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カテゴリ:■さくらみきの日常
感想 ……天国へ連れて行かれるかと思いました……
昨夜、みなとみらいホールにて行われた、クリスチャン・ツィメルマンのコンサートへ行ってきました。 最後の生徒さんに時間変更をしていただき、レッスンを18時で終え、車を飛ばして、みなとみらいへ。 時間がないにもかかわらず、パーキングからホールに向かう途中、コスモワールドの観覧車をパチリ。 そして、走る走る~~~ 席に着いたのは開演3分前でした! そして、いよいよ開演。 演目は、ベートーヴェンの後期3大ソナタ ベートーヴェンのソナタは、ピアノ音楽の新約聖書と言われてます~ ちなみに、旧約聖書はバッハの平均律クラヴィーア曲集。 言い得て妙だな~~~ しかもなんだかカッコイイ! で、ベートーヴェンのピアノソナタは全32曲は、初期・中期・後期と分けられます。 そのうちの後期の曲が、28~32番まで。 後期ソナタは、悲愴とか、月光とか、熱情のように、一般の方々にもよく知られている、という曲たちではないのですが、複雑で、奥が深いのが特徴。 まるで、人間の複雑な心のひだを表現しているかのように…… または、人知を超えた神の領域を垣間見るかのように…… 凡人の私には、ベートーヴェンの行こうとした境地はわかりませんが、昨夜のコンサートで、その一端を感じることができました。 実は、小学校高学年の時、ピアノの先生が、後期ソナタを収めたテープをくださいました。 ですので、あの当時、いつも流して聞いていました(演奏はウィルヘルム・ケンプ) しかし当時のピアノの先生も、よく小学校高学年の生徒に、ベートーヴェンの後期ソナタを聴かせようとしたな~~~今考えるとスゴイ; そのときは、よくわからんけどキレイな曲だな~ と思ってました。 30年を経て改めて聴いた昨夜……感じるのた「これは、天国で聞きたい音楽だ」!ということでした^^; または、死ぬ時に聞きたい音楽とでもいうのでしょうか(人は最後まで聴覚が生きているといいますから)。もちろん、ツィメルマンの演奏で!(ぜいたく~~~) 迷わず天国に連れて行ってくれるような気がします(ハハハ……まだ行きたくないけど) あいかわらず、演奏中は、恐ろしいほど客席がし~んとしていたので、息が詰まって緊張してしまいましたが~ 途中、咳がしたくてたまらなかったけれど、許されない雰囲気……別の意味で心臓が止まりそうでした~~~ あの緊張感がなければ、もっと毎回楽しめるのにな……^^; プログラムの表紙 ★プログラム★ ベートーベン「後期3大ソナタ」 第30番 ホ長調 第31番 変イ長調 -休憩- 第32番 ハ短調 みなとみらいはクリスマス一色でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.12.13 19:26:30
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