2382337 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Pastime Paradise

Pastime Paradise

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008.01.29
XML
カテゴリ:香港電影
 昨夜からBS2(NHK衛星第2)で「インファナル・アフェア(無間道)」3部作が三夜連続で放送されている。この作品は02年に香港で公開されるや数々の記録を打立て、金像奨(香港フィルム・アワード)で主要7部門受賞という快挙を成し遂げた、近年稀に見る香港映画の傑作だ。また、06年にはハリウッドで「ディーパーテッド(THE DEPARTED)」というタイトルでリメイクされ、アカデミー賞作品賞を受賞したことからも、この作品がいかに優れているかが分かる。
 嗚呼、香港ノアールもついにここまできたか…うっしっし

 は?何、その香港ノアールって?
 香港ノアールというのは日本の映画会社の宣伝部かどこかが勝手に作った造語で、香港製犯罪映画の総称のこと。この言葉が広く使われるようになったのは、86年公開の「男たちの挽歌(英雄本色)」からだった。この作品は、アクションといえばカンフーという従来の香港映画のイメージを一新させ、且つ香港の犯罪映画の流れをも変えた、香港映画の金字塔きらきらといえる大傑作である。
 また、「ミッション:インポッシブル2(M:I-2)」等で知られるジョン・ウー(呉宇森)監督の出世作でもある。

 sikaku4.gif ストーリー紹介
 兄・ホー()は偽札組織の幹部、弟・キット()は警官を目指す青年だ。
 ある取引でホーは密告され、台湾警察に捕らえられる。3年後、刑期を終えたホーはキットのために堅気になろうとするが、兄のせいで父を殺されたこともあり、キットは兄を憎んでいた。
 そんなある日、ホーは片足を引き摺り、すっかり落ちぶれたかつての相棒・マーク(Mark哥)と再会。今や組織は彼等の舎弟だったシン(阿成)に牛耳られていた。マークは巻き返しを訴えるが、弟のために足を洗ったホーはそれには応えることが出来なかった。
 しかしシンは再びホーを仲間にしようと、キットやマークを襲う。怒ったホーはマークと共に組織を壊滅させることを決意する。
 激しい銃撃戦の中、駆けつけたキットに、マークは何とか兄の努力を認めさせようとする。やがてマークは銃弾に倒れ、やっと心を開いたキットはシンを倒すため、ホーにそっと銃を渡す…という男泣き必死の映画である(ToT)

 この作品でマークを演じたチョウ・ユンファ(周潤發)人気が沸騰、「亜州影帝(アジアのスター様々)」と呼ばれ、後にハリウッドに進出。今度、どうやらハリウッド版実写「ドラゴンボール」で亀仙人役を演じるらしいけど…。
 ホー役はティ・ロン(狄龍)。本来の主役はこちら。実に渋くて格好いい♪
 熱血キットを演じたのはレスリー・チャン(張國榮)。ラストでレスリーがティ・ロンに銃を渡すシーンが素晴らしい。

 ちなみに続編「男たちの挽歌II(英雄本色II)」では、実は何とマークには双子の弟がいた!という、ンなアホな!びっくりと言いたくなる無茶な設定で、マークに何から何までそっくりなケン(Ken)が登場。嗚呼、これが香港映画ってモンだ…ショック

 今夜BS2で放送の「インファナル・アフェア 無間序曲(無間道II)」は、1作目の主役、潜入捜査官・ヤン(陳永仁)と潜入マフィア・ラウ(劉建明)の若かりし頃を描いたもの。
 「男たちの挽歌II」のような反則技が飛び出すかは、見てのお楽しみスマイル
  
 テレビ 本日のひまつぶし

 ・「英雄本色 A BETTER TOMORROW」Trailer→こちら
 香港電影は広東語で喋り、字幕は中国語と英語で出るので、語学も鍛えられます(^^ゞ

 ・張國榮が歌う主題歌→こちら レスリーは2で壮絶な死を遂げる
 なお03年、レスリーの死後、四大天王といわれる張學友(ジャッキー・チュン)、劉徳華(アンディ・ラウ)、郭富城(アーロン・クォック)、黎明(レオン・ライ)が揃ってレスリーが歌ったこの映画の挿入歌“當年情”をアカペラで歌い、レスリーに捧げた→こちら

 ・せっかくなんで「無間道」の主題歌もどうぞ→こちら1(広東語ver.)&こちら2(中国語ver.)
 歌っているのはヤン役の梁朝偉(トニー・レオン)&ラウ役の劉徳華。
デュエットはいいが、声の区別が付きにくくてあまり意味がないような…(^^ゞ 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.01.29 15:01:09
コメント(2) | コメントを書く
[香港電影] カテゴリの最新記事


PR

Free Space

Recent Posts

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News


© Rakuten Group, Inc.