991440 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

横浜市磯子区「できた♪が見える」さくらピアノ教室

横浜市磯子区「できた♪が見える」さくらピアノ教室

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

さくら みき♪

さくら みき♪

カテゴリ

日記/記事の投稿

フリーページ

お気に入りブログ

音楽コーチのコーチ… JUNKO♪♪さん
ろーずままの、ピア… *ろーずまま*さん
秋桜日記 もんちゃん0709さん
ゆかりのToybox uka58さん
pingpongpang ぴんぽんぱん666さん
2015.08.27
XML
生徒が10人いると、そのうち2人は練習しない? ピアノ教室における「2:6:2」の法則とは?

★第二回・キレイなお部屋はキレイに使いたくなります★


個人のピアノ教室を運営されている、「練習してこない生徒率が高くてお悩みの先生」は、ぜひお読みください。


レッスンミニ連載.jpg


こんにちは。横浜市でピアノ指導&コーチをしております、林美紀です。
ピアノ指導者向けプチ連載の第二回です。

前回の記事では、『10人生徒がいれば、2割はよく練習してくる、2割は全く練習してこない、6割はどちらともいえない』という「2:6:2の法則」をご紹介し、その中の「どんなにフォローしても練習してこない2割の生徒」についてお話しました。

第一回目の記事はコチラ

生徒の割合2.JPG

第二回目は、「どっちにも転ぶ可能性のある6割の生徒」に注目してみます。


★第二回・キレイなお部屋はキレイに使いたくなります★


かつて、私のピアノ教室は、「2割の生徒が練習してきて、残りの8割はピアノが楽しめていない」状態でした。

『10人生徒がいれば、2割はよく練習してくる、2割は全く練習してこない、6割はどちらともいえない』という「2:6:2の法則」に照らし合わせると……練習してこない生徒は2割のはずが、かつての私の教室は8割……いったい、どういうこと!?

それは……

生徒の割合2.JPG

上記、水色枠の「どんなにフォローしても練習してこない2割」に加えて、ピンク枠の「どちらともいえない6割の生徒」も、全員「練習してこない生徒」になってしまい、

生徒の割合4.JPG

この二つを合わせて8割になってしまった!

ということなんです(^_^;)

この、6割の「どちらともいえない生徒」は、言い方を変えると「どっちにも転ぶ可能性がある生徒」!


ところが、私のフォローがまずかったり、ハマらなかったり、そのほかいろいろな要因から、6割全員が、練習してこない生徒になってしまったわけです。

もっと上手にフォローができれば、その6割の生徒は、キラキラ輝くことができたのに(+_+)



この「どちらに転ぶ可能性もある6割の生徒」は、教室の質を決める上で重要な鍵を握っています。

この6割の生徒を上手にフォローして、少しでも「練習してくる2割」に近づけることができれば……

教室全体がキラキラ輝き、活性化していきます。


ここでのポイントは、この6割の生徒全員が、「練習してくる生徒」にならなくてもいいということ。


人にはやる気の波がありますし、成長にも停滞や反発があるのが当たり前なので、「全員がよくならないよ~~~」と、悩む必要はないんです。

少しずつ、成長していく。
いいときもあれば、悪いときもある。

そんなふり幅を受け入れて、おおらかに見守る。

でも、全体としては、いつもある程度の割合を「練習してくる」状態に保つ。
そこがポイント。


「ある程度の割合」とは……

まずは、全体の6割が「練習してくる」状態になれば十分です。

人は環境や雰囲気に左右される生き物。
全体のうち6割、つまり過半数がいい方向に傾いていれば、全体の質が落ちることはありません。

お教室の全員が完璧じゃなくても、6割の生徒さんが、ピアノとのよい関わりができていれば、「この教室、雰囲気がいい」「みんながんばってるな」というふうに見えます。

つまり、外側から見ても、内側から見ても、活気のある教室に見える、ということですね。

内側というのは、もちろん、教室に通ってくださっている、生徒や保護者です。

生徒や保護者から、自分の通っている教室が「活気のある教室」に見えると、なぜいいのか。

それは、人は、周囲の雰囲気に刺激されるものだからです。


ざわざわしている教室では、生徒みんながおしゃべりを始めます。
シーンとしている教室では、なんとなくおしゃべりをしてはいけない雰囲気になります。

人が集まっているお店には入りたくなるけれど、誰もいないお店には入りづらいですよね。

「散らかっているお部屋は散らかしてもいいか」という気持ちにさせ、「キレイなお部屋はキレイにしておこう」と思いますよね。


ピアノ教室も同じです。

全体に「ぬるい雰囲気」が漂っているお教室ですと、不思議とみなさん、練習しない方向へ傾いていきます。

大多数の生徒が、雰囲気から判断して「このくらいでいいか」と思ってしまうからです。


ピアノレッスンについてよくわかっている保護者だったら、「この教室は合わない」と感じて、教室を去ってしまうかもしれません。

全体の6割がピアノといい関わりをしているお教室ですと、生徒さんもみんな「がんばろう!」という雰囲気になります。

教室全体の6割の生徒がピアノを楽しんでいる、ということは、先生自身がレッスンに真摯に取り組み、つねに向上心を持っている証。

生徒さんや保護者は、そんな先生の姿から、

生徒さんに手をかけているな。
情熱があるな。
みんな、それぞれ楽しくピアノと関わっているな。



そんなプラスの雰囲気を感じとります。
すると、「自分もがんばる!」「うちの子も……!」という気持ちに、自然に傾いていきます。

生徒のやる気に火をつけるには、先生のがんばりだけではなく、生徒や保護者の「やってみようかな」「うちの子にも頑張ってほしいな」という気持ちが大切。

そういう下地があってこそ、先生の「フォロー」もうまくはまっていくもの!

そして、前述した通り、

どっちにも転ぶ可能性のある生徒に火をつけ、「練習してくる2割」に限りなく近づけることが、教室活性化への大きな一歩になるということですね!

次回は「フォローなしでも練習してくる2割の生徒」に注目します!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.10.01 12:15:28
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.