|
テーマ:オシャレ大好き(190647)
カテゴリ:ミニマル ワードローブ
長袖Tシャツを。
人生で、果たして何枚 わたしは買ったのだろう。 そして手放してきたのだろう。 【長袖Tシャツがなくても、1年間ちゃんと暮らせます、の画像(その1)】 ![]() もこもこニットのシーズン超えたら、薄めのニットをメインで着ます。2月、3月、4月。 **************************************** わたしが自分のお金で服を買えるようになったのは、17歳頃でした。 それまでは、親からもらったお小遣いや、貯めたお年玉で買う。 高校生は買い食いにいとまがなく、ちょっと背伸びして素敵カフェにでもゆこうものなら お小遣いは、そのパフェ代だけで 1ヶ月分が半分くらい飛んで行ってしまう。 服なんて、買えなかった。 【長袖Tシャツがなくても、1年間ちゃんと暮らせます、の画像(その2)】 ![]() 寒さが緩み、春の訪れを感じ始めたら、ブラウスメインで。 インナーの種類や袖のまくり具合で調節すれば、3月、4月、5月、6月は、ブラウスで OK! で。 高2でバイトを始めて。 月にどうだろ、3〜4万円くらい稼げるようになって、 パフェもケーキも我慢してお金貯めて、それ持って嬉しくファッションビルに向かうのですが、 折りしも世の中はバブル真っ只中。 DCブランドブームのど真ん中。 欲しくても、すずひの貯めたお金ごときで買える服なんて、なんにもなくて・・・ いえ、3〜4万あれば買えるものも もちろんあったんですけれど、 あの頃は、今と違って「とにかくいろいろたくさん欲しい」じゃないですか。 4万円のお気に入りの服を1着!ではなくて 友達と遊びに出かけるのに、3回遊ぶなら3回違う格好できるような「数」が欲しい。 4万円で3着買おうとすると、 ワンピースなんて無理で、ブラウスやシャツだって無理で、バッグも靴も無理で、 アウターなんてもっと無理で、ちょっと凝ったようなスカートやパンツも到底無理で・・・ 「長袖Tシャツ」くらいしか、買えなかった。 【長袖Tシャツがなくても、1年間ちゃんと暮らせます、の画像(その3)】 ![]() いよいよ暑い!夏だぞ!となったら5分袖のワンピースをメインに。6月、7月、8月、9月。 長袖Tといえば「部屋着」として便利なのですけど。 独身の頃のわたしも、思えば「部屋着」は持っていなかったような気がします。 当時買っていたTシャツは、全て「お出かけ着の扱い」だった。 部屋着が要らなかったのは、部屋という場所にね、そもそもわたしはいなかったから。 バイトに仕事にお出かけに超・忙しく・・・家にはいつも「寝に帰るだけ」でしたから。 家にいる時間は、だからパジャマさえあればよかった。 結婚して、家事をするようになったころです。 再び頻繁に、今度は「普段着」兼「外出着」としての長T、を買い漁り始めたのは。 【長袖Tシャツがなくても、1年間ちゃんと暮らせます、の画像(その4)】 ![]() 夏が終わり、朝晩涼しくなりはじめる頃にも、再びブラウス。 涼感インナーで9月。 普通に着て10月。 あったかインナー&ストールで11月。 人生で累計したら、100枚くらい買ったのではないだろうか。 長袖Tシャツ。 MUJIで。ベルメゾンで。ピンクハウスで、インゲボルグで。カネコイサオで。 ハリウッドランチマーケットで。ハグオーワーで。 セントジェームスで。オーチバルで。ルミノアで。アニエス・ベーで。 その他の思い出せないどうでもいい店で。 消耗品のような。 決してそうではないような。 どれでもいいような。それでいて意外と奥深く、似合う、似合わないというのがちゃんとある。 色、柄。デザイン。首の形。身幅、肩幅のフィット感。袖の長さ、生地の厚み・・・ ずっと型崩れしないものや、1回洗ってすぐにダメになるもの。 そういう「目利き」も、からっきしできなくてねえ・・・(;_;) それゆえに、1回買ったらそれでいいのでしょうに、なぜかいつも「どこかが」気に入らず、 お気に入りの定番を見つけることや、長く愛し続けることが、なかなか難しいアイテム。 買い替える。 毎シーズン、毎年、買い替える。 大物ではないので、手放しやすいし、買い替えもしやすい。 そのお値打ち価格ゆえ、買い替えハードルの低さゆえ。 意外とこれが散財の源に。 昨シーズン着て、洗って片付けておいた長袖Tシャツを次のシーズンに出してくると、 ものすごくボロっこく見えるのって、あれはなぜなのでしょう (;_;) 片付ける時は、次のシーズンも絶対に大丈夫なように見えるのに。 衣装ケースにしまってある間にも、 色褪せや劣化というのは、止まる事なく進行し続けているのでしょうか。 そうとしか思えないような、目を疑うようなボロっこさや、知らなかった「シミ」。 黒なら。シミはつかなような気がしていました。 