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みやざき動物愛護センター

2018年06月22日
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テーマ:動物愛護(568)
​​​~「限界なんです」続き~

ですが・・・

「5匹しかレスキュー出来なかった」
という後悔。


まだまだ緊急性のある子達に、
背を向けて帰れた自分の行動への「違和感」。

今の私にはそれしかありませんでした。

エイズ陽性で、酷い口内炎。
痛くて痛くて鳴き声をあげながら、
生きるために必死にご飯を口に運ぶしかない
この子達・・・​​​







​痩せ細った体で、子猫を必死に守ってる母猫の姿…​
​​




下半身麻痺で、感覚があまりないハンデの中、
懸命にイキんで命がけのお産をした母猫…



残念ながら、下半身の感覚があまりなかったため、
可愛い我が子を押しつぶしてしまいました…。

なんで我が子達が死んだのか…
この子には理由を知る事も出来ません。
あまりに哀しい事故でした…。





衰弱の激しい成猫も沢山います。






乳飲み子猫でセンターに来て、
エイズ陽性が判明し、
ケージの中しか知らずに育った兄妹…。

もし、また、エイズ陽性の子が収容されたら…
殺処分の対象になる兄妹です…。

​​

もちろん、愛護センターのフロアに
ポスターを張ったり、
エイズ陽性でも引き取り先があればと
職員さん達も一生懸命考えて下さいましたが、
収容されもうすぐ一年・・・

もう限界なんです。
この子達も、愛護センターも…




どうか、あと一歩動き出すための力を
お借りできないでしょうか…
ご支援、サポート、よろしくお願い致します。

宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美​​​

郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ

〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 
090-4484-5165(担当フジイ)

いのちのはうす保護家」
お問合せ先は、
HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 

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最終更新日  2018年06月22日 15時22分54秒
テーマ:動物愛護(568)
​愛護センターには、
猫だけで120匹収容されています。
どの部屋もいっぱいになり、
隔離室、手術室にも、
簡易ケージを置いている状態でした。



「​限界ギリギリまで殺処分はしたくない!​」
という職員さん達の想いなのだと感じました。

「劣悪な環境」一言で言えばそうなのかもしれません。
コクシ、
カビの仔、
健康な子、
風邪の仔、
病状の違う子ごとに部屋を分ける余裕すら
今の愛護センターでは不可能です。



通常服薬とトライキル消毒セットであれば、
三日で落ちるコクシも、
一ヶ月で完治するカビも、
風邪ひきさんも、
​ピンポン感染が続いているようです。



コクシの仔の隣ケージ、下段には、
健康な子や異なる病気の仔…

止まないピンポン感染。

でも、場所が無いんです!



