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ドラマ-3-

2019.01.03
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カテゴリ:ドラマ-3-
​​​​​​​​​『孤独のグルメ 大晦日スペシャル
京都・名古屋出張編 生放送でいただきます』​


『紅白』も『笑ってはいけない』も観ない私だけど
大晦日は『孤独のグルメ』で決まり(笑)

平成最後の大晦日は京都と名古屋
そして締めは東京@柴又。



​「それを言っちゃあオシメエよ」​by五郎



season7を観た時は
「あ、顔が丸くなった」と感じたけど
今回は
「あ、ちょっと顔が痩せたかも?」と思ったのだけど

まあ、そんなことは置いといて>ぇ

夢で始まるのは、このシリーズ自体でも時々あったけど
今回に関してはやはり、寅さんオマージュなのでせう。

お話の方は
最初と最後を繋いだことと
鰻重で占めたことと
伊東四朗で締めたことで
全体に纏まりを付けていたって感じ。

でも、鰻重のイメージはやはり強烈で
五郎さんが食いはぐれるたびに
こちらも一緒になってガッカリしてしまって
他の料理に集中するのに少~し時間がかかってしまって
ある意味、ネックになってたかも?>ぉ


最初のお店は、京都の“梨門邸”―

*お通し
(さばの南蛮漬け、豚バラと壬生菜のさっと煮山椒添え
おぼろ豆腐のあんかけ)
*ぐじの土鍋ご飯
*もち豚ロース
*トマトの炭火焼き
*牡蠣の塩焼き
*かぶら蒸し

私は肉食系なので(ぇ)最初は、もち豚ロースが気になったけど
五郎さんの様子を見て、トマトの炭火焼きに興味が涌いた。


次は名古屋の“カラス”(喫茶店)―

*あんトースト
*コーヒー(ピーナッツ付き)

名古屋というと小倉トースト!と聞くけど
ここでは「あんトースト」と呼んでいたので
漉し餡を使っているのか?と期待したけど>漉し餡好き
単に呼び名が違うだけみたい。

バターを塗ってから餡子を挟んでいるので
個人的にはイマイチだとずっと思っていたのだけど>バター苦手
塩気が良いアクセントになっているらしいし
生クリームも使っているので気に入るかもしれない>生クリーム好き


もう一つ名古屋の“光陽”―

*台湾ラーメン(中辛)
*ピリカラにんにく炒飯
*酢鶏

台湾ラーメンと同じ名前のラーメンは地元のお店で食べたことあるけど
かなり前なので味は忘れてしまった。
(リピートする気にならなかったのでイマイチだったのかも?)

ドラマに登場したのは「名古屋のソウルフード」ということだし
担々麺とは別物と言っていたので、味の想像がつかない。
真っ赤なスープが凄く美味しそうだった>辛い物好き

炒飯にはにんにくがゴロゴロ入っているとのこと。
お客様との約束を控えているのに大丈夫か?
と、ちょっぴり心配してしまった(笑)
でも、そんなこと気にせず食べたい物を食べる精神は好き。


最後は柴又の“えびす家”―

*鰻重

夢にまで見た鰻重。
メニューも見ず慌てて注文したので
後になって特上にすれば良かったかと気にするところに共感(笑)

食べ終わる前に撮影するスタッフの姿が映るところは
生放送であることを強調したのかな?

いきなり現実に戻されてしまって、なくても良いん出だったな>個人的見解
でも、めげずに(?)新たに注文をする五郎さんは良い感じ。

そこに伊東四朗がちょこっとツッコミを入れたところで
良い終わり方になったと思う。


おっさんが食事をするだけ―
なのに、とても面白いんだよね。
できるだけ長く続いてほしいなあ、と思う。



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DVD-BOX >season7


鰻重


名古屋喫茶ラングドシャ 


生ラーメン 4食セット


​​​​​​​​​






Last updated  2019.01.03 17:29:42
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2018.01.02
カテゴリ:ドラマ-3-
​​​​​​​​​​​​『孤独のグルメ 大晦日スペシャル~食べ納め!瀬戸内出張編~』

最近、このドラマにハマってます(笑)
主にネット視聴なんですが、大晦日スペシャルはしっかり観ましたぜ!


原作マンガの方は未読ですが、存在は何年も前から知ってはいました。
幾つかのエピソードを面白おかしく紹介する個人HPがあるので。
(勝手に紹介すると→​ブラック徒然草​さん)

それで、絵柄や何となく雰囲気とか
それなりのイメージを抱いてはいたのですが
ドラマはそのままではなく結構違います。

主人公@​井之頭五郎​のキャラも違うし
…ドラマの方が真面目で穏やかで、そのくせハードボイルド(笑)

仕事をしているシーンも多いし
…原作はその部分は少なそう

登場する店や料理も違います。
…実在の店が出てくるので失敗談(不味い等)は無し

原作には我が地元群馬の焼きまんじゅうを取り上げた回があるので
ドラマもそこは抑えてほしいところなのですが(笑)


で、大晦日スペシャルです―

*まずは香川県で、讃岐うどん(松下製麺所)

全セルフサービス制で
うどんをお湯に浸してからチャッチャッと切るところから始めます。
旅番組で観た記憶のある風景ですが、一人でイキナリ行くとなると
やはり戸惑ってオロオロしてしまうと思います。
そのオロオロから描かれるのが楽しいです。

