カテゴリ:日本の政治と政治史
クロニクル 消費税法案成立
1988(昭和63)年12月24日 もう19年前になりますが、この日の参院本会議で、当初税率を3%と定めた消費税導入法案が、25時間ものマラソン審議の上で、ようやく成立を見ました。 社会、共産両党は、時間切れを狙って、徹底した牛歩戦術をとって抵抗しましたが、この日未明大型間接税を導入する「消費税」法案は,可決成立しました。 財政再建の旗印の下に、大型間接税導入計画を最初に打ち出したのは、79年の大平内閣が提案した「付加価値税」構想でした。この構想が潰えた後、中曽根内閣が導入を計画した「売上税」もまた、野党や国民各層の激しい反発を受けて、陽の目を見ませんでした。 3度目の正直で、ようやく税率を3%とした消費税が日の目を見たのです。導入は翌89年の4月1日。97年4月には、税率が5%に引き上げられて、今日に到ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.24 02:04:48
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