本来ならば、コクシだけの子達を全員預かり、
一気に3日で仕上げて、センターにお返ししたい。

それが理想なのですが、当施設も空き部屋がありません…。

今、なんとか出来ないか…協力できないか…
それを考えているところです。
​​


狭い猫舎にギュウギュウに詰められた子達…

職員さん達も、温度調整や湿度を
一生懸命、頑張って管理されておりましたが、
部屋の大きさに対して、あまりに多い猫の数で、
なかなかうまくいかない様子でした。

早く病気を完治して、
譲渡猫室に移動させてあげたい…
早く飼主さんとの出会いの場を作ってあげたい…
職員さん達の想いが、痛いくらい伝わります。

先の見えない仔、譲渡猫に回れない仔…
この子達を中心にレスキューすることを決めました。

1つでもケージが空けば…
1匹でも治療や管理の職員さんの手が空けば…
​​


スタッフに申し出ました。
会計担当スタッフに、スッと印刷された用紙を渡されました…
「今の保護家の現状だよ」…と。
​​​​​​​​​

銀行口座には、​残金184,404円、​
ゆうちょ口座には、​残金68,753円、​
​これが、「いのちのはうす保護家」の現状でした。​


「今月の施設維持費の支払い、医療費その他諸々、
7月1日…会の資金はゼロになります。
それでも・・・?」

「うん…それでも行く。行かせてください」



数年前、主人と大喧嘩した事を思い出しました。
キツイ、辛い、資金がない、そう弱音を吐いたときに
「頑張りが足りてない!
好きな事をしてるんだから、

睡眠時間を削ってでも頑張れ」
そう言われたときに、私はキレました。
「はぁ?睡眠時間4時間やとよ?
それでも頑張りが足りんってや!
私に死ねって事や!」

でも、今になって主人の言葉は
正論だと気付きました。

ひとつの命を守るためには、
何か一つ捨てなきゃいけない。
ひとつ犠牲にしなきゃいけない。

死ぬ気で守れなきゃ、
死ぬ覚悟で守らなきゃ、

命を背負う資格なんかないんだと…。

愛護センターに向かう道中、
涙しか出てきませんでしたが、
センターに到着して、
この子達の姿を見たときに、
モタモタ、メソメソ、堕ちていた自分を
すっかり忘れていました。




エイズと白血病の成猫。
左目は見えていません。



交通事故でしょうか…
あごの骨が口の中に飛び出ていました。
事故の衝撃で骨盤辺りの骨折もあり、
真っ直ぐ歩行する事ができません。

​この仔をレスキューしました…。​



白血病預かり専門の藤井副代表自宅にて、
預かりをお願いしました。



副代表の自宅も、預かり犬猫だけで
キャパを超えております…。


この仔も、エイズ白血病の成猫です。
身体中毛玉だらけで、ボロボロでした…。

​​​

そして・・・
腎不全末期・・・
残された時間は僅かしかありません。
この仔には、介護と看取りしか残されていません。



外猫として、エサやりさんから
命を繋いでもらっていたのでしょうか…
身体中の傷跡…過酷な年月だったと思います。



残りの時間、何かに怯える事無く、
穏やかで優しい時間を過ごせればと、
レスキューしました。

白血病なので、この子のお世話や点滴等、
触れる人間もスタッフのみと決めて、
私のパソコン部屋に連れてきました。



この子は、体の大きな成猫。
かなり脱水症状が出てて、
フラフラとしか歩けない状態だったので、
レスキューしました。



即入院となり、点滴を250入れても、
直ぐに吸収してしまう位との事でした…。

この子も腎不全末期です…。



「猫ホスピスルーム」にて、
この子の居場所を確保しました。
残りの時間を大切にして、
向き合っていきたいと思いました。

1日でも長く生きれますように…





この子は、まだ子猫ですが、
下半身麻痺でした。
ビビりさんですが、麻痺が無ければ
確実に譲渡猫に回れた仔なのに…



自力でトイレができません。
圧迫排尿が必要なため、
​レスキューしました。​







この子も、下半身麻痺でした。
こんなに小さいのに…
生後1ヶ月位だと思います。


この子も、圧迫排尿で人間の手が要るので、
レスキューしました。
完全な麻痺ではなく、
多少の痛覚は残っているようなので、
もしかしたら、自力で立ち上がり、
トイレも出来るようになるかもしれません。​
最近、骨には異常が無く神経から来る下半身麻痺の仔が
多いように思いますが・・・
毒性の物を口にしてしまったとか…?

会の資金が一週間で底をつく状態だと分かっていながら、
5匹レスキューした判断は、
間違っていたのかもしれませんが・・・

​※長くなるので次記事にて・・・​
お願い事ばかりで申し訳ございません。
医療費のご支援を、呼びかけさせてください。
どうか、よろしくお願い致します…。
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最終更新日  2018年06月22日 15時02分07秒
2018年05月18日
テーマ:動物愛護(568)
​​​​
レスキューご報告していない子達のご紹介です。



フー太は、左眼球の損傷で愛護センターに確認したところ、
譲渡猫に回せないとの事でレスキューしました。



一時は衰退していったのですが、
また飛び出したりの繰り返し。

飛び出した時に、痛みを伴うようだったので、
眼球摘出手術を決断しました。



フー太、本当によく頑張りました!



