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2007.06.10
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カテゴリ:昆虫(キジラミ)


 マクロレンズを買って等倍接写が簡単に出来る様になってから、今までよく見えないので無視していた、5mm以下の小さな虫が気になって仕方がない。

 先日も「何時ものベランダの椅子」で一服していると、目の前のクリスマスローズの葉上で何かが周期的にチカチカ光っている。極めて規則的で、ほぼ0.5秒間隔で光ったり消えたりしている。一体何だろう?

 早速マクロレンズで覗いてみると、小さなキジラミの1種が逆立ちをしていた。体長2mm、翅端まで3mm、等倍マクロの限界をやや超えている。

 このキジラミが、体を周期的に左右に振っている。翅に陽が反射した時にのみ光るので、周期的に光が点滅している様に見えるのであった。

 数コマ撮ったところで、ピンと跳ねて、何処かへ行ってしまった。まるでヨコバイの様な敏捷な動き。


キジラミの1種1
キジラミの1種.体を向かって右に傾けている(2007/05/27)



 このキジラミ、種類はよく分からない。普通のキジラミ、例えば先日のトベラキジラミなどとは異なり、体長に比し随分と翅が長く、また、動作は機敏。クストガリキジラミかも知れないが、情報不足で判断できない。

キジラミの1種2
上の写真とは反対に左に体を傾けている(2007/05/27)



 しかし、一体何をやっていたのだろうか? 求愛の踊りとしか思えないが、周りに求愛の相手なぞ見えず、居たのはこのキジラミ1匹だけである。実際には居たが見えなかったと言う可能性も否定できないが、キジラミは普通は集団的な生活をするから、求愛行動など不要に思える。或いは、単独生活をするキジラミなのだろうか。

 この写真を撮ってから数日後、また、同じ所で同じ種類のキジラミが同じ行動をとっていた。この時は、近づいただけで逃げられてしまったが、これでこの奇妙な行動が、この種類のキジラミにとって決して異常なものではないことが分かった、と言って良いだろう。


 「踊り」をしていたのは、よく陽の当たる場所である。こう言うところで体を周期的に振れば、周囲に一定周期で反射光を送ることになる。やはり、同類に向けての何らかの信号と考えるのが普通だろう。

 世の中、不思議な行動をとる虫が居るものである。もし読者諸賢の中に、キジラミのこの様な行動に付いて何らか情報をお持ちの方あらば、是非御教示を賜りたい。







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最終更新日  2009.02.16 11:45:54
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