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諸行無常

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2007.04.20
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テーマ:ニュース(99464)
カテゴリ:環境

 経済産業省と環境省の合同審議会の報告書によると「環境税」が検討事項に上がっているらしいです、内容は、石炭、ガスなどの販売時に含まれる炭素あたりで徴税し、環境対策にあてる、というものらしいです。

 いつも通りの予想通りの展開ではありますが、他にも対策として、家電のトップランナー制度の対象拡大(業界トップの省エネ性能と同じLVの省エネを数年のうちに実現するよう義務ずけている)や、各家庭での「環境家計簿」の利用促進、バイオマス燃料の導入促進等があげられています。

 特にバイオマス燃料については、最近、ETBEと呼ばれる、バイオ燃料(植物や廃材木等から作られる燃料)と石油製品を合成した燃料が首都圏で販売が始まったそうで、コスト的には通常のガソリンよりも1~2円高いそうですが、京都議定書では、植物、材木等はCO2を吸収していたのでCO2の排出量が無しと換算する事もあり、政府が給油所に10億円程度を見込んで補助金を出すという形になっているそうです。

 ただ、バイオ燃料については、原料となるのが「さとうきび」、「とうもろこし」、「廃材木」ということもあり、特に日本は2005年には30klの生産だったのを、2005年には600万klまで増やすという事なので、農業促進に繋がるという見方や、逆に、とうもろこしはアメリカが多く作っていますが、家畜の飼料としての需要が一番多いので、とうもろこしの値段が上がると、家畜の値段が上がり、結果、食料全般の値段が上がるのではないか、という見方があり、やはり完全に素晴らしいというものは無いようです・・。

  まあ、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によれば、気温が2~3度上がれば、水不足が数十億人が水不足になるという試算も出ているくらいですので、京都議定書の支払う金額を減らす、支払う財源を確保する努力では無く、CO2の削減をする努力をして欲しいな、とは思います。

 






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Last updated  2007.04.20 22:29:52
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