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カテゴリ:教育
入学時に希望を提出しますが、必ずしも期待通りにいくとは限りません。 ですから、希望が叶わなかった生徒によっては、反抗的な生徒もいました。 何時も教壇に背中を向けて座っている男子生徒がおりました。その生徒は、左利きで、左手で普段字を書いていましたので、お先真っ暗と言うところでしょうか? 尋ねてみますと、音楽を希望していたのに書道に回されてしまった、と言うのです。 「私から音楽に変更してもらえるように、頼んでみようか」と言うと、「かまわない」と言うことでした。それで納得したのか以後、授業にしっかり参加してくれるようになりました。 書の歴史は三千年に余るものがあり、書体も沢山あリます。お習字の得意な子も、そうでない子も、書体によっては高得点が期待できますので、みんな楽しんで頑張ってくれました。 授業中、結構静かでしたので、ある先生は私に「書道を選択する生徒は、おとなしい生徒ばかりでいいですね」と、言いました。 ある時、黒板の高いところに、小さい文字で落書きされていました。 『プラムザウルス』と! 私は、大きななりして、気の小さい男の子だな、と思いました。 『ひょっとして、私って怖い先生なの?』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 4, 2008 12:00:15 AM
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