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野越え、山越え、古希越えてロンリーザックさんが一人で歩く四季の山便りです。
2020年10月10日70才に登頂。花がメインで更にゆるゆる度が増し々・・・ 尚、詳しいコース紹介等は割愛させて頂きます。
カテゴリ:2024年一人歩きの山
6月29日 晴れ 8:15 スタート 高原温泉から花を愛でながら旭岳に縦走予定だったけど直前に変更で黒岳目指して歩き出す。パーティにすぐ追い着いた他、登山者の姿はほぼ見当たらず静か。
![]() (↑)見晴台 此処まで樹林帯の急斜面を登って来たら急に展望が開き高根ヶ原。 ![]() (↑)振り返ると東大雪の山々。 ![]() (↑)第一花畑まで1時間。正面は最初のピーク緑岳。花は雪解け直後で少し。 ![]() (↑)上がキバナシャクナゲ、下はエゾコザクラ。こんな景観が続く。 ![]() (↑)ツガザクラ ![]() (↑)雪渓を歩き終えて再び東大雪の石狩岳、音更山。登山者に追い着く。 ![]() (↑)続いて第二花畑に到着。やはり花には早い。 ![]() (↑)澄んだ雪解け水の流れる音に癒される。 ![]() (↑)3度目の雪渓歩きには楽しみがある。雪を撫でて吹く風が気持ちいい。 ![]() (↑)雪渓歩きの登山道から少し離れ崩れた崖斜面に目を凝らす。あった!!!ナガバノツガザクラ。三か所に数本ずつ。デジカメは望遠が利かないので双眼鏡で暫し見入る。他のツガザクラとは形の違う外側に反ったドレスの様な可憐な花。今回の最初の目的は達成です。 ![]() (↑)脆い崖斜面をクリアしたらエイコの沢を見下ろす。シニアパーティ8名程が此処で休憩中。彼らもナガバノツガザクラを見て来たとの事。フラットなハイマツ帯を抜けると岩石帯の登りになる。 ![]() (↑)ジグを切りながら岩場を登って行くと高根ヶ原の向こうにトムラウシ山が見えて来た。 ![]() (↑)此の登りは登山者が連なり下山者も多い。挨拶三昧でお先に失礼。何度見下ろしてもエイコの沢のパーティが次の休憩スポットから動かない。 ![]() (↑)10:24 緑岳に到着 標識の右は熊が岳。沢山のパーティが休憩中で少し風の無い場所を選びオニギリタイム。 ![]() (↑)後旭岳、熊が岳、間宮分岐・・・気持ちがいい。 ![]() (↑)南はトムラウシ山が中央奥で左が忠別岳、右の手前が化雲岳、ポン化雲岳。奥が十勝連峰。 ![]() (↑)ホソバウルップソウ じっと座って居られずにオニギリを流し込んで歩き出すお花畑。 ![]() (↑)振り返る緑岳。 ![]() (↑)白雲小屋との分岐 板垣新道の雪渓を超えると赤い屋根の小屋。奥は白雲岳。 ![]() (↑)手前は開花前のチシマキンレイカ、奥に紫色のエゾオヤマノエンドウと白いチョウノスケソウ。 ![]() (↑)手前のイワベンケイは開花前で右は黄色いイワキンバイ。 ![]() (↑)イワキンバイが多い。全体に草丈がまだ低い。絨毯を敷き詰めたようになるには数日早かった。 ![]() (↑)手前はミネヤナギで大雪山系の固有種。 ![]() (↑)構造土には満遍なくイワウメが咲いている。奥は白雲岳が近くなって来た。 ![]() (↑)花数が多いホソバウルップソウ。此の辺りはウルップソウだらけ・・・ ![]() (↑)やっと咲き始めたチョウノスケソウ。見渡しても少ないので撮影に苦労した。 ![]() (↑)チョウノスケソウとエゾオヤマノエンドウ。 ![]() (↑)若干、花柄絨毯を敷き詰めた感。 ![]() (↑)タカネキスミレも発見。 ![]() (↑)キバナシオガマ!!! まだ3日なので少ない。奥にはトムラウシ山の横に十勝連峰の全貌が見えて来た。 ![]() (↑)11:30 小泉岳に到着 標識の左が白雲岳、右は旭岳、後旭岳、間宮分岐、荒井岳、松田岳。 ![]() (↑)小泉岳を過ぎたらすぐの分岐を右折して白雲岳方向に向かいます。登山者は益々増えて来た。 ![]() (↑)11:55 白雲分岐に到着 沢山の方が休憩中。白雲岳には寄らず北海平に下ります。 ![]() (↑)花の沢源頭の雪渓がカッコいい。源頭の雪渓を越えたら北海沢。 ![]() (↑)此の辺りはまだ花が咲いてない。奥の一番左端が次のピーク北海岳。その横が北鎮岳、凌雲岳、桂月岳、最後に登る黒岳が右端。更に遠景が北大雪。 ![]() (↑)キバナシャクナゲ 奥は左が烏帽子岳、右は赤岳。遠景は北大雪。 ![]() (↑)黒岳と烏帽子岳を見ながら一瞬、人が居なくなり静かな北海平を行く。 ![]() (↑)エゾオヤマノエンドウが多い北海平だけどまだ少ない。奥は旭岳。 ![]() (↑)北海平で立ち止まって振り返る白雲分岐。左の小泉岳から来た。右は白雲岳。 ![]() (↑)ツガザクラ 正面は北海岳で山頂に人、左右から到着する登山者のシルエット。 ![]() (↑)北海岳の登りから振り返るトムラウシ山周辺の山々にも雪が残っている。 ![]() (↑)12:27 北海岳に到着 3度目の山頂標識の左から北鎮岳、比布岳、安足間岳。此処でオニギリタイムの予定だったけど直前に到着したパーティがベンチの周りに居るのでスルーして黒岳方向に下ります。 ![]() (↑)改めて歩いて来た北海沢のコースを見下ろす。正面が白雲分岐。 ![]() (↑)お鉢平の外輪を下りながら凌雲岳、桂月岳、そして黒岳と手前の美ヶ原。ニセイカウシュッペ山と平山。 ![]() (↑)振り返るお鉢平。 ![]() (↑)13:07 北海岳と北海沢の中間ベンチが一つ空いていた。北鎮岳の肩の雪渓を見ながら遅めのオニギリタイム。 ![]() (↑)登山道から外れた小道の先にはエゾノリュウキンカが一面に咲くスポットがある。今回は枯れ枝を積み上げて通行止めになって居たのが残念。遠目に撮影。 ![]() (↑)北海沢に沿って万年雪の横を歩くと右はお花畑。ツガザクラとキバナシャクナゲ。 ![]() (↑)気持ちがいい。 ![]() (↑)エゾコザクラとツガザクラ ![]() (↑)ツガザクラ ![]() (↑)進まない・・・ ![]() (↑)北海沢に沿った道。 ![]() (↑)ずっと・・・お花畑。 ![]() (↑)此処は好きなスポット・・・更に緩く下ると今度は赤石川の渡渉。 ![]() (↑)赤石川は例年より早く雪が消えていたので楽勝。対岸にカメラを抱えたソロ男性が居る。腕にタトゥを入れた逞しい外国人ですがシンキングタイムが長い。彼はストック無しなので水面下の飛び石チョイスに悩んでいるようだった。間も無くスタートした!息を呑んで見守る内にグラッと体制を崩しそのまま水の中かと思ったが体を斜めにしたままこっちに到着した!!!二人同時にセ~フっとシンクロしてしまい大笑い。 ![]() (↑)左が北海岳 ![]() (↑)振り返る赤石川。奥は北海岳。 ![]() (↑)美ヶ原のお花畑が始まる。 ![]() (↑)黒岳石室 ![]() (↑)石室周辺のお花畑はキバナシャクナゲ。 ![]() (↑)13:58 黒岳山頂 本日4回目の山頂標識で最後です。黒岳は外国の観光客も登って来て服装は当然、観光向き・・・5.6名の若者グループが標識の周りで大騒ぎ。何時までも離れてくれないので切り取りました。 ![]() (↑)左奥の白雲分岐から北海岳。本日の縦走ルートを眺める。 ![]() (↑)下山方向には北大雪のニセイカウシュッペ山、平山、武利岳、武華岳・・・ ![]() (↑)凌雲岳、北鎮岳、中岳、間宮岳・・・さて下山開始。 ![]() (↑)まねき岩 ハクサンチドリが咲いている。下山も外国人が多くて驚いた。14:40 7合目リフト乗り場に到着。下山は15時予定だったけどゴンドラに置いて行かれた分、遅れた。やっと暑くなり札幌も30度を超えた日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.08 13:56:01
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