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2009.07.28
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カテゴリ:昆虫(その他)


 一昨日、ベランダの椅子で一服している時、目の前のクリスマスローズの上で体長2mm位の綺麗な黄色をした虫が浮遊しているのに気が付いた。以前掲載した「ハモグリバエの1種」かも知れないが、全身が真っ黄色に見えたから多分別の種類であろう。「庭を漂う微小な羽虫」シリーズには最適と思い暫く追いかけたのだが、残念ながら撮る暇もなく見失ってしまった。代わりに見付けたのが、このミドリグンバイウンカ(Kallitaxila sinica)の幼虫。ウンカやハゴロモ類の幼虫にはお尻に妙なお飾りを付けている種類がかなりあり、このミドリグンバイウンカの幼虫もその一つである。



ミドリグンバイウンカの幼虫(終齢)1

キショウブの葉に張り付くミドリグンバイウンカの幼虫

体長4.0mm.お尻から出ている針?は一体何の為?

写真クリックで拡大表示

(2009/07/26)



 ミドリグンバイウンカの成虫は、我が家では専らクチナシに寄生している。しかし、これまでクチナシの葉裏を幾ら探しても幼虫は見つからなかった。見付けたのはキショウブの葉の低い位置。些か撮り難かったが、まァ、何とかなった。

 体長は4.0mm、成虫と大して違わないから、終齢幼虫であろう。しかし、キショウブの草むらに居るとは思わなかった。幼虫と成虫で寄主が違うのであろうか。

ミドリグンバイウンカの幼虫(終齢)2


横から見たミドリグンバイウンカの幼虫

殆ど真っ平ら.写真クリックで拡大表示

(2009/07/26)



 ミドリグンバイウンカは半翅目同翅亜目ハゴロモ上科グンバイウンカ科に属す。しかし、九州大学の日本産昆虫目録データベースを参照すると、何故かドリグンバイウンカ(Kallitaxila sinica)は載っていない。Kallitaxila属は5種載っているのだが・・・。

 尚、Internetでミドリグンバイウンカを調べると、学名をKallitaxila sinicaではなく、Kallitaxilla sinicaとしているサイトが少なからずある。九大目録や東京都本土部昆虫目録では前者を使用しており、また、前者の属名で検索すると約3000の主に国外のサイトがヒットするのに対し、後者の属名では日本と台湾の若干のサイトがヒットするだけである。後者の属名は書き間違いであろう。

ミドリグンバイウンカの幼虫(終齢)3

前から見ると、潰れたカエルを連想させる

写真クリックで拡大表示

(2009/07/26)



 実は、前回の掲載で、画像倉庫が遂に満杯になってしまった。楽天(株)がこんな50MBなどと言う時代錯誤の容量を変更する気がないのは、楽天ブログはアフィリエイトで売り上げを伸ばす為の一つの手段に過ぎず、その文化的・社会的意義を全く評価していない証しだと思う。アフィリエイトで儲けるのが目的ならば、古い写真など意味がないから、50MBあれば充分と考えているのであろう。儲け第一で、Weblogのその他の意義を認めていないのであれば、今後、会社の事情で何時楽天ブログを閉鎖するかも知れず(楽天はかつて古本屋街を含む楽天フリマを簡単に破棄してしまった。膨大な古書に関するデータベースであったのだが、他に譲る事もせず一方的に放棄してしまった。古書の持つ分化的・学術的価値を全く認めていない証左である)、この様なところでWeblogを続けるのは些かの不安があるが、最近は何故かアクセス数が急激に増えており、他所へ移るのも何となく憚られる。

 画像はフォト蔵などの外部の画像倉庫から引っ張ってくることも出来る。しかし、画像倉庫がメインテナンス中であったりすると文章だけが出て写真は表示されないから、読者諸氏には大いに御迷惑をかけることになってしまう。

 ・・・と言う訳で、遂に楽天の手の内に落ち、画像倉庫を拡張した。今回を含め、以降は画像の容量など全く気にする必要がないので、可能であれば写真を拡大表示出来る様に「仕様変更」した。拡大可能な写真は2ピクセル幅の黒枠で囲ってある。拡大したときの大きさは画像の精緻さにより様々である。また、画質も幾分向上させた。緑色が赤っぽくなるのが少しは改善され、彩度が少し上がると思う。その代わり、写真が多い場合は、そのロードに今までより多少の時間がかかることが予想される。







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最終更新日  2009.08.11 20:38:37
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