現在は傷口も完治して、保護猫カフェの
「いちごルーム」に移動しました。



先輩猫達ともあっという間に仲良しになり、
甘えん坊でヤンチャなフー太、
猫カフェ生活を満喫しています。

​手術費用は「フー太足長基金」達成額に届きませんでしたが、​
保護猫カフェのお客様のご支援金で、
なんとか手術費用を集める事ができました。
フー太のご支援、本当にありがとうございました。




愛護センターで、エイズ陽性だった子。
この仔もレスキューしました。
人間が大好きな凄い甘えん坊な男の子。



検疫を経て、すでに保護猫カフェデビューしています。



エイズの子達のお部屋「ラムネルーム」に居ます。




愛護センターでは、なかなか顔を見せてくれなかった子。
左眼球が無く、右目も見えていない状態でした。
外の音が声が怖かったのでしょう…

この仔もエイズ陽性でした。



​この仔も検疫を経て、
保護猫カフェの「ラムネルーム」にデビューしています。
左の眼球も、徐々に見えるようになってきたようです。



​真っ白の長毛な綺麗な子…「サララ」



体が小さく、子猫のように見えますが、
年齢は5歳前後。お産経験もあるようでした。





この子と初めて会ったのは、昨年の11月。

後両脚の付け根の皮膚が裂けてて、
11月からずっと、腰に包帯を巻いてて、
包帯を取らないようカラーを着けていました。



会う度に着けていました。

毎日毎日獣医師さん達が
消毒を繰り返していましたが、
一向に良くならないそうで…

人間が大好きで甘えん坊な子。
譲渡室に行ければ、直ぐに飼主さんが決まりそうな子。

だけど・・・

いつ完治するんだろう?
いつ譲渡室に行けるんだろうと、
いつもこの仔が気になっていました。



包帯とカラーの生活が約半年続き…
レスキューする決意をしました。

完治する保証はないけど、かかりつけの獣医師さんと、
違う方法を試してみたいと思ったんです。

最終的に、包帯と薬を止めて、
自然治癒力に任せる事にしました。

​命名「ビックリン」。​
ビックリンの自然治癒力は最強でした!



すごいスピードで皮膚が再生していき…
一ヶ月もしないうちに、保護猫カフェデビューも!



ビックリンは、保護猫カフェ「オレンジルーム」にて、​
一番の甘えん坊さんです。





​愛護センターで、「自分に気付くな、見るな!」と、​
強いオーラを出していたこの仔。
約4ヶ月間、愛護センターで会ってきましたが、
その都度、自分の気配を消そうと必死さが伝わっていました。



口内炎も酷く、シャーシャー威嚇もあり、
​譲渡猫に回るのは不可能…チャンスはゼロでした。​



ガリガリにやせ細り衰弱していましたが、治療は困難。

もう看取りしか残されていないような気がしたので、
レスキューしました。



名前は「ミトちゃん」。
スタッフが毎日毎日、ミトちゃんに声をかけて
抱っこして、なんとか警戒心をとってあげようと頑張ってますが、



抱かれているミトちゃんから聞こえるのは…
「今、抱かれているのは私じゃない!私じゃない…」
ミトちゃんは、いつも心を無にするのです。

抱かれているミトちゃんからすれば、
自分じゃないから、大人しく抱かれます。
攻撃する事も、威嚇する事も一切ありません。

「だって、これは私じゃないもん」…と。​
ミトちゃんの警戒心、恐怖心は相当なものなのです。



なので・・・

降ろした瞬間、我に返り「シャーっ」と威嚇します。

スタッフの愛が、ミトちゃんに伝わる日が来ますように…。



ミトちゃん・・・
あんたはこんなにもスタッフに愛されてるんだよ…
愛おしい存在だと思われているんだよ…。





先日、レスキューへのお力添えを、
厚かましくも呼びかけてお願いしたこの子達、


結果的に厳しい状況ではありましたが、
取り急ぎ、3匹をレスキューしました。





エイズ白血病の仔、命名「ドロップ」。



スタッフが自宅預かりを申し出てくれました。





命名「ミンミン」1歳位の女の子です。



耳の腫瘍は、想像以上に大きなものでした。

腐敗臭もすごく、どうなるかと心配でしたが、
無事、腫瘍摘出手術を受ける事ができました。



ポリープの可能性も高いとの事で、
今、病理検査の結果待ちです。

まだ斜頸はあるので(斜頸は完治しないかも)、
お水も自分で飲ません。歩く事もあまり出来ませんが、
必ず奇跡が起きる…そんな気がするのです。




検査結果、この子は皮膚ガンでした。
しかも、進行の早い皮膚ガン…。
​命名「うらら」。​
由来は「麗らか」です。
残り僅かな時間、麗らかな時を過ごせますようにと…。