アタフタしている間に席が埋まり、文字通り立ち食いになってしまうところも
コロッケを頼み、半分は醤油で、残り半分はうどんに乗せて
最後はモロモロと共に飲み干すところも
食べ終わって帰りかけ、慌てて戻って丼を片付けるところも
みんな楽しい。


*次は愛媛県で魚料理(さかな工房 丸万)

バスで松山へ。
女性達に囲まれて補助席で小さくなってミカンを食べるところも
ちょっとカワイイ(笑)

その後、寄ったお店で食べたのは
お通し(さば生姜煮、とこぶしのバター焼き)
かんぱち炒り煮、あまぎ唐揚げ&あんかけ、あなご澄まし汁
鯛どんぶり(宇和島風鯛めし)

あまぎは身をあんかけにし、頭と骨はその姿のまま唐揚げに。
鯛どんぶりは「鯛めし」と言っていたので炊き込みご飯かと思ったら
漬けどんぶりで、上に卵黄を乗せたもの>宇和島風だそうです
卵黄を崩して全体をよく混ぜ合わせて食べるんですが
凄く美味しそうでした。


*翌日@大晦日は広島県で焼肉(みっちゃん)

フェリーで広島へ。

おでん(牛すじ、大根)
焼肉(コーネ、牛ロース)、豆もやし
ラーメン+おでん(卵)

おでんはセルフ。
牛すじを小皿に取ってから、牛が被ったと一瞬思うところが好きです(笑)

「コーネ」は前足の付け根のところの肉だそうです。
五郎さん自身も今回が初めて。
脂が美味しそうでした>脂を嫌っちゃイケマセン

ラーメンはとんこつ醤油。
そこに、おでんの卵をトッピングするのが五郎さん流。


*ラストはライブで千葉県で、せいろ蕎麦(多津美)

成田に到着したのがPM11時過ぎ。
「腹が減った」の名台詞(?)と共に蕎麦屋に向かう五郎さん。
新勝寺のすぐ傍で、店の窓から初詣に向かう大群衆が見えます。
まさにライブ大晦日。

それを強調して。近くのテーブルの客が
「(紅白は)今、〇〇よ」とか
「TV東京は何これ?大食い的なもの?」みたいな
ちょっとワザトラシイ会話に笑っちゃいました。

そして後ろのテーブルには瀬川瑛子がやって来て
ちょっとミーハーな面を見せる五郎さんがカワイイ(笑)


プロデューサーによると、​松重豊​さんのことは最初から念頭にあったそうで
確かに彼を起用したことは大成功だと思います。

立ち姿が良くて、存在感があって、スルッとドラマ世界に入って行けます。
食べている姿も素敵です。
変に気取ってないし、さりとて下品でもないし
勿論、クチャラーではないし
口内の容量が大きいのか大量に掻っ込んでも頬が大きく膨らまず
唇が小さめのせいか汚れ等も気にならないし
表情も大袈裟ではなく、自然に美味しそうに感じます。
おやじギャグ満載のモノローグも淡々とした言い方なので良い感じ。


これからも、できる限り続けてほしいドラマです(^^)




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​​​​​​​​​​​​






Last updated  2018.01.02 14:41:06
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2015.02.15
カテゴリ:ドラマ-3-
インフルエンザの置き土産(笑)

幾らか気力が出てきたものの、まだベッドにいる状態だった時
Dlifeで月~金曜日AM11時から放送しているのを観ました。

で、ちょいハマり中(笑)
今は録画して観てます。

2010年にフジテレビで放送していたドラマで
当時もチラっと観たことはあったんです。
(本当にチラッとしか観る機会はなかったんですけど)

そして好感を抱いていました。

今回も最初の方は見逃したんだけど
物語は一週間単位なので大して支障はなく楽しめます。


いや
正直言うとね

凄~く面白い!

…という程ではないんですけど>こらこら


何せ
事件、恋愛、疾走、仲間、解決
がキャッチコピーですから

結構“熱い”展開で
ちょっと気恥ずかしくなったりもするんですけど>こらこら


インディゴという名のホストクラブで働く
ホスト達と女性店長が近隣で起こった事件を解決していく―


というもので

ホスト達はいわゆる美形は少なく、個性派揃い。
店NO.1はアフロヘア&隣のにーちゃんタイプで
演じているのは和田正人さん(源ちゃん@『ごちそうさん』)

マッシュルームカット&オタクもいて
演じているのは加治将樹さん(北村さん@『ゲゲゲの女房』)

それに対して加藤和樹さん演じるマネージャーは
少女マンガに出てきそうな謎めいてクールなイケメン。

店長(森口瑤子さん)は美人だけど中身は男っぽくサッパリしていて
年上(アラフォー)のため皆に通じない昭和ネタを口にしたり
理不尽な相手には啖呵を切ったりするところが女性ウケするタイプ。

オーナーは六角精児さん(米沢さん@『相棒』)だし

近所のダイニングバーのママはゴツイのに女装した
升毅さん(一二三さん@『風のハルカ』)だし

正統&有名ホストクラブのNO.1は
これまた少女マンガみたいな甘~い美形だし(演じるは徳山秀典さん)

顔ぶれが何だかカワイイというか愛しいんですわ。

こういう人間関係に憧れるのは
私ったら疲れているんでせうか?>ぉ


近いうち原作も読んでみようと思います。

マンガ化もされているらしいです。
アニメ化もされるって、どこかで読んだ気がするんですけど
検索しても見つかりませんでした。

どうなんだろう?



