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BL駄文・華は夜ひらく

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2012年06月30日
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カテゴリ:短編 SS
BL駄文です。
興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
18禁とさせて頂きます。
ご気分を害しても当方では責任を負えませんのでご了承下さい。
では、ご理解い頂けた方は先にお進み下さい。

女装
駅からそれほど歩いていないけれど、そろそろ足が限界のようだ、だってそうだろう、朝からずっとこの格好で立ったままだもの、休みたいだけどそのような事言い出せない。
「アキ、足大丈夫?」
気にしてくれていた事に驚いた。だって、こんな気を使ってもらえるなんて無かったもの、きっと願望が夢になったんだ。まだ、僕はベッドの中で眠ってるんじゃないだろうか、だけど、足の痛さで現実なのだと実感する。なぜだろう、昨日から優しい蓮見、どう振舞えば良いのかな、足が止まると彼の足も止まった。
「どうした?僕が優しいのがそんなに可笑しいかな、到着だ、中に行こう」
テレビでしか見たことの無いホテル、ドアが開けられ現実とは隔絶された場所に連れられていくようだ。
腕を組んだまま、フロントに向かう。僕はあくまで女性を演じなくちゃならない、蓮見の彼女、なんだって自分にいいきかせて進むとフロントから声がかかった。常連なんだって事が直ぐに分かった。誰と利用したかなんて関係ないけれど、胸が痛むのは嫉妬なんだろうと思うのだけど、蓮見の恋人でも何でも無い僕には関係ないことだから嫉妬なんてしちゃいけないのだろうというのは分かってる。
手続きをして部屋に向かう間、無言のまま歩く、悪戯されたりからかわれること無く部屋に向かうと結構良い部屋である事が僕にも分かった。
「アキ」
いきなり抱き寄せられて濃厚なキスをされた。まるで恋人のように優しく、だけど、激しく舌を絡めあう。もう、立っていられないと思ったら、壁に背を預けて立たされ、スカートのなかに手が忍び込み、カサついた指が下着を下ろして肌に這わされる。いままでいろんなことをされて来たけど、これほど気持ちいいって感じた事は無い。肩にすがりつくとクスリと笑われた。
「いつも以上に感じちゃった?」
指が中心に触れると声が出そうに成ったから噛み殺したのに、今度は尻を撫でられて後孔に触れられる。
「正直になれば良いじゃない、声、聴かせろよ」
出そうになった声を必死に抑えていると体が中に浮いて視界が変わる。抱き上げられてベッドに運ばれ、寝かされ、もう一度、キスをしてくる。蓮見は上着を脱いで床に落とし、ベッドに上がると見下ろされる。蓮見の顔がエロティックに笑うとネクタイを外され、ひとつひとつゆっくり、焦らすようにボタンが外される。もう片方の手は中心を嬲る。
「はぁ、駄目、蓮見・・・だめぇ・・・」
「素直に成れるじゃないククク・・・」
喉の奥で笑われてボタンが外されて現れた首筋から鎖骨に掛けて吸われ、そこから火点いたように熱くなって、懇願の声を上げしまった。
「ひゃぁっ・・・もう、出る・・・スカート汚れちゃう・・・脱が・・・脱がしてください・・・お願いします・・・」
「やだなぁ~こんな可愛い格好しているのに色気が無いなぁ・・・どうしよう・・・このまま、止める?」
手が離された、いまの一言でイキそうだったのにジュクジュクとそこが脈打っている。出したい、だけど可愛いおねだりなんて知らない、だって教えてくれなかったじゃない、ずるいよ。
「どうしたの、言えない、このままだよ」
囁かれて耳を唇で噛まれて舌で舐められる。こんな愛され方も知らない。
「そんな顔するな、言えないよな、教えてないからね」
キスされた、どんな顔をしていたのだろう、なぜ、こんな優しさも知らない。
「君は優しくされると泣くんだね、普段は酷くされて善がる顔しか見たこと無いから新鮮だよ・・・だからもっと泣かせてあげる、そして、教えてあげる、泣いて善がっておねだり出来るように、そしてもっと可愛いお願いが出来るように・・・ね」
もう一度、キスされ、首筋をくすぐられて手が全身を撫で回す、こんな愛撫も知らない、熱い、全身が焼けるように熱い。欲しい蓮見の熱がもっと欲しい、なんて言えばいいの、教えてくれるって言ったのに、教えてよ、なんて言えばいいのか今すぐに、欲しい。
「あ、あ、もう・・・お願いします・・・ご主人様の・・・を下さい・・・」
こんな言葉しか言えないよ、これじゃ駄目なの。
「それじゃぁ・・・駄目・・・だよ・・・良いかい『蓮見が欲しい』って言えば良いんだよそして『愛している』って言ってごらん」
『愛』なんて分かんない、僕は蓮見を愛しているのだろうか、この熱い体を何とかしてくれるならば、なんだって言える。何だろう、蓮見の変化、愛されているのかなって勘違いしてしまいそうになる。そう思った瞬間、乳首を抓られ、その良さに体が跳ねた。もう、駄目だ、持たないスカートを脱がしてもらわなくちゃ、蓮見がどうとかって言うのはもういい。
「愛しています・・・蓮見が欲しい・・・お願い・・・します・・・」
スルリとスカートが外された、なんだか凄い格好だと思っていると揶揄された。
「よく言えました、脱がせてあげる、素肌の君の方が魅力的だからね・・・それにしても・・・ガーターベルトにニーハイのソックスだけっていうのもそそるね・・・次から・・・その格好で外でするか・・・?」
蓮見が愉しんでいる。だけど、どうでもいい、四つん這いになってオネダリのポーズをとる。
「そんなにがっついて、火が点いた?積極的だな・・・良いだろう・・・上げるよ・・・僕を・・・」
入ってくる熱くて硬い蓮見自身、こんな風に感じたことなんて今まで無かった。僕の胎内(なか)で動き出す。
「あ、あ、やぁ・・・そんなにしないでぇ・・・」
前を触ることさえ許されない、手を伸ばそうとすると阻まれてもどかしいけれど、それ以上に胎内(なか)の好さの方が勝ってる。
「いつも・・・以上に、熱いじゃないか・・・絡み付いてうねってる・・・おっさんに触られたからか?」
「ち、ちが・・・ちがう、やぁ、蓮見・・・蓮見・・・だから・・・あ、あ、あああ~」
胎内で蓮見のが大きくなったのを感じた。
「だめ・・・もう・・・蓮見・・・」
出ちゃう、だけど許可がないと出せないって教え込まれてる、どうしたら良いの彼は許しをくれない、背中で蓮見も荒い息を上げている。珍しい、普段は淡白なのに触れる手は熱くていつも以上に荒々しい。
「僕も・・・駄目・・・アキ・・・イクよ・・・」
「あ、あ、蓮見・・・出ちゃう・・・やぁぁぁ~」
胎内に出された白濁、それを感じて僕も吐き出してしまった。それなのに体はまだ熱いまま、蓮見は僕を抱き寄せてキスをくれた。変だ、いつもは許可なくイッたら怒られるのに、本当に僕の中に居るのは蓮見なのかって疑問、それを打ち消すように蓮見が動いた。
「や、蓮見・・・ひゃぁ・・・」



あくまで後編です!
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最終更新日  2012年06月30日 11時43分23秒
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