一日一日、皮膚が溶けていくのが分かります。



この写真は、数日前に撮ったものですが、
今現在、すでに眼球も溶け始めました…。

「うらら」は、猫のホスピスルームに居ます。

「うらら」は何を望んでいるんだろう…


「猫ホスピスルーム」では、
みんなが生きようと頑張っています。
日々、口にできる物も違い、
一日置きの点滴を必要としている子達。
ノンちゃんは、首と後足付け根のリンパが腫れ、
検査入院を経て、病理検査の結果待ちです。
どうか…リンパ腫ではありませんように…



お願い事ばかりで申し訳ございません。
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最終更新日  2018年05月18日 17時54分52秒
2018年05月11日
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愛護センターには、負傷猫や持込み猫達が
増えていました…。

けが?
鼻がありませんでした…。
呼吸はズーズーいいながらちゃんとできています。
ご飯も水もちゃんと口にできるようです。



白いのは軟膏だと思います。



顔も晴れ上がり、痛々しさを感じましたが、
そんな状態でも、この子は人間が大好きで
この仔から不安や恐怖心は一切感じられませんでした。





​この仔は、左耳に大きな腫瘍を抱えていました。​
耳の穴が全部塞がるくらい…。
手術はとても難しいレベルだそうです。
愛護センターでは手術が出来ないとの事でした。



取り急ぎ、かかりつけの獣医師さんにこの子の写真を見せて、
レスキュー出来た際には、是非この仔をお願いしますと
すぐに連絡を入れました。
なんとか、腫瘍を取って頂きたい・・・
なんとか、生き延びて欲しい・・・





この仔を見たときに、冷静さを失ってしまいました。
目つき、口元…まるでトランプが目の前に帰ってきたようで、
申し訳ないのですが、涙が出てしまいました。

​トランプに会えたような気がして…。​



​愛護センターでは「スペード」という仮名がついてました。
トランプにそっくりだったから、
スペードという名前を付けてくれたそうです。

性格もトランプにそっくり…

もちろん、この子はトランプではない!
正論を言えばそうなのですが・・・

でも、正直な気持ちを出すと、
トランプに似てるから連れて帰りたいと
思ったのかもしれません。

人間は身勝手ですね…。ごめんなさい。



ですが、スペードは「AIDS・白血病」でした。

白血病の子は、私達には連れて帰る事ができません。
エイズよりも感染率も高く、人が出入りしている
当施設では自信がないのです。
ちょっとした油断、ミス、絶対にあってはいけないから。

だけど・・・

​(昨年4月に愛護センター内で撮ったトランプ)​

トランプ・・・
私も鳥越店長もどうしたら良いと・・・?
分からない・・・
私達には分からない・・・





この子達ではなく、愛護センターの1室は、
「持込猫」でいっぱいでした・・・。

10匹、同じ飼主からの引取りです。

飼い主を批判するつもりはありません。

最初は、私達と同じ志だったと思うから。

だから、不妊去勢手術もちゃんとしていたんだと思います。

ですが、どんな事情があったとしても、
犠牲になるのはいつも犬猫なんですよね…。



10匹中、6匹が猫エイズでした。

保護した時にエイズだったのか、
自宅でエイズに感染していったのかは分かりません。

エイズ陰性の4匹は、毛ヅヤも悪くないし、
まだ若いので、判定に合格して
譲渡猫に回れる可能性もありますが、
100%ではないけど、エイズの子達が
譲渡猫室に回れるのは厳しいかもしれません。
​1匹ではない、6匹ですから。​

エイズ陽性の子達をなんとかレスキュー出来たらと
思うのですが・・・

当会のエイズ陽性のお部屋は6畳しかなく、
その中に6匹います。

迷ってる場合じゃないと分かっていながらも…
躊躇している自分に、ただただ腹が立ちます。

​白くん オス(去勢済み) エイズ陽性 8歳。​
10匹の中で、一番人懐っこい子でした。




​チャオくん オス(去勢済み) エイズ陽性 6歳。​
少しだけ人見知りさんでしたが、
直ぐに馴れる子だと思います。





​ミミちゃん メス(避妊済み) エイズ陽性 15歳。​
慢性鼻炎気味との事でした。
ミミちゃんも人懐っこい子でした。15歳と高齢です…





​ママちゃん メス(避妊済み) エイズ陽性 6歳。​
酷い口内炎です。二週間に一回、
炎症を抑える注射が必要かと思います。





​マユちゃん メス(避妊済み) エイズ陽性 15歳​
この仔が一番口内炎が酷かったです。
いつも口元を自分で拭いてようで、手もよだれで荒れていました。
この仔も炎症を抑える2週間毎の注射管理が必要です。