原作:加藤実秋
脚本:高山直也、武田有起、根津理香、森ハヤシ
演出:星由良子、北川学、皆川智之、吉田保憲、八十島美也子
音楽:森英治
主題歌:Love『わたしにあうもの』
エンディングテーマ:INDIGO4『ココロ-Dear my friends-』
ナレーション:小原雅人
出演:森口瑤子(高原晶)、六角精児(塩谷響)、加藤和樹(憂也)
和田正人(ジョン太)、天野浩成(犬マン)、深水元基(アレックス)
加治将樹(DJ本気)、森カンナ(テツ)、玉有洋一郎(ポンサック)
高木万平(モイチ)、高木心平(モサク)、真山明大(樹)、田中幸太朗(吉田吉男)
徳山秀典(空也)、升毅(なぎさママ)、我修院達也(柴田)、田村圭生(早乙女)






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原作(加藤実秋)


エンディングテーマ(INDIGO4)








Last updated  2015.02.15 10:59:17
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2013.09.27
カテゴリ:ドラマ-3-
最終話『めをとぜんざいひとりでふたつ あほは二人で一人前』


「心だけは貧しならなかった」by蝶子


柳吉父の葬儀には出られず、ホンマモンの夫婦にはなれないと見えた二人が
娘の結婚式には出席できて、ようやく夫婦として(ひいては親として)認められた
図ぅ―


冒頭の蝶子父とカレーライスを食べるシーンからして涙。

相変わらず貧しい身なりで、いかにも慣れていませんって感じの挙動不審な父親。
柳吉が娘に食べさせてやりたいと言っていた、と話ながら
父親に食べさせている蝶子。

別府へと旅立つ別れの食事が、父の突然の死で永遠の別れとなってしまった
というのがナレーションであっさり語られる。
あっさりなんだけど情緒があって胸に迫ってくる。

「船の上で泣きました」
この言葉だけで泣けました。


ダイジェストか!?と思うくらい一つ一つのシーンは短かったけれど
ちゃんと気持ちは繋がっていたし伝わってきた。

脳内補完なんちゅーものではなくて(笑)
ちゃんと行間に溢れるほどのものが詰まっていたと思う。


娘は恋をして父の、そして何より同じ女である蝶子の気持ちを理解できたのだろう。

その恋模様も、出逢い、相手の名前、店や家の状況、駆け落ち、失敗
藤子の言葉と、それによってハッとする桐介…
それぞれの立場や胸の内、その奥に隠れた人間性…
そうしたものがストレートに伝わってくる。


娘の状況―本来ならお嬢様なのに働かざるを得ない―を知り
複雑な心境の柳吉が蝶子の弟に優しくできないのも
仕方ないと言ってしまうにはやはり、あまりにもガキっぽいのだけれど
柳吉ならそうだろうなあ…って感じ(笑)

蝶子は柳吉に文句も言えるけど、弟は不憫だなあと思うし
それが風呂桶に潜るところによく表れていた。

それでも弟は柳吉を恨むどころか
「男ちゅーのは存外寂しがり屋なもんやで」
と、あくまでも寛大。

柳吉の気持ちを思いやっているし
蝶子を諭してもいるし
自分に申し訳ないと思っているであろう蝶子を宥めてもいる
この言葉ひとつで。


芯から悪い人はいない。
でも、善意ばかりでは生きられない。
しがらみと時代と感情と物質と…
色々なものが渦巻く中で生きている。
でもやはり最後には情が残る。


金八にお金を贈るところも良かった。
恩を受けるだけで終わったら難だしね。


ダンスホールのシーンは、支配人が粋。
ちょっと物分かり良過ぎ!ではあるけど
でも、あそこはファンタジーで良いのだと思う。

あの頃のダンスホールはファンタジーワールドだったんだよ、きっと。
(あ、良い意味でだよ)


別府に着いた時の蝶子のはしゃぎぶりが可愛い。
そこでの生活に慣れて友人もできた、というナレに合せて
猫と座っていたお婆さんが、いつしか蝶子と座っているという図も良かった。
アザトイという見方もできるけど、そこは猫が介在しているから◎

お客の前で漫才みたいなやり取りをする蝶子&柳吉の図ぅも
変にお笑いっぽくせず、笑えるほどでもなく
でも、蝶子の可愛らしさは出ていて何か良かった。


毎回、色んなことが上昇してきたかと思うと
柳吉がぶち壊し
蝶子がキレて乱闘に>乱闘かい
というのがパターンになっていたけど
最終話も同じ(笑)

でも、柳吉が
自分を一人前にするという蝶子の言葉に
本当は逆で、いつまでもダメなままでいてほしいと内心望んでいるのだろうと
言い放ったところは
「そそそそこまで言っちゃうかい…でも、真実だよね」
と思ってしまった>ぉ

まあ実際そういうところあるよね。
蝶子に自覚はないだろうけど
本当に心から一人前になってほしいと願っているつもりだろうけど。

こんなこと言わせちゃうとは、なかなか鋭い(^^;)

でも、それだけではないのだと信じたい。
それだけだったら共依存みたいになっちゃうものね。

離れてしまったら、どちらも結局ダメダメで
一緒にいれば何度も何度も立ちあがれてはいるのだから。


第1話に出てきたカレーライスで始まり
タイトルになっている夫婦善哉で終わるところが良かった。

以前は芸者と客という関係で
勘当に駆け落ちと不幸に向かって歩み出したところだったけれど
今回は夫婦として、また花嫁の両親として、笑顔で食べている。

一人前なのに二杯に分けて出される善哉は
大盛の一杯よりも多い様に見える
…という商売上の理由から来ているそうだけど

一人では一人前になれない二人でも
二人揃えば一人前になれる。

「中途半端と中途半端が合わされば満タン」と言っていた
かもか先生@『芋たこなんきん』を思い出す。



そんな二人に微妙に絡むも
ほとんど無関係
な、草楽さんが素敵。

易者でさえ最後は蝶子から声をかけられてたのに(笑)





