991470 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

横浜市磯子区「できた♪が見える」さくらピアノ教室

横浜市磯子区「できた♪が見える」さくらピアノ教室

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

さくら みき♪

さくら みき♪

カテゴリ

日記/記事の投稿

フリーページ

お気に入りブログ

音楽コーチのコーチ… JUNKO♪♪さん
ろーずままの、ピア… *ろーずまま*さん
秋桜日記 もんちゃん0709さん
ゆかりのToybox uka58さん
pingpongpang ぴんぽんぱん666さん
2016.02.14
XML
★シール表を活かすことができないピアノの先生へ★


こんにちは。コーチのさくらみきです。「できたが見える!こんなにできた表」を使って、生徒のモチベーションをアップさせる方法を、セミナーやブログを通じてご紹介しています。

やったー!26.jpg
生徒の笑顔がたくさん見られる「こんなにできた表!」


今日は、

涙ぽろり「レッスンでシール表を使っているけれど、練習してこない子は、やっぱりしてこない」

しょんぼり「できた表セミナーを受けて、シール表を始めてみたけれど、なかなか生徒のモチベーションがあがらない」

わからん「ブログで、できた表の記事を見て、独自にシール表を作ってみたけれど、なかなか成果が出ない」

そんな先生のために、シール表で成果を出す(生徒がモチベーションアップする)コツ……その中の1つをお伝えします。



さて、「できた表セミナー」を受講された方には、フォローアップ勉強会や、フェイスブックを通じて、その後の状況を伺う機会があります。

うまくいっている先生も多いですが、なかには、効果がでていない先生もいらっしゃるようです。


効果が出ていない先生の中には、レッスンを行う際、生徒への声掛けの「焦点の当て方」がずれている方が多くみられました。

「焦点の当て方」がずれている方の特徴は……


「ゼロの状態を、プラスに持っていこうとしている」です。


たとえば、全く練習してこない生徒に対し、なんとか練習してきてもらえるよう働きかける、というようなことです。

このような働きかけは、一時的によくなることはあっても、また、ゼロに戻ってしまうことが多いのが特徴です。

なぜなら、これは、基本的に下記のような焦点の当て方をしているからです。


できないことを、できるようにする(0を2にするなど)。
少ししかできていないことを、もっとできるようにする(2を5にするなど)。



という焦点の当て方です。

この考えは、決して間違ってはいないです。

ですが、

シールを貼るという要素を入れた場合……


練習してこない生徒は、練習しない限りシールが貼れない
ピアノ曲も合格しない限りシールが貼れない



ということになり、「もともとできていない」ことが、シールが貼れないことによって、より強調されてしまうんです。

これは……生徒にとってはつらいです。

シールが貼れていない。いつまでも、まっしろ。いやでも目につきます。


シール1.jpgシール2.jpg

ましてや……隣の子が、たくさんシールを貼れていた場合、自分ができていないことが、あからさまに!


先生としては

「ここ。シールが増えていないよね、もっと貼れるようにがんばろう!」(=励まし)

「何時なら練習できる?」「ご飯食べる前に練習時間を取ることはできない?」(=提案)。


そういう声掛けをしますよね。

それで奮起するタイプの子はいいのですが、できないのには生徒なりの理由があるので、そこを解決せずに、「励まし」「提案」だけでは、無理が生じます。

むしろ、マイナスになってしまうことも。



先生自身もシールが増えない表をみると、なんとか「練習してもらおう」という方向に意識が向きます。

それは、無意識のうちに「これができていない。そんなあなたはダメ」というメッセージを生徒に送っていることになるんです。もちろん、先生にはそんなつもりはないと思いますが。



では、どうすればいいのでしょうか?
そのコツを、一つだけご紹介しますね。

実は、このコツは、セミナーでもご紹介しているのですが……
ステップ1の比較的最初のほうで、さらっとご説明しているだけなので、セミナー終了後には、頭から消えてしまっている方も、いらっしゃるかもしれません。