​花ちゃん メス(避妊済み) エイズ陽性 16歳。​
この仔が一番の高齢です。
ずっと寝ていて性格は分かりませんが、
人見知りも無く穏やかなおばあちゃん猫だそうです。
この仔も口内炎のため、管理が必要な子です。



エイズ陽性でも家族として迎えられる環境の方、
どうか、1匹だけでもご協力頂けないでしょうか…

高齢の子達の空輸は厳しいかと思いますが、
なんとか陸路で行ける所まで連れて行きたいと思っています。
どうか、どうか、よろしくお願い致します。

そして・・・
ケガの子達の手術費用が
全部でいくらかかるのかまだ全く分からない状態ですが、
私達に、ケガの子達、エイズ陽性の子達をレスキューする
お力を貸して頂けないでしょうか…
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最終更新日  2018年05月11日 15時42分32秒
2018年05月02日
テーマ:動物愛護(568)
​​​​​
この前まで、「いのちのはうす保護家」老犬ホスピスには、
多くの老犬や、ハンデのある子達で溢れかえり、
Maxの時期は、ケージを二段重ねたり、
真ん中の通路にもケージを置いたりもありました。



介助、介護に疲れ果て、
いつの間にか行き倒れのように、
このお部屋で眠ってしまう事も多々ありました。



この写真に写っている子達、
しろじぃも、チャージも、トミーも、ハクも…
もういません。
介護をしたのち看取りました。

この子達の匂い、重み、手の平から感じた体温や毛ヅヤ、
今でも鮮明に体が覚えています。
どんなに時間が経過しても、一緒に過ごした時間は、
ついこの間のように感じます。



現在、ケンジの24時間介護の真っ最中で、
三時間置きの授乳中の子猫達も居ます。

私自身も、立て続けに介護と看取りが続き、
精神面でも、これ以上の事をしてはいけない…
いいえ、現実的に考えると、
キャパはこれが限界だろうなと分かってはいるのですが、
どうしても頭から離れない子がいるんです。

愛護センターに収容されている「ギンジィ」という老犬です。

ギンジィとの出会いは、昨年の7月23日。



ギンジィは、その後無事判定に合格し、
愛護センターの「譲渡犬室」に移動出来ました。



ギンジィが譲渡犬室に移動し、
新しい飼主さんとの出会いを待つだけとなった日以降、
私とギンジィは、ほとんど顔を合わせなくなりました。

私の役目は、その前の段階の子達、
バックヤードから出れない仔達と向き合う事だから。

職員さんと一緒に、
愛護センターの芝生の上、陽を浴びながら
楽しそうにお散歩しているギンジィにバッタリ会うと、
微笑ましさしかありませんでした。

早くお家が決まると良いね…って。



だけど・・・

ギンジィの後から「譲渡犬室」に来た犬達には、
次々に新しいお家が決まっていく中、
一年近く経っても、ギンジィにだけはお声がかかりません。

やはり、老犬を家族に迎え入れたいという方は、
なかなかいらっしゃらない…というのが現実です。



去年の夏に初めて会ったギンジィよりも、
足取り、顔つき、背骨の角度、斜頸…
老化は確実に進んでいました。

譲渡犬室で老いたギンジィを見たときに、
ギンジィがバックヤードに居た頃を思い出しました。

いいえ・・・

正確には、あのときの自分の判断と行動を思い出したのです。
ギンジィではなく、緊急性を感じた他の子達を
優先的にレスキューしてた自分を…。

ミヤマン(7月レスキュー後永眠しました)​



キューちゃん(8月レスキュー後永眠しました)​



コッシー(7月レスキュー後永眠しました)​



サラ(8月レスキュー後譲渡しました)​



くぅ(8月レスキュー後保護猫カフェ在籍)​



バトン(8月レスキュー後譲渡)​


あの時、ギンジィもレスキューしてたら!
あと1匹だと頑張っていたら!
いいえ、なぜ私はあのとき頑張らなかったのか…

老いが進行したギンジィとの再会で、
そんな後悔が出て来るようになりました。

ギンジィを、室内で体温調整に気を付けながら、
大切に飼って下さる方はいるのか…?
不安はどんどん膨らむ一方でしたが、
冷暖房完備の愛護センターで最期の時まで過ごすのが
ギンジィの身体にも負担はかからないんじゃないか…?