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Last updated  2013.09.27 20:49:08
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2013.09.20
カテゴリ:ドラマ-3-
第3話『死んでも治らんあほな女が死んでも遂げたいあほな夢』


「地獄やったら散々巡っとるわ」by蝶子


金八の援助でカフェを始める蝶子。
おきんさんもちょくちょく顔を出してくれるし
草楽さんも来てくれるし
小河童は妾になれと誘いながら柳吉に苦言(?)を呈してくれるし
恋愛以外の人間関係には恵まれてるなあ、と思う。

その恋愛関係において尋常ではない苦労を強いられているから
その分が他に回ってきている?


芸妓にヤトナに関東煮やカフェの女将…と
変遷するごとに髪型や着物も変わっていくのが楽しいオノマチは
『カーネーション』の時は“地味~な大地真央”という感じだったけど
今は本家より美しく色っぽいんじゃないかと思う>私だけ?

ファッションが変わるだけでなく
その時その時で印象が微妙に変わるところが、さすがと思う。
華やかだったり、苦労が滲み出ていたり、生き生きしていたり、しっとりしていたり…


そんな蝶子をまず襲ったのは柳吉絡みではなく雇った女給の所業―

これまた朝ドラ・ヒロインだった村川絵梨が出るは聞いていたけど>『風のハルカ』
あの時とは打って変わってシタタカな女。

常連客がどんどん減っていく…と蝶子達が気付いたあたりでは
もしや自分で密かに店を始め客を引っ張っているんじゃないか…と疑ったけど
そこまでではなかった(^^;)

クビにされた恨みというよりも蝶子にライバル心を抱いていた感じ。

自分で自分の生き方が良いものでないことは知っているけど
自分で自分の人生を否定することは出来ないから
上手くいく例なんて見たくない…
上手く行かなければ所詮そんなものよと安心できる…
って感じ?

それでも、あれは虚しい笑いで
蝶子が幸せになれたと知った時
寂しさを漂わせながらもホッとした笑顔を浮かべられるんじゃないか…と
思ってしまう私は甘い?

いずれにしても
あの赤いドレスがレトロで素敵だった>赤フェチの私


そして柳吉の父死去―

柳吉>親を示すために母親を看取ることができず
それでも親の愛を確信できた蝶子に対し
臨終には間に合ったものの最後まで受け入れてはもらえなかった柳吉。

最後の最後に優しい言葉をかけてくれるんじゃないかなあ…とか
亡くなった後に手紙が見つかる、なんて展開にならないかなあ…とか
考えてしまった私は、やっぱ甘い(^^;)

桐介@妹婿の言う通り、柳吉よりも父の方がずっと辛かったのかもな。
結局のところ、柳吉は蝶子>親を示す生き方を選んだのだから。
蝶子母は100%親でいられたけど
柳吉父は大店の主人としての立場もあるし。

桐介の仕事ぶりを褒められた時の柳吉父の複雑な表情が語っている。
やはり立場のために冷たい態度も取らざるを得ない桐介の姿も
柳吉父の心情の一部を象徴していると思う。

娘の顔を見ることができないまま亡くなってしまった蝶子母と
息子に本当はかけてやりたい言葉を口にできないまま亡くなってしまった柳吉父。


「両方や」by柳吉

先回はまだまだ「ぼんち」のままだった柳吉だけど
親を亡くし、もう親にもそのお金にも頼れないと実感し
やっと大人へと向かいだしたってことなのかも?

少なくとも、自分の感情本位ではなく
蝶子と娘と両方の気持ちを思いやれる様になったから。

無断で店の権利を売った上に姿を晦ましたりと相変わらず身勝手だけど
帰ってきた柳吉には今度こそ、ちゃんと生きていこうとの意志が見られたし。

…でも、競馬ですっちゃってたらどうするつもりだったんだろう(^^;)

占いのシーンで
柳吉が蝶子より一回りも年上だと分かってビックリ。

中の人は確か同じくらいの年齢だよね?
しかも
オノマチはどちらかというと大人っぽい顔立ちで
森山未來は童顔の方かと思う。

そんな2人を年齢差のある役にしたのは
苦労続きで大人にならざるを得ない蝶子>苦労がまんま顔にも出るし
逆に、ずっと子供時代から脱出できなかった(しなかった)柳吉
というのを上手く表してるな、って思う。


今回は蝶子の自殺未遂という思いネタもあったけど
新聞記事にされて却って客が増えたとか
記事を書いた記者@らっきょから妾にならないかと申し込まれたりとか
明るいというと語弊があるかもしれないけど
どこか温かいユーモアみたいなのが漂っていて良かったと思う。

まあ「妾」っていうとネガティブなイメージがあるし
村川絵梨の例と重なるもんおではあるんだけど
後ろ手に花を持って現れた、らっきょは本気度も感じられたし可愛くもあった。





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昭和モダンおんな市場風俗誌







Last updated  2013.09.20 21:02:47
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2013.09.10
カテゴリ:ドラマ-3-
第2話『親の愛でも手切れ金でも切れぬ心が仇となる』


お前はすっかり貧乏拗らせとる」by小河童


貯金を柳吉に使われてしまって、また最初から苦労のし直しだと思っていたら
いつの間にやら関東煮の店を始めている蝶子。

逞しいなあ!

