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カテゴリ:散歩 Taking a walk
6年前のある士業向けの雑誌に掲載された記事を読む必要ができて、出版社に電話するも、もうバックナンバーは無いとのことで、国会図書館にならあるでしょうとアドバイスをもらって行って来ました。地下鉄永田町駅の迷路のような長い地下道をさんざん歩いて上に上ったときの図書館から見た国会議事堂の景色です。
館内はそれぞれのプロセスのシステム化が進んでいて、お目当ての雑誌を検索してコピー依頼し、受け取るまで予想外の早さにびっくりしました。私のようにITリテラシーの無い者のために各所にアシスタントみたいな人が配置され、やさしく教えてくれるのも助かります。 サービスの概要を読むと、利用者登録をすれば、わざわざ国会図書館に行かなくても資料のコピー依頼や受け取りを郵送等でできたり、近所の図書館で資料を見たりすることも出来るようです。是非利用したいと思いました。 予定時間が余ったので、以前紹介した学研の「読み物特集号(学習と科学)」 でも読もうかと検索したら、自分が小学校を卒業した翌々年の分からしかなかったので、お腹も空いたしまあ次でもいいかと思って、やめました。 6階の食堂でハムカツ定食をたしか560円か620円で食べました。ハムが結構分厚いのに感動。スーパーに売っている薄切りロースハムの4連、4枚入りパックのやつの4枚分くらいの厚さです(つまり1パック分)。最近のはやりのしゃれたカフェ風でなく、従来型の図書館の食堂で親切で人情に厚そうな人の好いオバチャン、オッチャン風の方(たぶん)が調理、接客してるのもポイントが高いです。 食堂から見た景色です。 この図書館にいつ頃からかわからないけど、日本で発行された書籍、雑誌のすべてが収納されていると思うと感慨深いです。ただこのままいくと100年後とかには、今、アマゾン等の出現で街中の書店が消えつつあるように、デジタル化が更に進んでこんな一等地の図書館という存在自体が無くなり、図書館という機能をバーチャルに運営していく郊外に巨大なデータセンターとかが誕生する時代も来るのかなとふと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.06 14:13:43
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