頭の中は、論理的に向かせようと
必死で動いてたようでしたが、
いつまでたっても、心が納得する日は訪れませんでした。



保護家に来ることが「幸せ」だと、
自信もっては言えない…。

だけど、昼はドッグランでギンジィの好きなように
自由に過ごしてもらい、
夜は冷暖房完備の室内で、ゆっくりして欲しい…。



もし可能であれば、私に、保護家に、ギンジィに、
レスキューするお力を貸して頂けないでしょうか…

日中は、スタッフとボランティアさんの力を借りながら、
24時間体制でギンジィも看ていきたい…

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最終更新日  2018年05月02日 04時08分31秒
2018年02月16日
愛護センターに収容され、保護期限の切れた子。
この子のレスキューに向かいました。



結膜炎が悪化したのでは?との事でした。

右眼球は、衰退したのではなく、
おそらくポロっと落ちたのでしょうとの事。

左眼球もいつ落ちてもおかしくない状態でした。

当施設には、内臓系の悪い子も多くて、
その子達管理だけでも、人手と資金が不足がちで、
正直レスキューに迷いがありました。

ですが、今、ここに居る子達は、
同じように大病や大けがを
乗り越えての「今」があり、こうして生きている…

「生きている」事は、決して当たり前の事ではない。
色んな人の優しさを借りて、手を借りて、こうして生きている。

​生き延びる事ができた!​



この子達と接していた時に、
恐れる事をやめようと思えました。

だから・・・

愛護センターに向かいました。



ですが・・・
​この子同様に、重体の仔が2匹収容されていたのです。​

愛護センターにて疥癬の治療も終わり、
「譲渡猫」となる準備をした矢先、
「横隔膜ヘルニア」だと診断を受けました。


呼吸も荒く、早急に手術が必要なレベルでした。

そして・・・
白猫に多いと言われている皮膚がんにかかった子。
左目は溶けてしまい、右目眼球も色が変色していました。
両耳も溶けています。



進行がかなり進んでいる事と、
手術に耐えられる身体なのか分かりませんが…


この子達もレスキューしました。
出来る限りの治療をしていけたらと…



この子達にも奇跡が起きますように…

今、スタッフがこの子達を病院に連れて行きました。
無事、手術に耐えられる身体でありますように…



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最終更新日  2018年02月16日 15時54分33秒
2018年01月03日
年末に宮崎県愛護センターからレスキューした二匹。



​「ベコ」ちゃん。​

べこは、骨盤骨折でセンターに収容され、
骨盤骨折は完治したのですが、頭を強く打ったようで、
平衡感覚がなくなってしまいました。

常に頭が揺れ、真っ直ぐ歩く事ができません。



ですが、食欲もあり、トイレの失敗もありません。

生後3ヶ月位の女の子です。



性格もすごく良い子です。





​エイズ陽性の片目の「キナコ」さんは、​
​茶トラの長毛で、女の子です。​

生後3ヶ月位だと思います。



人にも猫にも犬にもとてもフレンドリーで…

フレンドリーすぎて…



犬達もタジタジにさせてしまうキナコさんです。





愛護センター隔離室に、1匹の老犬がいました。

隔離室は写真がNGとの事なので、載せれませんが、
その老犬に会った瞬間、​「久しぶりだね!」​という
感情がその子から伝わってきました。

申し訳ないけど、これまで多くの子達に会っているので
私には身に覚えがありませんでした。

​ですが、「久しぶり」と伝わってくる感情が​
ずっと抜けないのです…。

この子がセンターに来た経緯を職員さんに聞きながら、
ひとつの特徴を見つけ、思い出したんです!

