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カテゴリ:スマイリーの視点
グーグル関連の書籍が次々に出版され、売れています。
私も数冊読んでみました。いずれも私には大変興味深い内容でした。 いずれ、私のメルマガ「スマイリーの読書クラブ」で特集を組んでみようかと考えています。 その中で、よく取り上げられるのが、ヤフーとの比較です。 ニュースの選択一つとっても、ヤフーは人間の判断を介在させているが、グーグルは、全てをアルゴリズムに従ってコンピューターに選ばせている、というのです。 そういえば、ヤフーのニュース・ソースは圧倒的に三大一般紙と日経が多いです。 わが楽天の、インフォシーク・ニュースも大手一般紙と日経が多く、スポーツ・芸能ネタが多いせいか、大手スポーツ紙も目立つのがご愛嬌です。 これに対し、グーグル・ニュースは、トップ記事の政治ネタが、秋田魁(さきがけ)新聞だったり、中日新聞や東京新聞だったりします。 グーグルが日本でニュース提供サービスを始めた当初、大手紙が警戒してなかなかコンテンツを提供してくれなかった、と伝えられていますので、そういった経緯も多少影響しているかもしれませんが、それよりむしろ、記事のネットへの公開が「時間的に早い」ところが機械的に選ばれているのかもしれません。 例えば、甲斐智恵美さんの死が、病死ではなく首吊り自殺だったことも、ネットでは産経新聞がいち早く報道しました。私が見たのはヤフー・ニュースでした。テレビが報道したのはその丸一日後でした。 「大本営発表」の傾向が強い大手一般紙中心のニュースより、グーグルの機械による「公平なスクープ選択」の方が、ニュースの本来の役割を果たしているかもしれません。 ところで、私が情報ソースとして、週刊誌と並んで、夕刊紙の「日刊ゲンダイ」を頼りにしていますが、ここが運営する「ゲンダイ・ネット」は、ネットの世界でもよくとりあげられています。時々怪しげな記事も混じりますので、若い人にはあまり薦められませんが、しっかり「時事報道しているな。」という感じがあり、さすがです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.15 17:27:28
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