接客が上手い蝶子に
料理が上手い柳吉
(先回、昆布を煮ているシーンで仄めかされていたね)

まさにピッタリの職業で、少しは蝶子の苦労が報われそうだな
…と思ったのも束の間。


母親は倒れるし
柳吉は姿を消すし…


「ぼんち」は、まだ「ぼんち」でしかなく
別れた芝居をしてまでも親の金を当てにする

芝居というところがまた甘えの表れなんだけども
芝居である以上、蝶子と一緒に生きていこうとの意志は見られるので
そこが、ほだされるところ?

手切れ金を突っぱねて別れる気はないと宣言する蝶子も
可愛い女心であると同時に、やはり「アホ」。


緊張が解けたせいか箪笥にもたれたまま居眠りする蝶子の顔のアップが続き
背後に柳吉の気配がして振り向き、新しいシーンとなる。

オノマチの演技をたっぷりと魅せようという算段?


そして、次の患難は柳吉の病@腎臓結核。

母親の病気との対比?
蝶子にとっては親だけど、父親にとっては妻なわけで
双方とも配偶者が病に倒れた…という意味で共通。

妻を思い涙ぐむ父親の心情と蝶子が重なる。

最後まで娘を気遣い続けた母親と
自分の傍にいるよう強いる柳吉という対比。

母親が倒れた知らせを受けた時は
店が営業中だったため躊躇する蝶子を
早く行ってやれと促してくれたのに

母親が危篤との知らせに対しては
行かせまいと意地を張る

…という柳吉自身の態度の対比。


自分が選んだことではあるけれど
蝶子のために勘当され、蝶子のために娘とも引き離されたわけで
そこのところに甘えから来る無理強いというか、ワガママで
意固地になっちゃったんだろうね。

基本的に人は好いし小心者だから
言ってしまった途端に後悔したんだろうな…と思う。

蝶子もまた
懇願するとか、理詰めで談判するとかしないで
黙ってずっと柳吉のベッドの傍に座っていて
これまた意地っ張り。

本当にアホ×アホの物語なんだなあ、と思う。
滑稽で悲しくて呆れつつも愛しくて…って感じ?


蝶子の目に涙が浮かんで溢れて零れ落ちる…
その様子がアップで映し出される。
ここもオノマチ演技の見どころだな。


「お母ちゃんにしてみればいつまでも子供やったんやで」

おでんを持って行った時、それより現金が欲しいと言っていた母親が
実は郵便保険に入っていて、蝶子にもお金を残してくれていた。

臨終の際に傍にいてやれなくても
親の愛には何のその。


そんな無限とも言える親の愛と
まだ本物の夫婦というには形が歪な蝶子&柳吉の愛もまた対比?


「その金でお母ちゃん助けてやったら良かったやないかい」

療養中の温泉で遊び呆ける柳吉。
でもこれは、貯金を使ってしまった時とちょっと違って
蝶子への後ろめたさから来ている感じ。

この↑台詞なんて、まさにそう。
母親の臨終に立ち会わせてやらなかったこと
自分の医療費のために母親に充分なことをさせてやれなかったこと
今も蝶子が働きづめなことに
罪悪感を抱いているんだろうなあ…

それを、こういう形でしか表せない、まさにアホな柳吉。


そんな柳吉のためにバッグに詰めてきた色々なものを
蝶子が投げつけるところが良かった。

鰻等の食べ物から着物まで。
投げた着物が空中で広がって柳吉まで届かずに畳の上に落ちる。
そこが何ともいえない「絵」になっていた。


にしてもさ
悪人がいないってとこが良いね。

蝶子が必死の思いで訪ねた柳吉の実家で
彼女の願いを冷たく断る妹婿も
彼の立場としては仕方ないことなわけだし

後になって妹がお見舞いに行ったのは
彼が伝えてくれたからだろうし

妹も蝶子に苦情を言うどころか
彼女の苦労を思いやり、褒め言葉まで言ってくれるし
お金も用意してくれているし。


あ、それから小河童もね。

不器用だし、全然報われないんだけど
それだけに良い味出してる(^^)




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雑誌


おでん缶


お風呂で読める本







Last updated  2013.09.10 21:42:28
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2013.09.04
カテゴリ:ドラマ-3-
第1話『芸妓とぼんちが出会うて惚れてああしてこうしてこうなった』

「誰が人さらいやねん」by柳吉


例によって(?)原作も映画版も未見。
尾野真千子に惹かれて観た。

だからまず、第一声


いよっ、オノマチ!