​確かに、私とこの子は、5か月前に会っていたのです。​



↑写真は、5ヶ月前に撮ったあの子です。

5ヶ月前と比べると、顔が真っ白になり、
ガリガリにやせ細り別犬のようですが、
確かに、5ヶ月前に管轄保健所で会ったあの子でした!

私はあの日、​「ごめんね」​そうこの子に言いました。

​「連れて帰れなくてごめんね」​…って。

隔離室でフラフラになりながらも、
「久しぶり」と伝えて来たこの子に、
私は、二回目の「ごめんね」を言いました。
​「お迎えが遅くなってごめんね」​…と。

「連れて帰れなくてごめんね」という言葉を​
もう出したくなかったのです。



5ヶ月の間に老化が進んでしまってたけど、
ひとつひとつ確認するかのように、
室内やドッグランを楽しそうに探索しています。



私は、これまで​「アニマルコミュニケーション」​に関して
公の場で詳しく話したことはありませんでした。

感情を伝える力の強い子しか分からないし、
相談者を傷つけるのが怖くて、
相談者が望んでいる答えをつい言ってしまうんです。
ストレートに言えば「嘘」を伝えてしまうんです。

とても難しい世界なので、
アニマルコミュニケーションに関しては、
もう黙っておこうと決めていたのです。



私はなぜ、この子が私の事を覚えていたのか
理由までは分かりませんでした。
5ヶ月前に初めて会った時も、
5分も顔を合わせてなかったのに…
​人間の私が覚えていない事も、​
​犬達は覚えている…。​

匂いなのか、波長なのか、オーラなのか、
犬達がどう記憶してるのかは分かりませんが…

「かわいい」「かわいそう」で私達が動いているのではなく、
​犬達に動かされているような…そんな気がするんです。​

今回なぜ、この老犬の事を書いたのか…
​それは、犬の魂はそれだけ強いんだという事を​
​皆さんにお伝えしたかったから…。​

それさえも・・・
動かされて書かされているのかもしれませんけどね…
私は。




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最終更新日  2018年01月03日 05時34分20秒
2017年12月08日
隔離室には、​「エン」と「エナリ」​だけでなく、
先日レスキューした8匹の子犬達の母も居ました。

母犬は、大きなお腹を抱え、
11月15日に愛護センターに収容され、
翌日、檻の中で出産しました。



お産から13日後…
センター職員が母犬の異変に気付き、
病院に運んでくれましたが、
​母犬は、レプトスピラに感染していました。​
瀕死の状態で、点滴で命を繋いでいました。

骨と皮になりながらも、
必死に感染症と戦っている母犬に
​私は、背を向けました…。

感染症の母犬をレスキューするという事が、
どんなに危険な事なのか分かっていたから…。
私自身、免疫力が落ちている事を分かってたので、
自分が感染する可能性、
スタッフに感染させる可能性、
保護家の子達に感染させる可能性、
レプトスピラの母犬をレスキューするという事は、
​あまりにリスクが高すぎる…。​

無理だと判断し、背を向けたのです。

だけど・・・​
母犬があのまま隔離室で死んでしまったら、
私自身が後悔するだろうと思いました。
「かわいそう」という感情ではなく、
最期は尊厳のある最期をと、
一緒に戦っていきたいと、
そういう気持ちでした。

​​

だから…
母犬をレスキューしました。



よくこの状態で生きてたねと、
獣医師さんは驚いていました。
そして、ここまで頑張ってきたことに
​敬意​…という言葉以外、何も見つかりません。



検査の結果、レプトスピラはピークを越えたとの事。
色んな合併症を引き起こした事が原因で、
瀕死の状態が続いているのでしょう…と。

母犬は、とても危険な状態だったので、
緊急入院となりました。


​生きれる確率は…​
とても低いとの事でした。



私の事務部屋を潰すことにしました。
ここで母犬と一緒に、
病気と戦っていこうと決めました。



お母ちゃん・・・
準備して待ってるからね。



あなたが孤独な中で必死になって産んだ
8匹の子犬達も、待ってるからね。

​​奇跡が起きますように・・・



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最終更新日  2017年12月08日 18時24分53秒
2017年12月07日
どんなに苦しい状態であっても、
今、動くべき、今、動きたい!
そう心を奮い立たせたのは、
愛護センターの隔離室に居た
「エン」と「エナリ」という犬でした。

