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カテゴリ:美術展・展覧会など
秦は意外にも長く続いた王朝だった。紀元前8世紀に中国大陸西部の辺境に興こり、東周から春秋戦国時代には封建国家の一つだったが、政 せい という王が前231年に中国を統一し、始皇帝を名乗った。始皇帝は50歳で崩御したが、死後も帝国に君臨するか、又は仙人となるか仙薬を手に入れ不老不死となる事を目指したという。兵馬俑と始皇帝の墳墓周辺は始皇帝の死後も王として生きていく広大な街であり、兵馬俑は外敵の攻撃から街を守る役割があったと考えられる。 始皇帝が優れた軍師であり、優れた統治者だった事は良く理解出来るのだが、問題は、始皇帝が中国統一した紀元前231年から始皇帝が死んだ前210年迄の統治の後、僅か4年後の前206年に秦が滅んだことである。始皇帝の後に皇帝となった始皇帝の息子?が何か馬鹿な事をして滅んだのか?そこら辺りの説明は一切なかった。とにかく歴史では前206年に、陳勝 呉広の乱が起きて、前漢時代となり、呆気なく秦が滅んだ。 この展覧会の。始皇帝の墳墓や兵馬俑の再現は本当に素晴らしい。またこの世の理を一つか二つ知ってお利口になっちった。 本物の兵馬俑を西安まで見に行かなくては! しかもすぐ行かなくては!と固く誓った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.11.28 00:42:58
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