カテゴリ:博物学・雑学・歴史・薬学のすすめ
クリックしてくださると、とっても嬉しいです! もっと早い時期にカメラに収めたかったのですが、撮影に至らぬままに今になってしまいました。 この場所は、渡津神之森(ワダツミノモリ)の中でも標高の高い場所であるため、この時期になっても空木(ウツギ)の花は見ることができます。 空木の和名の由来は、幹の中心が空洞に なっていることから。 別名は、旧暦の卯月(4月)に花が咲くことに由来して卯乃花(ウノハナ)と呼ばれています。 可憐な白い花は円錐花序に多数。 空木の葉は対生していて、楕円形から卵状の披針形で細かい鋸歯縁です。 葉の裏にも星状毛が多数つき、感触もザラザラしているのが特徴です。 空木には、黄疸や肺炎に効力があるといわれ、黄疸には樹皮をとって乾燥させ、煎じ液を1日数回飲むと良いといわれています。 また、肺病には果実を乾かして粉末にしたものを飲むと効果があります。 また葉の生汁は火傷や皮膚病の外用薬としても良いといわれます。 『ウツギ』 科属:ユキノシタ科 ウツギ属 落葉低木 学名:Deutzia crenata Sieb. et Zucc 開花期:5月~7月 別名:ウノハナ 原産:日本在来種 北海道、本州、四国、九州 クリックしてくださると、とっても嬉しいです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[博物学・雑学・歴史・薬学のすすめ] カテゴリの最新記事
|
|