​​エン​​は、日南保健所で捕獲され、
5月12日に愛護センターに移動してきました。

捕獲された当時のエンは、
体のほとんどの毛が抜け落ち、
殺処分対象になる仔だと思っていましたが、
日南保健所も愛護センターも、
エンを見捨てる事はしませんでした。
いつか譲渡対象犬になれるよう
エンの治療をスタートしたのです。

そして・・・

​二ヶ月間、エンは地獄の「隔離室」で頑張った結果、​
​次のステージ、「保護犬室」に移動できたのです。​



ここ​「保護犬室」​を出れたら、
次は​「譲渡観察室」​に移動して、
​さらに次は「譲渡犬室」へと移動し、​
新しい飼主さんとの出会いを
待つことが出来るのです。



ここで毛が生えそろうのを待っていたのですが…
エンは、これ以上完治することが出来なかったのです。
​完治する見込みはないと判断されたのでしょうか…​
​エンは、また地獄の隔離室に戻されたのです。​



「エナリ」は、9月1日に高鍋保健所から​
愛護センターに移動してきました。

皮膚病の原因が分からず、
エナリもまた隔離室に…。



エナリは、愛護センターで
「エナ」という名前でした。
性別がメスだと間違われていたのです。
三ヶ月間愛護センターに居て
愛護センター職員全員が、
エナリがオスだという事を、​
誰一人気付けなかったのです。

決して、職員批判ではありません。
隔離室に居る犬猫達は、
それだけ人と接する時間すらないのです。



この写真が、隔離室にあるケージです。
​(写真はセンター開所前に撮影したものです)

​​
この小さな檻の中に、
エンとエナリは隣同士で入っていました。

皮膚治療を受けてないエンとエナリは、
当然、悪化していく一方で、
完治する事は絶対ありません。
殺処分もしない…
​​じゃあ、いつまでこの小さい檻なの?​​
​​いつまで地獄の隔離室にいなきゃいけないの?​​

・・・もうそこには
「命」としての尊厳もありませんでした。

ただ生かされてるだけ…
隔離室を見たときに、生き地獄だと感じた…。
​「見なきゃ良かった」​
​「知らないままでいたかった」​
一瞬でもそう思ってしまった私自身に、
腹が立ってしかたなかった。



「愛護センター」は、保護施設ではありません。
愛護センターは、多くの人員、多額な予算、素晴らしい設備、
私達が欲している「物」を全て持っていますが、
犬猫にとって本当に必要な「物」は、
愛護センターにはありません。
それが、「行政のやりたくても出来ない事」の
ひとつだと思います。

未来が見えず、尊厳を失った隔離室に居る子達を
外に出してあげたい…そう決心したのです。
「行政の出来ない部分をサポートする」
これに徹していこうと。

ただ・・・
エンとエナリをレスキューするときに、
レプトスピラの母犬に背を向けた自分が
どうしても許せなかった。



エンとエナリを、心からの笑顔で
接していれてるのか…
今の私には自信がなかった。



続きは後日書きたいと思います。

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最終更新日  2017年12月07日 14時45分46秒
2017年12月05日
何やってんの?

時々、自分が分からなくなる。

良いはずがないよ。その決断。

頭では分かっている。

全て分かっている。



でも、良かったと思う自分も居る。



可哀想だからではない。

愛護だからではない。

ただ、命を尊重したいだけ。

同じ命として…。



生きてるから、当たり前の環境に置いてあげたい。

生き地獄の中、ただ生かされるのは違うと思うから。

先が見えない中、ただ生かされるのは許せない。

誰がではなく、どこがではなく、自分が許せない。

背を向ける自分が許せない。



だから、生き地獄ではない環境を作り、

そこに連れて帰る事が私のやるべき事。



昨晩、ゆったり過ごし、軽いいびきをかいて寝ているこの子達を見て

自分がとった行動は良かったと、心はそう思った。



かわいそうだからではない…。

同じ命として、尊厳を守りたいだけ。

だから、今から向かいます。

尊厳を守りたいから。

・・・行ってきます!



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最終更新日  2017年12月05日 15時21分29秒
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