【主張】 感染症研究施設 理解得て運用実現めざせ
MSN 産経ニュース 4月21日(日)03時29分の配信です。【主張】 感染症研究施設 理解得て運用実現めざせ 【4月21日 MSN】 致死率の高い感染症の病原体を特定するなど全に調べる研究施設が日本にありながら、いまだに運用されていない。一部の住民の理解が得られないためだ。検査ができなければ、治療薬やワクチン開発にも支障をきたし、未知の感染症にも対応できない。厚生労働省や地元自治体は、施設の安全性と必要性について、周辺の理解を得る取り組みを強めてもらいたい ・・・続きはこちらから 私見です。病原体を扱う施設は、空気清浄器が設置され、空気が外部に漏れないように低い気圧で保たれています。西アフリカで流行しているエボラ出血熱のほか、ラッサ熱、天然痘など感染力が強く、生命にかかわるハイリスクの病原体を扱う施設は「BSL4」(別称P4)(Physical containment)と呼ばれ、建物の中にもうひとつの建物を造る多重構造などによって病原体の流出を完璧に防げるように出来ています。BSLは「バイオセーフティー(生物学的安全性)レベル」の略語の国際基準で、病原体の危険度に応じて4段階に分かれます。日本でBSL4の条件を満たしている研究施設は2か所あります。一カ所は、国立感染症研究所で東京都, 武蔵村山市にあります。もう一カ所は、理化学研究所筑波研究所 、茨城県, つくば市にあります。武蔵村山市とつくば市の住民が、BSL4の研究を始めると、いつ何時病原菌が漏れるか心配で研究の差し止めを行い現在稼働していません。世界でもトップクラスの検査器や培養器、安全保管施設が眠ったままなのです。市民はまんいちのことを考えた場合にそなえ、稼働させない選択をしました。どうせでしたら、東京湾を埋め立てて周りに完全に人のいない場所を作り研究をした方が良かったかも知れません。何億もの金が施設の維持だけの為に使われています。ハイリスクの感染症でも、患者の治療は、医療設備の整った病院でできまうs。しかし安全に病原体そのものを分析したり、未知の感染症の病原体は何かを調べたりするにはBSL4の施設が必要になります。万一日本のどこかで未知の感染症が起きても研究一つ出来ません。例え、感染の場所が筑波市でも・武蔵村山市でも、私設は使用できません。漫然と感染していく人達を見守るだけになります。もうかれこれ2カ所の施設は30年間地元住民の反対に逢いかどうしていません。BSL3を研究する機関は日本に10か所あります。場所は各都市の大学の研究所にあります。東京の場合東京大学医科学研究所 東京都, 港区にあります。大阪は大阪大学内と大阪府立大学りんくうキャンパスの2カ所にあります。最後の手はBSL4の施設をすてBSL3の施設を改造して総合研究所をつくるしかないでしょう。30年も反対運動が続くという事は今後も、危険な研究を行う施設は建設が無理という事で、一切建設しない様にすればいいのです。病院も、ごく普通の総合病院で、特殊な病気や怪我、移植手術などは他の市または県に依頼する様にした方が良いでしょう。きっと住民は特殊な怪我や移植を伴う病気の人は近づけたくないでしょうから・・・ヒゲでした。