豪州行きの難民船、インドネシア沖で沈没 7人死亡
AFP BB NEWS 07月24日(水)19時04分の配信です。豪州行きの難民船、インドネシア沖で沈没 7人死亡 インドネシア沖で起きた難民船沈没事故で、西ジャワ州シダウンで生存者の子どもを搬送する警察官(2013年7月宇24日撮影)。(c)AFP【7月24日 AFP】インドネシアのジャワ(Java)島沖で22日夜、オーストラリアに向かっていた難民船が沈没し、これまでに少なくとも7人が死亡、156人の生存が確認された。西ジャワ(West Java)州の警察当局が24日、述べた。西ジャワ州の警察当局によると、船には204人が乗っていたとみられる。救助隊の責任者は、「(救助された人々が)イラクやイラン、スリランカから来たと話している」ことを明らかにした。ただ一部生存者の話では、難民船には250人が乗船していたとの情報もあり、また乗っていた人の多くがスリランカの難民認定希望者でオーストラリア領クリスマス島(Christmas Island)に向かっていたという。(全文)(c)AFP ・・・ほかの写真はこちらから私見です。かなり昔、「ボートピープル」と言われる難民船が南ベトナムから日本を目指して船出して中には力尽きる者もいました。日本は、外国人の難民指定には大変厳しい国の一つです。ボートピープルではありませんが、北朝鮮からの脱北者が瀋陽日本総領事館を目指して駆け込もうとしましたが門を閉ざされ中国警察に引き渡されるという動画が、脱北者支援ODAのカメラに収まりYouTubeに投稿される事件がありました。結局中国警察は、日本総領事官の正式な要請も無く入り込み脱北者を連行しました。後日談ですが、中国政府は日本総領事館に壁や門の高さをきちんと脱北者が入り込まない様に整備する様、要請をして来たそうです。「ボートピープル」の話しでした。日本が受け入れに厳しいと知るやアメリカ、オーストラリアがターゲットになりました。しかし、中東、東南アジアからアメリカ、オーストラリアへはかなり距離があります。途中で座礁、難破、遭難などの事故が頻繁に起きているのが現状です。各国の現在までのインドシナ 三国からの難民受け入れ数は以下となっています。アメリカ - 823,000人オーストラリア と カナダ - 各137,000人フランス - 96,000人ドイツ と イギリス - 各19,000人日本 - 約11,000人イスラエル - 400人今回もオーストラリアを目指して航行して来ました。途中で助けの手が差し伸べられた事は幸いでした。亡くなった方のご冥福を祈ります。ヒゲでした。