冒頭で宮嶋麻衣がチラリ顔を出したかと思ったら
ナレーターは富司純子だし
ヒロイン蝶子の父親は火野正平だし幼馴染は青木崇高だし
柳吉の父親は岸部一徳だし妹は田畑智子だし
桂吉弥や茂山逸平も出てくるし…
あっちを向いてもこっちを向いても朝ドラでお馴染みの顔顔顔…
で、朝ドラーとしてはワクワクした(笑)

貧乏が嫌いで、綺麗な着物を着られる芸妓になりたいという
蝶子の少女時代から始まるのだけれど
暗くも重くもなくユーモアを交えて描かれていて
映像も映画っぽくて綺麗で
すぐにドラマ世界に引き込まれた。


そしたら脚本は藤本有紀

観終わってから名前を確認したのだが
「おお、やはり!」って感じだったな。


少女時代から、あっという間にワープ。
蝶子をからかう小天狗が大人になってからも登場して
上手く繋ぎになっている。

蝶子は彼の悪態をサラリとかわすし
彼の言動からは蝶子を好きだから…という気持ちが伺えるので
陰湿なイジメではなく微笑ましいものになっている。

しかもこの小天狗
後の方で、駆け落ちした蝶子を心配して
捜索費用を出すとまで言い出したりして
実に良い奴。

でも、思いは報われることなく、直後に蝶子が柳吉と共に帰ってくる。
そこで小天狗はアッサリ退場となるんだけど
蝶子&柳吉と蝶子の両親が語り合うその背後、出入り口のすぐ外を
ゆっくりと通り過ぎ、皆の様子を気にかけつつも黙って消えていく…
このユーモラスかつ切ない(でも目立たない)演出が良かった。


てことで
蝶子は同じ金持ちのぼんちでも小天狗ではなく柳吉を好きになってしまうのだけど
ガキっぽい小天狗とは違い、優しく食事に誘うのだ。
それも、高級レストランなんてのじゃなくて、どっちかっちゅーとB級グルメ。

自由軒のカレー(カレーがご飯に混ぜてあって生卵が乗ってるヤツ)
まむし、土手焼き、おでんのタコ…etc.

それから寄席で笑い合ったり…

貧乏から抜け出したい
日本一の芸妓になりたい
…肩肘張って生きている蝶子の心をごく自然に解してくれる。


そんな柳吉が勘当されるきっかけとなるのは蝶子の手紙。
でも、責めるどころか蝶子に貰った草履を嬉しそうに履いているところが
憎めないところだよね。
彼は彼で多分、蝶子と一緒にいる時だけホッとできたのだろう。


ちょっと目を引いたのが、芸妓仲間のサトエリとの2ショット。

蝶子が同じ店で人気NO.1の芸妓の座にいる時は
サトエリとは座った状態で並んでいた。
蝶子の方が大きく華やかに見えていた。

駆け落ちから帰ってきてヤトナとなってからの再会は
道端で立ち話の形で、しかもサトエリが少し手前に映っていた。
当然ながらサトエリの方がずっと大きく、着物や雰囲気も華やかになっていて
蝶子のやつれ感が強調されていた。


やつれ感といえば、そのヤトナとなる時のシーン
ヤトナの斡旋をしている麻生祐未の>『カーネーション』では母子だったね
「女が甲斐性つけたかてロクな事あらへんで」という言葉に
顔をやや下に向けたまま上目使いをした時に、額に皺がくっきりと浮かんで
これからの苦労を予兆しているかの様だった。


その後のアレコレは、まあよくある話なんだけど
よくある話ってのは元ネタがあるわけで
その元ネタがこの原作小説だ…という可能性は大。

ともかくも、ここが
ヘンにシリアスに描かれていたら観ている方も辛かっただろう。
そこを、笑いを入れて落語チックに描くところが良かった。

健気な女していた蝶子が爆発するところは
さすがオノマチって感じだった。

それで家を飛び出した蝶子がどうするかと思えば
自由軒のカレーを食べに行ったり寄席に行ったり…
かつての柳吉とのデートコースを独りで辿るところが
切ない女心が表れていたな。


落語っぽいから藤本有紀なのか
藤本有紀だから落語っぽいのか

語り口だけでなく
出演者だけでなく
落語家という設定の登場人物もいる。

草刈正雄演じる草楽

「草」の字が付いているところからして
草若師匠@『ちりとてちん』と関係あり?




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Last updated  2013.09.04 21:24:52
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2011.03.29
カテゴリ:ドラマ-3-
第4話(最終話)『家族の処方箋』


人と人とのファンタジーだと思っていたら、文字通りのファンタジーだった。

ダーリンと百合っちと、オッカみたいなイモとハルミで
4人家族が一時的に再生される物語だと思っていたら、
本当の意味での家族でもあったのね。


四十九日の大宴会の前に去って行くハルミ。
「遠い」
「迎えに来るよ」
ラストまで観終った後で思い出してみると、これって意味深な台詞。

でも、それは、ずっと先のお話だよね。
ラスト近く、釣りをしながら空に向かって呟くダーリンの言葉が答だね。


ハルミが万里子さんの白い石を仏壇の前でいじっていたのも意味あり。
だって彼女も家族だから蚊帳の外じゃおかしいもの。
私は割とそういう点が気になう性質なので、ここのところが良かった。

万里子さんもずっと皆を見守っていたんだね。
ハルミは彼女の所へ帰るんだな。
懐かしい車に乗って。
車まで持ち主を気遣って来てくれたんだと思うと素敵だね。

先回、ハルミはお父さんの所に帰ると言っていたような気がするけど
もしそうなら、それって神様ってことかな?


まあ、正直言うと、少しばかり出来過ぎ?と思うところもないではなかった。

百合っちと夫の問題は簡単に片付いちゃったし。
でもまあ、本当の家族が助けに戻ってくれたのだから
そのくらいの奇跡は起きても不思議ではないのかもしれない。

認知もしてお金も払って…ってところが面白くない気もする。
でもまあ、子供が他の男性の子供だったとしても
浩之さんが亜由美さんに一時的とはいえ安らぎを求めたのは事実だから
何も責任取らなかったら却って嫌な印象が残っただろう。

で、以前よりも条件の悪い男になったのに
百合っちに帰ってくれと言うのも虫が良いって気もする。
でもまあ、彼が示せる誠実さとしたら、そのくらいしかなかったろうし、
そのことで、今度は百合っちの愛や覚悟が試されるわけだし、
それに、ある意味、百合っちの負い目が解消されたと言えるかも?>即物的な見方?