復習の意味も込めて、再度ご説明しますね。



そのコツには、2つのステップがあります。

第一のステップは

「先生自身が、生徒のできていない部分に意識を向けないこと」です。


練習してこない。
ここが弾けていない。
これが苦手。
ここは弱い。


そういった、生徒のネガティブポイントに、あえて触れないようにすることです。

レッスンの中で触れないことはもちろん、シール表を作る際も、シールが貼れていない部分には、コメントをしないようにしましょう。

いっそのこと、できていない部分のシール表は、使わなくてもいいくらいです。

だれでも、できていないところを指摘されるのは嫌なものです。

ましてや、視覚化されていたりしたら、「できてないこと」が、あからさまになるので、逃げ場がなくなります。

すると、生徒は、「できない言い訳」をするようになります。


「やろうと思っていたけど、忘れちゃった」

「忙しくてできなかった」


それは、生徒の防御反応です。
つまり、心が閉じている状態です。

その状態で、いくら、「がんばろうね」と励ましたり、「こうしてみようよ」と提案したりしても、生徒の心には入りませんよね。

「できない言い訳」をしている時点で、生徒の心は閉じてますから。

ですので、生徒の心を閉じさせないために、まずは、できていないところに、触れないようにしましょう。



第二のステップでは、

その生徒の中で、一番好きなもの、得意なもの、すでにできているものに、焦点を当てます。


歌が上手。リズム打ちが好き。曲を作るのが好き。ワークが好き。聴音が得意。曲にタイトルをつけるのが得意。

いろいろありますよね。

そんな、生徒のいいところを見つけてあげて、


まずその切り口からレッスンを始める

それから、できたことを、生徒に言ってあげる。「○○ちゃん、これすごいね」「ここ、よくできてるね」

最後に、できた表にシールを貼るなど、それを視覚化する。


この順序で、レッスンを進めていきます。

得意なことは、いくらやっても苦ではないし、先生自身も、たくさん褒めるネタがあるので、いくらでも、心から褒めてあげられます。

シールもたくさん貼ることができます。

この、

「もともとできていることで、たくさんシールを貼る」

ここが、ポイントです。

焦点の当て方でありがちなのが、


できないことを、できるようにする(0を2にするなど)。

少ししかできていないことを、もっとできるようにする(2を5にするなど)。


でしたよね。

この、第二のステップでは、


もともとすごくできているところを、さらに強化する

ここに焦点を当てています。

つまり、7を、9や10にする感覚です。



そうなると、どういうことが起こるのか……もう、お分かりですよね。

そう、モチベーションがアップするんです。

当たり前のことですが、つい、見落としがちなポイントです。

わたしも、常に意識しておかないと、つい、忘れてしまいます。
生徒のできないことに、目が向きがちになってしまうんですよね。

生徒のモチベーションをあげるためには、まず、「できていること」に焦点を当てる。
これを、忘れないでくださいね。

この考え方をベースに、シール表を使っていけば、きっと今までとは違った効果が出てくると思います^^



さて、モチベーションが上がったところで、その後、苦手克服のステップに進みます。

このステップを踏むことで、ほぼ全員の生徒が、苦手を克服し、練習してくるようになります。



その粋を集めたのが、最新版「こんなにできた表」です。

あらゆる角度から、生徒の「できた!」を視覚化し、これから身につけるべき課題、憧れの曲、目標などが、一枚の大きな紙に集められています。

生徒の、現在過去未来が、一目瞭然なんです。

生徒のさらなるモチベーションアップに興味のある先生方。
苦手な部分も、ステップを踏みながら、克服させてあげたい先生方。

ぜひ、2016年3月31日の「こんなにできた表1日セミナー」にお越しください。

モチベーションを上げるシールの貼り方のみならず、レッスンのコツ、シール表をイベントとリンクさせ、教室全体を盛り上げるコツなど、1日セミナーの内容は、盛りだくさんです。


セミナーの詳細お知らせはコチラから

ご質問・お問い合わせはコチラから(お申し込みは、セミナー詳細お知らせページにある専用フォームからお願いいたします)

できた表の実物もご覧になれます。
たなばた会21.jpg

お会いできるのを、楽しみにしております!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.02.15 08:43:19
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.