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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:墨田区
覆麺から出てきたら、ちょうど幹事長さんが入店したところだ。幹事長さんは後に曳舟へ戻るということで、余裕のあるわしは幹事長を待つことにした。曳舟への電車では、もちろんラーメンの話ばっかりだ。曳舟に着いたらまだ5時だ。待ち合わせの時間よりかなり早い時間帯なので、幹事長さんにこのエリアのお店を案内していただいた。
この辺なら、元々「支那そば きび」の姉妹店「麺酒処 らん亭」を知っている。そして、らん亭は土日定休だが隅田川花火大会の時のみ予約の客のため営業することもわかっている。しかし、曳舟に来るということを決定したのはもう昨日のことだから、予約しても満席であろうかと思う。 とりあえず、幹事長にいろいろなこの辺のお店を案内していただいた時、幹事長と再会の約束をしてから、助さんと格さんとの待合の場所へ。そして花火が見えやすいところを探しに行った。結局信号が邪魔になったところで2時間ぐらい立って花火を見ていたが、普段くそガキ共を相手にするため毎日8時間ぐらい立っていたので、こういうことにも慣れてしまった。 花火が終わった後は食事だね。花火見物の人々の帰りで駅は込んでいるが、すでに幹事長さんに店の場所を案内してもらったので、速やかに店に到着した。T=|ナそ~ぅ幹事長がこの辺で一番お勧めの「開山」だ。 超らーめんナビで東武曳舟駅に一番近いお店として掲載された。開店直後に山本達人も訪問したが、達人に星をつけてもらえない。わしは行ったことのないお店を他人に案内しない。しかし、超らーめんナビでも評判がいいお店だ。さらに、地元の人である幹事長さんが案内してくださったので、絶対ハズレがないと思って、助さんと格さんを連れて行った。 店への途中で、いずれのお店も行列ができているので、ちょっと心配だった。しかし、9時ジャストに到着したら、先客2で行列なし。入店の前に、助さんと格さんに、幹事長から味噌らーめんとこくらーめんはお勧めだということを教えた。食券機がないので、着席してから直接に店主に注文を言う。助さんと格さんはこくらーめん、わしは味噌らーめんを注文した。 店内はラーメン屋と思わないほど広い。この広い店内に、にこにこしている店主は1人で切り盛りする。満席だったら大変そうだと思う。しばらくして、店主は同時に味噌らーめん、こくらーめんを提供。そして、業務用の豆板醤とニンニクをカウンターに置いた。 味噌スープは非常に甘みが味わえるのだ。純連、すみれ系以外のお店が出した味噌らーめんなら、だいたいみその香りを強調するが、どのように味噌を表現するのかは、お店によるものだ。因みに、スープがダメなら、味噌だけでは味が成り立たない。開山の味噌スープは、幹事長が仰った通り、芳醇で美味しいものだ。ニンニクを入れて食べても美味しい。 ちょっと平打ちした感じの中太麺は普通の麺より短いけど、コシもあるし、絡めもいい。このスープとけっこう合う。野菜の量はほかの店より少ないが、チャーシューは三枚入っている。わしの好みで固さがしっかり保っているものだから、美味しくいただいた。 助さんと格さんも、動物系の味を強調したこくらーめんのことを絶賛した。本当は、熱い日だから、味噌らーめんではなく、こくらーめんを食べたかったが、夜になったら涼しくなったので、幹事長がお勧めの味噌らーめんを食べたい気持ちは、こくらーめんを食べたい気持ちを抑えたということだ。 この地域の人は、このようなおいしいお店に通えるとは、幸せだね。達人に星をつけてもらえなくても美味しいと評価されたお店は多いが、開山もその一軒に違いなかろう!って、いつかまたこくらーめんを食べに来たいけど、わしは、来年の隅田川花火を見に来ることができるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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