「こんなにできた表」に移し替えることによって、長いスパンで「がんばり」を実感することができます。 「ちょうせん課題のレベル分け」を始めてから、生徒たちが「先の見通しを持って意欲的に取り組める」ようになりました。 波が落ちていて、ご家庭で、あまり積極的にピアノに向かわない生徒も、「テクニックのちょうせん課題」や「ソルフェージュ課題」で楽しくレッスンをして、基礎力を落とさないようにしていくことができます。 そして、波の低い期間にも、基礎力を落とさないことで、波がバ~ンと上がって、生徒にやる気が出たとき、「弾きたい曲をすぐに弾ける」ようにできるんです。 このように、「ちょうせん課題のレベル分け」は、たんに競争をあおるものではなく、どんなタイプの生徒にも、ピアノへの興味を広げ、やる気をつなぐツールになっています^^ 熱心な先生方から、質問が飛びます ご参加ありがとうございました!(参加者の皆様には、ブログ掲載ご許可をいただいております) このツールを、各お教室に合う形で改良して使っていただけるよう、参加者の皆様には、林が作成した独自の表プラス、空欄の表もご提供。 今年は、たくさんの熱心の先生方に「こんなにできた表」をご紹介できてうれしかったです~ 来年度以降、皆様のお力をお借りしながら、さらにバージョンアップさせていきたいと思います。 遠くてセミナーに参加できないけれど「こんなにできた表」をレッスンで活用してみたい! という先生方。ブログを見て、どんどんマネして作ってみてください。 日本中に「こんなにできた表」が広がればいいな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.09 08:16:36
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