あの亜由美さんがアッサリ諦めたのも腑に落ちない気もする。
でもまあ、あのまま続いたら不幸になるばかりなのは目に見えていたよね。
本当はそれに気付いているからこそ、彼女はあんなに感情的になっていたのだろう。
破滅的とさえ言える様子だったものね。

そして何より、イモとハルミの正体が…
私が個人的に霊魂不滅説を信じてないから、というのもあるかもしれないけど(笑)
ああいうオチにしちゃうのって、もしかして安易じゃないか…という懸念もある。

私的には伯母さんが戻ってきたことで十分に凄い奇跡だと思ったし、
オッカの生き方自体が素敵なファンタジーだったから
オッカに世話になった女性達がやって来て足跡帳が埋まったってことだけで
アザトくなる一歩手前の奇跡と感じ、それで十分だと思った。
そこへ持ってきてイモとハルミは実は…となるのは、too muchかなって気もした。

でもまあ、IMOTOとOTOMIの反転の鮮やかさが素敵だったから許す>何様

イモもハルミも、そうなる前の言動に少しばかり矛盾を感じるけれど
演技ではなく、もしかしたら、本当にそうした背景を持つ別の人間の姿を借りてきた
ってことかもしれないね。


それにしても…
子供を亡くした人、
子供を残して亡くなった人、
子供を持たないことに決めた人、
不妊に苦しむ人、
不倫の末の妊娠をした人、
独身のまま子供も持たなかった人
子供に関係した色々な生き方が示された。

大きく分けて、
自分の血を分けた子供を持てた人と持てなかった(持たなかった)人に二分されるけど
どちらも苦労や悩みもあれば幸福もある。
そういうのが示されたのが良かった。

実の子であれ他人であれ
踏切板になれるような生き方が素敵なんだな。


ちゅーことで、やはり素晴らしいドラマだったってことでファイナルアンサー(古

物語よりも各人物の言葉にならない心情がひしひしと伝わってきて
切ないんだけれども温かくて、
自然に涙が流れてくるのだった。




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Last updated  2011.03.29 21:21:30
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2011.03.02
カテゴリ:ドラマ-3-
第3話『別れ道』


ハルミは百合っちの弟につけるはずだった名前。

今、熱田家には
ブラジルから来たハルミがいて、オッカみたいなイモがいて、百合っちも帰ってきて
4人家族―

でも、ハルミもイモもファンタジー世界から来た妖精なんかじゃなくて
(今の熱田家には、その様な存在になっているけれど)
傷つきながら生きてきた一人の人間だということが垣間見えた。


イモは亜由美さんの長男と似た様な境遇だったらしい。
ハルミも何か父親との葛藤があるらしい。


ハルミの方はブラジルに帰る決心がついたので、まずは一歩前進というところだろう。
そのきっかけがダーリンの言葉だというのが良かった。

オッカに心無い言葉をかけてしまったことを悔いているダーリンは
最初の妻にも、やはり言葉の点で悔いを残している。

そういうことって実はありがちだよね。
でも、いつまでもいつまでも心が責められるのも事実。

そうした痛みを知っているダーリンだからハルミの心を動かしたわけだし
同じ“言葉”というものの力が今度は良い方向に作用したってことでもある。
これがダーリンの傷を少し回復させてくれる結果となったら良いのだけど。


イモは亜由美さんの長男の姿をした過去の自分に向き合ってしまい
傷口をこじ開けられてしまった様子だけど…
百合っちという別の傷を持つ人が傍にいて、何か変わるかもしれない。

母親の愛情を知らず、家族というものが分からないとイモは泣くけど
百合っちもまた、両親&子供という世間一般が言うところの「家族」を経験できなかったのだから。


ハルミのおっとりとした言動は人を和ませるし
百合っちを一生懸命守ろうとしていたイモは可愛かったし
4人が一方的にではなく、それぞれ相手を癒したり励ましたり支えたりしているのが良い。
だから馴れ合うのではなく、寧ろバラバラになってしまってでも
それぞれの傷に立ち向かうことになるのだろうな。


今回の物語の中で一番比重があるのは勿論、百合っち

浩之さんは、あらゆる面で百合っちを求めているみたいだけど
亜由美さんに安らぎを感じた時も確かにあったらしい。

今の彼女は、とてもそんな風には見えないけどさ。

すぐに感情的になって、人を責めたり、死ぬと喚いたり…
一番やってはいけないことをやっちゃってるもんなあ。

でも、彼女も分かってはいるんだろう。
本当は自己嫌悪に陥ってるんじゃないかと思う。
それとコンプレックスも。

それだけ必死なんだろうな…

先回迄の様子では、百合っちが圧倒的に不利だったけど
今回の様子では、亜由美さんの武器はお腹の子供だけ。
義母にまで嫌われちゃってるし>まあ自業自得ではあるけど

勿論、その唯一の武器が、百合っちにしてみれば
核爆弾並みの威力があるんだけど。

亜由美さんの長男にアメリカンドッグを作ってあげたりして
亜由美さんよりも優しく母性溢れるところを見せたかと思いきや
小さい子には串は危ない、ということに気付かなかった。

何よりも、そこのところにショックを受ける百合っちが凄く切ない。


オッカが描いた四十九日の宴会の絵には浩之さんもちゃんと出席している。
まあ、今の様な状況になるとは知らないまま逝ったオッカだから
当たり前っちゃー当たり前なんだけど…

もしかしたら、その絵の様な結末になるのかな?

