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テーマ:動物愛護(608)
カテゴリ:みやざき動物愛護センター
1匹のレスキューすら踏み切れず 書き終えた後 冷静に読み返してみると 「情けない人間だなぁ」 それなのに、 手を差し伸べてくれた 支援者様の温かな存在…。 どれ程の力をもらえたか・・・ どれ程の勇気をもらえたか・・・ どう御礼を申し上げて良いのか分からず、 「ありがとうございます」 ・・そんな言葉しか出せず、 申し訳ございません。 支援者様のお力添えは、 2匹の猫へと繋げさせて頂きました。 下半身麻痺のミケ 命名「マーコ」 レスキューした日の夜は 新しい環境に緊張してましたが、 今はもう大丈夫です。 3本足のブチ 命名「タラちゃん」 人見知り君ですが、 数分一緒に居たら ゴロゴロくんへ。 「捕獲されて良かった」 それは・・・ 2月22日~猫の日~ タラちゃんは、 左脚ぐちゃぐちゃで 衰弱してたところを 愛護センターに保護されました。 これが、捕獲された直後のタラちゃんです。 こういう状態の仔でも、 心身のケアを続けて下さった 職員さん達の存在。 本当に頭が下がる思いでした。 タラちゃんとマーコのレスキューのとき 一緒に連れて帰ることのできなかった子達… 連休中に状況が良い方向に 流れてれば良いのですが… あごが割れて手術した仔、 エイズ陽性の仔、 生きる気力を失ってる仔、 (まだ保護期限が残ってたので) 4本足が少しおぼつかない仔。 今の段階では 「歩行が少しおかしい」 それだけです。 過去にも、同じ症状の猫たちを、 レスキューしてきた経験上、 「後遺症」が出てくる仔もいました。 三半規管の異常、痙攣、急死…等。 馬鹿正直に話すことに 迷いもありましたが・・・ 軽い気持ちで譲り受け、 捨てる時も軽い気持ち 「医療費がない」 「通院の時間がない」 「こんなはずじゃなかった」 そんな犬猫たちを、 スタッフ皆、思いを寄せ合いながら 抱きしめてきました。 何匹も何匹も… だから、ハードルを上げたい! そう強く思いました。 このような症状の仔達が、 避けて通れない「後遺症」を 覚悟と理解の上、 家族として迎え入れて下さる方じゃないと、 また辛い目に合わせてしまうから…。 私がこの話を書いたことにより、 この仔の譲渡への道を 結果的に狭めたかもしれませんが、 腹を括って書きました。 この仔にご縁がなかったときには、 レスキューしよう…と。 「譲渡」=「不幸」…この過ちを、 私は二度と繰り返してはいけないから…。 この仔は「ハニ先生」 愛護センターでそう呼ばれていました。 子猫のときに愛護センターに保護され、 大事な子猫期でもある10ヶ月間を 小さなケージの中で、 殺伐としたこの空間で 育ちました。 もし、ハニ先生と会話が出来たなら… 「辛かったでしょうに…」の言葉に対し 「え?なんで?」 ハニ先生は 逆に聞き返すでしょうね 不思議そうに…。 だって、 ハニ先生は何も知らないから。 ハニ先生は「愛護センター」が全てだから… だけど、ハニ先生が抱えているものは、 それだけではありませんでした。 ハニ先生が成長する度に 職員さん達は 違和感を感じるようになりました。 なぜ、真っ直ぐ歩けないの? なぜ、高い所に登れないの? なぜ、低い高さから降りれないの? なぜ、おもちゃで遊べないの? なぜ、距離感がつかめないの? なぜ… 私たちに興味 持ってくれないの…? 声をかけてくれる職員さんも 優しくなでてくれる職員さんも ハニ先生にとっては… <<ご飯を運ぶ機械>> <<ケージから出してくれる機械>> そんな認識しかありませんでした。 愛護センター獣医師さんは ハニ先生の未来を案じていました。<<先天性脳障害>> ちょっとした高さからでも 顔から落下します。 トイレも出来ません。 でも・・・!! トイレを見ながら排尿していると聞きました。 ということは・・・ ハニ先生はちゃんと 「トイレ」の認識をしてます! ハニ先生には色んな可能性があります! ハニ先生は、人間に興味がありません。 人間と寄り添うことも 甘えることもないようです。 でも・・・ あくまでも「今」のハニ先生です。 環境や関わり方で変わると思います。 ハニ先生には色んな可能性があります! うちのような施設ではなく、 温かな家庭の仔になれたら… 愛護センターには、 外科手術を必要とする犬もいました。 今、痛みと戦っています。 ずっと戦い続けた仔です。 後ほどブログにその子の事を ご報告とご相談で書き綴りたいと思います。 ★~・皆様のお力添えを頂けないでしょうか…・~★ ▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美 ▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ ▼〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ) ▼「いのちのはうす保護家」HP ▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP ▼「いのちのはうす保護家」公式ブログ ▼「いのちのはうす保護家」Facebook ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebook ▼山下由美代表Facebook ▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagram ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagram ※お問合せは、HP内の「お問合せフォーム」から お願い致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月08日 01時30分08秒
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