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カテゴリ:◆音楽指導者向けセミナー
2014年4月4日に、「こんなにできた表で生徒のやる気をアップ!」第一回のフォローアップ勉強会を開催しました。
初めにお知らせです。 フォローアップ勉強会の参加者で、フェイスブックに勉強会のグループを作成しました。 今後、こちらでも、こんなにできた表関係のお知らせ、いろいろな先生方の「できた表活用の様子」などをアップしてきます。 フェイスブックをやっていらっしゃる方は、よろしければご参加くださいませ。 (参加の仕方がわからない方は、林までご連絡ください) さて、昨年計6回開催した「こんなにできた表で生徒のやる気をアップ!」 シール表やレベル分けを使って生徒のやる気をアップさせる方法をお伝えしてきました。 そして、その後、参加者の皆様は、その後、教室でオリジナルのシール表等を作り、レッスンで活用してくださっています。 同じものを提供しても、先生の持ち味をプラスすると、どんなスタイルが発生するのか…… 興味津々で、わくわくします~~~ 前半は、林の教室の「こんなにできた表2014年度版」のご紹介(後日ブログでもご紹介しますね) 後半は、10人の先生方に、ご自身のその後の取り組みを発表していただきました。 どの先生方も、生徒への愛と、レッスンへの熱意にあふれ、オリジナルの要素を加えて、ステキな表を発表してくださいました。 問題提供や新たな視点もいただき、勉強&刺激になりました! 以下にまとめますね。 「こんなにできた表」ご参加の先生方いただいた、新たな視点 1・成長する豆の木に「ピティナステップ」「グレード」「コンクール」などの成長や進捗状況を貼っていく 2・桜の木は全員が同じ桜のシールを貼るのではなく、生徒一人ひとりにストーリーを考えさせ、様々なシールを好きなように貼ってもらう 3・できた表をやってみた感想をアンケートで訊いてみる 4・大きな台紙に全員分をまとめて貼る 5・ピアノ・ソルフェ・ワークのシール表を一枚にまとめる(省スペースになる) 6・シール表を見渡して、レッスンで足りないと感じた部分を、生徒全員で取り組ませる(ソルフェージュ強化月間など) 7・週によってシールのデザインを同じにし、翌週は変える。その週、いくつシールを貼ったのか把握できる 8・シールじゃなくてもOKにする。生徒にってさまざまな工夫をしてくるので、創造性を刺激することができる(シール表に上から絵をかいて、シールを貼ることによって浮き絵にしたり) 9・大きな生徒は、シール表の代わりに、弾けるようになった曲を付箋に書いて貼っていく 10・体験レッスンの時に「好きなもの・興味のあるもの」を絵で描いてもらい、興味を把握する 「こんなにできた表」の問題点と解決方法 1・自分のシール数を生徒自身に把握させたいが、時間がない! ⇒先生が「今日はここまでシールを貼ってね」と、シール表に〇をしてしまう ⇒生徒に一部だけ考えさせ、大部分は先生がやってしまう。慣れてきたら少しずつ生徒の考える部分を増やす 林より:シールを一人で選べない(先生とのかかわりを強く求めたり、迷いすぎたりして時間を取ってしまう)生徒に関しては、とことん関わるのも大切かも。林の場合、そういった生徒さんは、初めにコミュニケーションの時間を長めにとります。傾聴や承認をしていくことで、生徒自身が安定し、自主的に行動できるようになります。傾聴や承認について興味のある方は、林のコーチングのスキル講座に参加していただくか、お電話でスキル講座(基礎編全五回)を受講されることをお勧めします。 2・シールがなくなった!(生徒が持って帰った?) ⇒シールは先生が保管する ⇒一度に1~2枚しか出さない ⇒明らかに「生徒に盗まれた」場合でも、生徒を責めない(先生の側に問題がないか考える) 林より:シール関係で問題が起きる場合も、上記と同じように、生徒さんを受け止め、満たすことでほとんどの問題が起きなくなります。 3・ピアノ曲について、高学年なると曲が長くなり、なかなかシールがもらえず不公平なので、1曲にシール1枚ではなく、シール枚数を増やす仕組みを考えたい。他の先生はどうしているの? ⇒前回注意したところが直っていたら、シール一枚プラス(これが難しい、よけいにレッスンがややこしくなるというご意見も) ⇒一度終わった曲を再度復習。以前合格したときよりもテンポが上がったらシールをプラス(テクニック系の課題で) ⇒曲が長くなってきたら、1曲にシールを5枚にする ⇒長い曲は半分譜読みできたらシール一枚、最後までできたらもう一枚など、部分ごとにシール枚数を設定する 林より:高学年になり、曲が長くなってきたときは、ややこしいルールを設定するより、シンプルにやったほうがレッスンが安定すると思います。たとえば曲が長くなってきて、なかなか合格シールがもらえない学年になってきたら、シール表のマス目自体を減らします。高学年になると、シールなどの小細工よりも、表現力などのレッスンの中身が重要になるので、シール表は補助的に使っていきます(^_^)/ 4・桜の木に、シールではなくスタンプを使ってます。大きな桜のシャチハタスタンプがなかなか見つからなくて…… ⇒自分の希望のデザインのスタンプを作ってくれるサイトがあるとのことです 5・大きいシールや長いシールはどうやって貼れば? ⇒必ずしも1から順番通りに貼らなくてもよい。大きいシールの場合、真四角に4マスなどにしても。 6・華やかなシール表が壁にたくさん貼ってあると、コンクールなどに挑戦している子は「気が散る」と…… ⇒壁に貼らず、先生が保管する 林より:コンクールに出るには、どんな状況でも気が散らないよう訓練するのも大事。そのように生徒さんにお話ししてはどうでしょう。「ビリギャル」で有名な塾の先生も、受験前には、わざとマックなどうるさいところで勉強するように勧めているようです。 問題提起や新たな視点満載で、とても実りのある会になりました! 当日の参加者のご感想はこちらです 会の終了後は、楽しいランチ会! 今回はランチを予約しました。 次の勉強会は、秋の予定です^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.04.07 10:31:50
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