マグロ1匹、1億5,540万円!
追伸です。マグロ1匹、1億5540万円!毎年正月に、必ず話題にのぼるのは箱根駅伝と大間のマグロです。箱根駅伝は89回目の今年、30年ぶりに日体大が総合優勝をしました。日本体育大学は、運動能力に特化した生徒が1年生の時から、運動生理学などの理論や効率的な走り方、体内エネルギーの運動代謝を実地で研究、実験、実施をする大学です。つまり運動のスペシャリストの集団が日本体育大学なのです。勝って当たり前の学校が30年間もの間優勝から遠ざかっていたのは不思議な気がします。もうひとつの話題は、大間の黒マグロです。昨年は、不況にも関わらずキロ21万円、1匹5,649万円で競り落とされました。今年はどうでしょう。JIJI.com 01月05日(土)09時00分の配信です。大間のマグロ、1億5,540万円=初競りで史上最高値更新 築地市場。 築地市場の初競りで史上最高値を付けた青森県大間産のクロマグロ。右は落札し、笑顔のすしチェーン店「すしざんまい」を展開する喜代村の木村清社長=5日早朝、東京・築地。東京・築地市場(中央区)で5日朝、新年恒例の初競りが行われ、青森県大間産のクロマグロ(222キロ)に1億5,540万円という史上最高値が付きました。昨年の5,649万円を大幅に上回り、卸売場ではどよめきや歓声が広がりました。午前5時すぎ、鐘の合図で始まったマグロの競りは、この日1番のマグロを狙う仲卸と競りに参加する権利を持った「すしざんまい」を展開する喜代村との一騎打ちに注目が集まりました。お互い譲らず徐々に競り値は上昇、昨年の1キロ当たり21万円をあっさり突破します。通常、あっという間に値決めされますが、両者の競り合いは数分間に及び、キロ70万円という超高値で喜代村に軍配が上がりました。私見です。高級なクロマグロは中国や香港でも人気があり、ここ数年日本のすし店などとの間で落札競争が激しくなっていました。市場関係者からは過剰な競争になっていると懸念する声も上がっていました。そんな声を尻目に今年のクロマグロの値段は1億5,540万円と史上最高値を記録してしまいました。マグロはものによっては成魚で全長3 m・体重400キログラムを超えます。キロ単価がさほど高くなくても、500キログラム程のクロマグロがせりにかかれば今年の最高値の更新もありえます。木村清社長は、「大きさも色つやも最高のマグロですが、金額はちょっと高くなりすぎたと思いますし、驚きました。一人でも多くの人に食べてもらいたいので、店ではいつものマグロと同じ値段で提供します」と話していました。さすが、太っ腹。一度食べてみたいものです。ヒゲでした。