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テーマ:優先席なんですけど…(4)
カテゴリ:散歩 Taking a walk
先日いつものように仕事に行く前にスポーツクラブでトレッドミルでウォーキングしながら攻略!英語リスニングを30分勉強して、さあ帰ろうかと思ったら、隣にきれいな女性が現れて走り始めたのでその場を去るに去りがたく20分延長したら、おかげでくたびれてしまい、都バスのつり革にもたれてウトウトしてました。
その様子を見て哀れに思ったか、自分の前の普通席に座っていたおそらく70歳過ぎのご婦人が自分は空いている優先席に移るのでどうぞ座ってくださいとおっしゃっていただきましたが、次で降りますからと丁重にお断りしたことがありました。 今年は春にも女子中学生に席譲られたし、なんか譲られまくってます。 うちに帰ってよく考えたら、そういえばバスに乗っていると最近は明らかに70歳以上と思われる方が普通席、優先席の両方が空いていると普通席のほうを選んだりするのをよく見ます。良く見ていると70代くらいの方が優先席に座っていても80代くらいの方が乗って来られると席を譲ってあげることが多いようです。こいういうルールが内輪で出来ているんでしょうか。トランプで言うと、自分がジョーカーを持っているので勝ちだと思っていたらもっと強いジョーカーを持った人が後から現れたような感じでしょうか、おちおち優先席で居眠りもできません。だから普通席が空いていれば優先席でなく普通席にすわるように見えます。 また時間帯や路線によっては乗客の半分以上、場合によっては2/3以上が65歳以上の方で占められることもあります。 Wikipedia:都営バス 高齢者人口及び割合の推移:統計トピックス No.72 統計からみた我が国の高齢者(65 歳以上)-「敬老の日」にちなんで- H.25.9.15.総務省 現在の25%と比して、優先席の前身のシルバーシートが始まった昭和40年代後半は65歳以上の人口は全体の10%もいませんでした。また日本人の平均寿命もたしかまだ80代に届かず、当時の記憶を思い出すとバスに乗る80代の方はそんなに多くなかったように思います。なので当時は出口の近くの3席くらいを優先席に割り当てればうまく回っていたのかと思いますが、高齢者の割合が全体の1/4に増加し、優先席の対象者も拡大している現在、優先席の割合の見直しが必要な時期に来ているように思います。 座席数を30と仮定して高齢者の割合が25%、その他の優先席を必要とする方の割合を25%と置くと全座席の50%とか、思い切って全部を優先席にするとか、席を譲るほうも譲られるほうも負担無くいたわり合いの気持ちを醸成できるような高齢化社会の優先席の割合やルール案を公募して実験してみるのもいいのではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.24 08:33:54
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