三ッ星レース(メルセデスCLK-DTM)
ここのところツーリングカー続きなんだが、今回もまた。なんだかんだ言ってもやはり、車種の豊富さカラーバリエ等々を鑑みるとレースカーミニチュアの王道はツーリングカーというところに落ち着くんだろう。(と言いながらも、ウチはF1が最大勢力なんだがね)で、日々の帰り道、ちょっと遠回りして歩いてくと深夜まで開いてるリサイクル店。時折、値段含みでアンテナに引っ掛るアイテムが眠ってたりするんでセコハン屋といえどもバカに出来ないものがある。更にこの店はミニカーに造詣のない連中がやってるんで、なんでもかんでも統一セコハン価格。非常に助かる(^^)これも1200円。まぁ、プレミア価格で取引きされるアイテムでもないんだけど。 オートアート1/43 メルセデスCLK-DTM2000#05 クラウス・ルートヴィヒメルセデスといえばドイツ、ドイツといえばDTMとゆーわけで2000年のDTMシーズンを走ったCLK。ドライバーはこの年が最後の元王者クラウス・ルートヴィヒ。序盤戦こそ振るわなかったが、第3戦ノリスリンクの表彰台を機に次戦ザクセンリンクでヒート1、2ともに優勝し、総合ランク2位でシーズンを終えた。DTMのメルセデス、つかDTMといえば自国の老舗ミニチャンプスの独壇場なのだが一時期1/43スケールにも積極的だったオートアートからも出してた。いまでもたまに思い出したようにポツリポツリと1/43スケールを発売するオートアートの姿勢はイマイチ読めないんだが、これもミニチャンと張り合うつもりなのか?と思いきやあとが続かず、ホント一体なんで?な一台。リアフェンダー前のエアスクープがちゃんと抜けてたり意欲作だと思うけど。つか、黒一色のマシンはゴキブリ状態で何がなんだかよく判らんね、こりゃ(^^ゞとゆーことで、ライバル(とは相手はまったく思ってないだろが)ミニチャンプスのヤツ。翌年モデルだけど。ミニチャンプス1/43 メルセデスCLK-DTM2001#24 ペドロ・ラミー ありゃ、こっちもあんま変わらんか。悪いね、写真のウデがなくって(^^ゞDTMなら個人的には96年まで、なので特売とかじゃないと食指は動かないんだがコイツは絵柄にひかれて戦績云々抜きにして通常価格で買ったもの。スポンサーとゼッケンがリンクしてるのもオシャレ(笑)全体像は、ミニチャンとオートアートどっちがどうという優劣はない。唯一気にするとすればフロントマスク、ヘッドライトの造形。 左がミニチャンプス、右がオートアート。見てのとおりミニチャンプスには黒目があってメインライト上部のウィンカーの塗り分けなし。これは多分ライトをミニチャンプスは外側からボディの穴にピンを嵌め込む方法なのでどうしてもピンの部分が色抜けしちゃう。一端ボディを外して、裏からピンの先端に銀色でも塗れば目立たなくなるかも知れない。比してオートアートはパーツをボディ裏から嵌め込む凝った作り。パーツにピンがいらないので当然色抜け黒目も存在しないとゆーわけ。さらにバンパー下部から見えるラジエーターもオートアートに工夫あり。ただ、フロントグリルのモールド状態はミニチャンプスに分があるね。そうなるとホント、戦績やドライバーやマシンの絵柄など好みの問題っつーわけで。ま~個人的にはこの時代のマシンフォルムまでかなー。最近の、なんとなく変形してロボットになりそうなヤツは、ちょっと敬遠。なんつって、バーゲン品ならハナシはまた別なんだけどネ(^^ゞ