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愈々庵気まぐれ日記

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2019.12.22
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カテゴリ:都内散歩
もう長い間頻繁に通りかかる桜台駅近くの路地がある。
一軒の家のドアにいつも立派なバルーンアートが飾られている。
商売に利用しているとは思われないので住人の趣味なのであろう。
ふと気になってスマホ写真を撮ってみた。私はアニメにも漫画にも
疎いのでこのバルーンアートの意味やキャラクターの名前も分からないが
最近2か月余りの作品を時間順に掲載してみる。


四つ葉のクローバなのか「3」アは何を意味するのか?


ミッキーマウスだけは何とかわかるのだが?


ドラえもんとアナ雪は分かるがあとはサンタクロースの孫か?


かぼちゃ君が何人かいるのでハロウイーンだろうか?


12月下旬となれば私にも分かります。最近のサンタさんは
ジェットエンジン付きの宇宙船でやってくるのかな。でもサンタって
宇宙人じゃなくて北極からトナカイのそりに乗ってくるんだよね。


ここからは風船を見て考えたこと。

大きな催しがあるたびに多数のゴム風船がは放たれるが
風船はその後どうなるのだろうか思った。

山登りをする人の目安として気温は100m登るごとに0.6℃、
気圧は1000m登るごとに100hPa 下がるとされている。
しかしこれは比較的低い山に登る人の知識であって9000m級の
エベレストに上る場合はあまり当てにはならないだろう。
標高が高くなるにつれて気圧と温度がどのように変化するかは正確には
むつかしい方程式であらわされるようだが、​標高と気温・気圧が

​載っている​motohasi.netからの​数値をお借りすることにすると,

    標高0m:    気温  25℃(299T)  気圧   1013h㎩(1気圧)
    標高4000m:    気温 1.0℃(275T)  気圧  629hPa 
    標高10000m:    気温   -35℃(239T)  気圧    285hPa

気体の体積、圧力、温度の間には誰でも一度は習ったことのある
次の式が成立する。
PV=RT(P:圧力 V: 体積 T: 絶対温度、R: 気体定数)

標高0mで1Lの風船が舞い上がると体積がどのようになるかを計算してみよう。
V
(0m)=(299/1013)xR=0.295R 
           V(4000m)=(275/629)xR=0.437R
           V(9000)=(245/28)xR=0.747R

従って 標高4000mでは 0.437R/0.295R=1.48倍、
      9000mでは0.747R/0.295R=2.53倍

地表で膨らませた風船は富士山に持ってゆくと約1.5倍に膨れ
まだ風船だが、9000m近いエベレストでは
2.5倍に膨らむので破れてしまうだろう。
気圧以上に問題なのは温度で低温で、
ゴム風船は低温ではもはやゴム
とは
言えず科学的にはガラス状態なので破れるのではなく壊れてしまう。
結局5000mを超えると風船であることを保証できなくなる。

数千メートルも上がる間に残骸も気流で広く拡散してしまい、
ゴム片の落下は観測されそうもない。かと言ってかけらは
宇宙の彼方へ飛び去ってゆくのではなく、かならず地球に降って
くるので 環境汚染につながることは知っておくべきである。
野球場でラッキーセブンに一斉に放たれる風船は中身が
空気なので上昇気流に乗らない限りすぐに落ちてくる。
関西のある球団がはやらせたこの悪習は今や全国に広がってしまった。
時代に逆行すると思わないでもないが如何なものだろうか。





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Last updated  2019.12.22 17:03:36
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