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カテゴリ:推理クイズ 解答
チューリップの開閉運動の仕組みは何でしょうか。
図1(再掲) : チューリップ ---------- 蛍光灯の横に 『点灯管』 というものがあります。 数センチサイズで角刈りになっている、あの電球です。 点灯管の内部には、二枚の金属の板AとBが向かい合わせに並んで入っています。 この金属板Aは、素材の違う金属GとMが一枚に張り合わされてできています。 素材が異なると熱による伸縮率が異なるため、 点灯管内が放電して高温になると、熱膨張しやすい金属板Gが、 熱膨張しにくい金属板Mのほうへ曲がります。 すると、結果的に金属板Aは曲って金属板Bと接触し、高電圧が発生し蛍光灯が点灯します。 曲がるイメージとしては、 手のひらを拝むようにぴったりと密着させて、右の掌を密着させたまま上にずらすと、 左の掌が左に曲がるようなものです。 このとき、右手がG。左手がM。両手を合掌したそのものがAに相当します。 ---------- チューリップの花びらは、温度特性が異なる細胞の二層構造になっており、 温度が上がると内側の細胞が増殖し、外側に曲がり、 温度が下がると外側の細胞が増殖し、内側に曲がります。 つまり、太陽が出て温度が急激に上昇すると、内側の細胞が増殖して花が開きます。 しかし、雨の日などは温度上昇が小さいため、花の開きは小さくなります。 ということで、答えは、 『A : 花びらの細胞の数を増やして、開閉運動をする。』 でした。 そのため、チューリップは開閉運動を繰り返すたびに、サイズが大きくなっているのです。 ---------- 解答を寄せてくださった方々、どうもありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ありがとうございます☆
田中先生のお陰ですv また新作でも出たら即買いして御礼しよう♪ でもそんな仕組みとは知らなかったので 貴重な情報ありがとうございました! お菓子って「カルミン」でしょうか。 明○製菓だったような、、? 直径2cmほどの?筒状になってて 白いミント味の1個1個が丸い錠剤のような、です。 (2009.04.20 08:08:02)
そうでしたか…
なぜ開いたり閉じたりするのか以前から疑問でしたが、 ちゅーりっぷさんそんな大変な運動をして何か意味があるのでしょうか? 余計な力を使っているような気もしますが、きっと何か理由があるのでしょうね。。。 ノースポールも夜になると閉じてしまいますが同じ仕組みなのでしょうか? 不思議です~ (2009.04.20 23:01:32)
kats_mizさん。こんにちは。
この現象は20世紀半ばに発見された比較的新しいものです。 何だか、いなかっぺ大将のような口調で大笑いしてしまいました^^ (2009.04.20 23:29:23)
snowrun29さん。こんにちは。
>ありがとうございます☆ >田中先生のお陰ですv >また新作でも出たら即買いして御礼しよう♪ > >でもそんな仕組みとは知らなかったので >貴重な情報ありがとうございました! > >お菓子って「カルミン」でしょうか。 >明○製菓だったような、、? >直径2cmほどの?筒状になってて >白いミント味の1個1個が丸い錠剤のような、です。 POLOのようなお菓子ですね! 思い出しました^^ しかし流石、隠れ植物マニア(?)ですね。 なかなか手ごわいです^^ (2009.04.20 23:37:01)
emairさん。こんにちは。
>そうでしたか… >なぜ開いたり閉じたりするのか以前から疑問でしたが、 >ちゅーりっぷさんそんな大変な運動をして何か意味があるのでしょうか? >余計な力を使っているような気もしますが、きっと何か理由があるのでしょうね。。。 >ノースポールも夜になると閉じてしまいますが同じ仕組みなのでしょうか? >不思議です~ 確かに不思議です。 おそらく、花の内部はかなり保温性が高いため、 夜間の気温低下から内部を保護しているのではないでしょうか。 植物の細胞写真を専門に植物を分類・研究する、 植物細胞研究センターが平成22年からMASAラボにて発足する予定です。 その際はチューリップの開閉前後の細胞の違いも調べることにします。 (2009.04.21 00:01:14) |