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カテゴリ:私の意見
堀江貴文氏がようやく保釈になりました。
血迷った司直の、言いがかりじみた嫌疑で3ヶ月以上も拘留されて、まったくお気の毒でした。 一方、耐震設計データ偽造問題の方は、遅まきながら、ようやく逮捕者が出ました。 しかしながら、司直の手が、疑惑の国会議員にまで伸びるかどうかは、依然として微妙な情勢です。 この差はいったいなんなのでしょう。 一方は、経済犯罪と言われながら、脱税でさえ無い。 投資家への風聞流布という非常にあいまいな嫌疑と、あとは粉飾決算問題です。 しかし粉飾と言っても、不良資産を隠したわけでも、利益をかくして脱税したわけでもない。 損益取引と資本取引の混同という非常に専門的な内容の嫌疑です。この程度なら、通常は決算書を訂正するだけで終わりです。 他方は、一度大きな地震に見舞われれば、大量の死者が出かねない、きわめて悪質な「大量殺人未遂」事件です。 その危険性は子供でもわかるレベルの話ですから、「未必の故意」でさえないでしょう。 つまり、当事者達は、悪質な犯罪であることを最初から全て承知の上でやった確信犯だということです。 もう一度言いますが、両者に対するこの司直の扱いの差は、一体どこから来ているのでしょうか。 今、もっとも問題にすべきは、司直当局のあり方の方ではないのか。 公務員のデタラメな仕事振りが次々に明るみに出る中、警察・検察当局よ、お前もか、という暗澹たる思いがするのは私だけでしょか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.29 13:25:23
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