黒でもシミだらけになります。 油のシミなのかな。 そこだけ丸く、黒い。 黒の中にあってしても、そこだけさらにもっと黒い・・・ 黒い中の、黒いシミ。 ![]() 長Tの悪口を申し上げたいのではありません。 ミニマリスト名乗り始めてからも。服の数を絞ったぞ!ドヤァ!言いながらも、 わたしは、この通り。こんなにもたくさんの「カットソー」を持っていたのです。 似たようなボーダーを2枚、精鋭だと言ってしっかり握りしめて。 つい数年前のことです。 何回買っても、何枚持っていても、 980円のでも。1980円のでも。 もう少し奮発して6980円のでも。 それこそ13000円くらいするものでも。 結局はその繰り返しだったなあ・・・と、今、つくづく思うのです。 長Tのない暮らしを始めて、どのくらい経ったのかな。 もう、売り場にあっても手に取りませんし、目も向かなくなりました。 カットソーは、どことなく「肌着」に。 「インナー」に見えるようになりました。 そう思うと、肌着にしては これらは高すぎる。 だったら、中途半端なカットソー買うのやめて、本当に「良い肌着」を買ったほうがいい。 わたしには、「Tシャツ類」はいらない。 そうわかるまでの、苦節25年。 散財額は、もはや はかり知れない。 ![]() Tシャツは、ケアが簡単で、汗を吸って、動きやすくて、いいことだらけなはずなのに、 「長くキレイな状態を保つこと」が、マメな人でないと意外と難しい衣類です。 持ち主の「性格」や「美意識」が、極めて顕著に表れてしまう衣類。 Tシャツに注いでいた費用や情熱を、今は、ニットに。 ブラウスに。 1枚1枚は買いやすい価格の長袖Tシャツですが、3〜4枚買えば結構な額です。 それを、入魂。 ブラウス1着に入魂。 そういう買い方が、本当にできなくて・・・ 高校生のときに染み付いた「少しでも枚数多く」の考えが、いつまでもいつまでも抜けなくて。 そんなわたしの思考のまさに象徴だったのが「長袖Tシャツ」だったような気がします。 【長袖Tシャツがなくても、1年間ちゃんと暮らせます、の画像(その5)】 ![]() 寒い冬がやって来た!もこもこのニット大活躍の 12月、1月、そして2月。 ね、長Tも、半袖Tも、スウェット(トレーナー)も、出る幕なかったでしょう ( ´▽`)? ※ 2020・最新の少数精鋭ワードローブの一覧はこちらです → ★ なくても平気だったもの。 半袖Tシャツ。 長袖Tシャツ。 パーカなどのスウェットもの。 それらを買わないと。 それらに費やしていたはずの資金は、確実に手元に残ります。 本当に欲しいものや本当に愛せるものに、それを注げる。 正統な「流れ」。 この流れって・・・ 慣れるとね、ちょっと「クセ」になります。 ちょこちょこ、こまごま、中途半端なものを買おうという気が本当に起こらなくなりますし、 そして、大して満足できないまま買って着て捨てることになる衣類の数も、めっちゃ減ります。 季節の変わり目が怖かった。 四半世紀もの間、ずっと。 ぶ厚いトレーナーと、半袖Tシャツ。その間に着る「長袖Tシャツ」が、 この3点セットのパターンによる衣替えが、気温調節が必須なのだ!と、そう思っていました。 ぶ厚いトレーナー (冬) ↓ 長袖Tシャツ (春) ↓ 半袖Tシャツ (夏) ↓ 長袖Tシャツ(秋) ↓ ぶ厚いトレーナー(冬) ↓ 長袖Tシャツ(春) ↓ 半袖Tシャツ(夏)・・・・ エンドレス。 そう。 まさに エンドレス。 日本の四季を快適に生きるのには、このサイクルしかないのだ、という盲信。 毎年、なぜか半袖Tシャツを買い、毎年、長袖Tシャツを買い、冬にはパーカを買う。 昨シーズンにも買ったはずなのに、それを、来たるシーズンには何故か着たくならない「謎」。 「半袖Tシャツ」 「長袖Tシャツ」 「ぶ厚いトレーナー」 この3点セット・・・ 全部要らなかったよ!!! ヽ(;▽;)ノ 「どれかを持っているせいで、3点ともいる気がしてしまう罠」に、まんまとハマってた。 なんと、人生の半分くらい ヽ(;▽;)ノ 全部手放してしまえば・・・・ 全部 要らなかったんだね ヽ( >_< )ノ うわーん おわり 白砂糖・乳製品・小麦粉を、それぞれを個別に断とうとするよりも、洋菓子すべて断つ!の方が むしろ結果的にやりやすく楽なのだ、と聞いたことがあります。それと、少し似ています。 「カットソー素材のもの全て断つ!」の暮らしになりました。 とても清々しいです。 ↓ ポチッとすると「カットソーの罠」に、あなたも はっと気づくかもしれません! にほんブログ村 いつも押してくださって、本当に嬉しいです。 ありがとう。 * お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.02.07 15:17:55
[ミニマル ワードローブ] カテゴリの最新記事
|