どういう風にしたら、そうなるのか分からないけど。
亜由美さんには浩之さん以外の男性との付き合いがあった、という話だから
そこらへんが鍵?
ちょっと安易か(^^;)




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Last updated  2011.03.02 22:54:12
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2011.02.27
カテゴリ:ドラマ-3-
第2話『二人のあしあと』


肉まんとミカンと車とシンデレラと白い石…


妻を亡くした父親@ダーリン熱田と夫を失いかけている娘@百合っちの共同生活が始まり、
そこにイモという、いわば異分子が飛び込んできた…のが先回の話。

今回、もうひとり“異分子”が加わった。
ダーリンがつけた名前はハルミ

幼い百合っちの前に現れたオッカのワンピースは黄色。
ハルミが乗ってきた車も黄色。

春を告げる菜の花の色とか、
優しく飛び回る黄色い蝶を連想する。


先回、事情を知らないとはいえ百合っちにはキツイ言葉を投げていった伯母さんが
ダーリンにオッカを紹介したということが判明。

やはり根は良い人なのだろうね。
お節介だけど…少々、独善的で固定観念に囚われている感じはするけど…口は悪いけど>ぉ
百合っちが夫の不倫相手に子供ができたと告げた途端、その点に言及するのを止めたのは偉い。

↑褒め過ぎ?

でも、何となく、この伯母さんが一つのキーになりそうな気がするもんで。
ダーリン&百合っちも、イモもハルミも、少ない言葉で相手の心情を察する繊細さがあるので
そこに正反対のタイプの伯母さんを絡ませるところに意味が持たせてあると思う。


そんな伯母さんの計らいで、ダーリンとオッカの出逢いは夏祭。
ちょっと粋かも?
オッカ本人も言ってたけど、夏に肉まんというのはズレてるっちゃあズレてるけど
オッカらしい感じがして好印象。

まあ、ダーリンは気付いてなかったみたいだけど。
(最初から知っているからこその、あの肉まんの食べ方だと思ったのに)

それから、画面には出てこないお見合いの日があって
断ったダーリンをオッカが訪ねていったことから、2人の歴史は始まったのね。

それにしても、ダーリンは妻を2人とも亡くしてしまったわけで
つくづくと切ないなあ…

配偶者を亡くすというのは、文字通り半身をなくす様な特別の喪失感があると聞く。
我が母のお葬式の時も、父は人前憚らず大泣きしてたっけなあ…


ダーリンの肉まんに対し、百合っちの思い出はミカン。
浩之さんが育てたミカンは最初は酸っぱいだけだったけど、
年毎に甘さを増しながら、2人が老いるまでずっと実っていく予定だった。

問題は不倫相手ではなく、お腹の子供。
そうだよね…これはもう、どうしようもないよね…
「なかったこと」にはできないし、認知すれば良いってものでもないし、
何より浩之さんは子供を欲しかったんだろうし。

百合っちが不妊治療を頑張っていたのは、自分が母親になりたいというだけでなく
浩之さんを父親にしてあげたかったんだろうし。

それに、不倫相手の上の子供の態度が気になるな。
あの子にとっては浩之さんは異分子だものね。
百合っちに対するオッカより遥かに分が悪い。
そのオッカに、百合っちは心開けなかったことを悔いているくらいなのに。


そんな中、四十九日の宴会のために用意を始める4人。

オッカの人生を年表にして貼るというアイディアは良かったけど、書く内容に苦慮。
そこから、子供を産まない女性の人生は空白が多いのか…という疑問に繋がる。
ここは、なかなか鋭い展開だなあ、と思った。
非常に女性的な思いつきかもしれない。

女性向け掲示板で、
「子供を産むと人間的に成長する」という説を堂々と唱えている人がいて驚いたことがある。

そりゃあ、子供に絡んだ色々な経験ができるから、その面において熟達する部分はあるだろう。
未経験の私なんぞは、赤ちゃんを抱き上げるのも怖くてできないもんな。
子供を優先させることが多いので自己犠牲の精神とか寛大さ等も身に着きやすいかもしれない。
私なんて、母親の立場の人は無条件で尊敬しちゃうよ、基本的にね。

あくまでも基本的。
人間性が全面的に向上するなんて有り得ない。
そうだったら、近所の意地悪ばーさん達や、街中のモンペ連中は何なのよ!?
って言いたくなるもんな。
児童虐待だって起こるわけがない。

そう思いながらも、やはり経験がないと劣等感に繋がりがちだから
百合っちが疑問を抱く気持ちも分かる気がする。
これは女性特有の気持ちかもね。


というわけで、さすが全4話だけあって、2話目にして大きな流れになったな。
いや、全体に淡々とした語り口なんだけどね。
でも、中身は濃い。

突飛な題材というわけでもな>結構よくある話
イモとハルミというファンタジックな存在が加わったことで新鮮な流れになっている。
(扱い方が下手だと朝ドラチックの陳腐なキャラになりかねないけど今のところ好感度大)
そして先がどうなるのか予想できそうでできなくてドキドキする。





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Last updated  2011.02.28 12:13:21
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