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カテゴリ:老犬ホスピス
■「絶望」から「希望」 2016年3月25日 動物保護管理所の檻に 収容された1匹の老犬。 この老犬から感じたものは「絶望」 全てのことに疲れ切ってるような 諦めの感情だった。 だけど・・・ 日に日に印象は変わった。 会う度に、こっちが選別されてるような 不思議な感覚だった。 生きることへの「希望」を 見出したのかもしれない。 私へ向ける老犬の目(審査)は、 日に日に厳しくなっていた。 「お前は信用できる人間なのか?」…と。 私はどうやら無事に、 判定合格したようだ。 でも・・・
レスキューしてからが本番だった。 私は、ひとつひとつの行動、表情等、 この老犬から観察されてる立場だった。 どうやら、私への判定は まだ続いているようだった。 (何次審査まであるんだろう?) 人間側から言わせて頂くと、 ひとくせもふたくせもある 気難しい犬… それが「ボニー」という犬だった。 ■ 群 れ デ ビ ュ ー 先輩犬から一気に囲まれるボニー ボニーは、群れのリーダーが 誰なのかを瞬時に感じ取り、 リーダー「パン」の元に、 自ら挨拶に行った。 いやいや、 ボニーの優等生行為は、あまりにもデキすぎてない? 「違和感」しかなかった。 だって、 檻の中から人間を判定する強い犬。 自尊心と我が強い犬。 それが、本当のボニーなのに…。 「群れの中では、 本性を隠した方が良さそうだ」 ボニー自身で、判断したのでしょう… ボニーは賢い犬だから。 「従順でカワイイ普通の犬」 ボニーをそのように扱うと、 ふとした瞬間に本性が出る。 「オレに指示すんじゃねぇよ!」 「オレが望んでないことすんじゃねーよ!」 睨み、唸り、咬む仕草も見せた。 ボニーはなぜ、従順を演じているのか? 理由は分からないけど、 「演じなくても良いんだよ」 私からボニーへの願いだった。 自分らしく生きて欲しい…と。 ※「ボニー最期の判定」に続く レスキューした子達、 今、レスキューを待ってる子達を、 私たちと共に、 守っていただけないでしょうか…。 ▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美 ▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ ▼〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ) ▼「いのちのはうす保護家」HP ▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP ▼「いのちのはうす保護家」公式ブログ ▼「いのちのはうす保護家」Facebook ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebook ▼山下由美代表Facebook ▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagram ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagram お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月29日 21時55分32秒
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