ウガンダの反政府勢力、隣国コンゴで100人殺害か
AFP BB NEWS 11月25日(火)07時10分の配信です。ウガンダの反政府勢力、隣国コンゴで100人殺害か コンゴ民主共和国東部・北キブ州ベニの町中を歩く人々(2014年10月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALAIN WANDIMOYI【11月25日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で先週、約100人が何者かに殺害された。議員らが24日、AFPに明かした。同国政府は、隣国ウガンダの反政府勢力による犯行との見解を示している。 ・・・続きはこちらから私見です。ウガンダの、反政府武装組織ですぐに思いだしますのは「神の抵抗軍」(Lord's Resistance Army LRA)です。2009年12月、コンゴ民主共和国東部州マコンボで起きた虐殺が有名です。その他、1980年代後半からの内戦で「神の抵抗軍」によって拉致された子供は20,000人以上にのぼり、「神の抵抗軍」の戦闘員の85%は11歳から15歳の拉致されてきた子供たちでした。「神の抵抗軍」の子供に対する犯罪は特に深刻で、子供を拉致し、強制的に少年兵にしたり、性的奴隷にしたりして国際的な非難をあびていました。「神の抵抗軍」は2008年12月にコンゴ民主共和国(旧ザイール)で住民約480人を殺害したと発表するなど残虐な所業が国際的な批判の的になりました。今回は、先月ウガンダのイスラム教徒系反政府武装組織が200人以上の虐殺を行ったとされるコンゴ北キブ州で起きました。虐殺には、斧、なた、大型の木製棒などが使われて惨殺されたとの事です。虐殺行為に及んだのは民主同盟軍とウガンダ解放国民軍の組織で100人以上の虐殺が行われたとの情報もあります。ウガンダの反政府組織がコンゴになぜ手を出し虐殺に及ぶかは、歴史的な背景があります。アフリカ大戦と呼ばれた第2次コンゴ戦争がありました。コンゴ国内でツチ族とフツ族による民族対立や資源獲得競争が原因で行なわれた戦争です。この時ウガンダは、コンゴ解放運動(MLC) 結成を支援しました。今でも、国境を越えた、民族間の軋轢がある様で一般国民よりは反政府組織の無差別な意識が未だ虐殺行為に手を染めさせているものと思われます。民族間の関係は、現在私には情報不足(本当は勉強不足)です。中途半端で、すみません。 m(__)mヒゲでした。