ブリュッセル雑記帳 ガレ-ジセ-ルとハロウィーン
にほんブログ村昨日もガレ-ジセ-ルのボランティア(簡単に言えば売り子ですね)をしてきました。このガレ-ジセ-ルは先週末土曜と日曜の2日間ストッケル近くの教会のホ-ルで行われました。私は入り口近くに居たので来場者の出入りが良く見れるのですが、今朝は会場前にすでに100人以上の方々が入り口で待っておられ、開場後も人の波が途絶えることはありませんでした。いや、ちょっと大げさかな。まあ土日2日間で千人弱の人に来場して頂き、売り子ボランティアの一人として、大変嬉しい限りでした。有難うございました。では、2日目の昨日の話題をいくつかご紹介します。まあ大したことではありませんので、そんなに期待しないでくださいね。話に入る前に、土曜と日曜では来場者に違いがあるので簡単に説明いたします。土曜は主に日本人の方を対象にしたもので、我々はプレセ-ルと呼んでいます。その理由は、単に会場の広さの関係から収容人数には限りがあるので、余り大勢の人が押しかけると色々な面で支障ができるし、来場者にもご迷惑がかかるからにほかなりません。勿論、日本人に限定している訳ではありませんので、日本人以外の方に来ていただいても全く問題はありません。そして2日目の日曜日は、だれでも無条件に来場いただけます。今回は"Que faire"というブロカント専門サイトにPetit annonce(宣伝)を出したので大勢の方がいらしてくれたという訳です。さて、前置きが少し長くなってしまいました。本題はこれからです。開場すると私が担当する庭の大物売り場にも、10人ほどが一斉に押しかけてきました。この時、いやな予感はしたんです。それらしい風体の人が3,4人ほどいるので。まあ一言で言えばこのようなブロカントで値切って安く買いたたく業者、ブロ―カ―の様な輩です。別に場所代を要求したり、凄んだりはしません。ブロカントではよくいる人たちとも言えますが、兎に角やたらに手間のかかる、そして油断できない輩なのです。どういうことかというと、全ての売り物には値札が付いているのに、その値札を見ようともせずに、手当たり次第に「これはいくらだ?」「じゃあこれはいくらだ?」と際限なく質問してくること、それと同時に別のところで「これはいくらだ?」と訊いて来る輩もいます。これらのことはブロカントでは当たり前のことなんですが、問題は彼らはグルで、良からぬことを企んでいるからにほかなりません。とにかく売り手を混乱させて、隙あらば、と狙っているのです。例えは悪いですが、ご馳走を狙っている5,6匹のハエを必死に追っ払っている様子を思い浮かべていただければいいかと。この手の人たちは、実はどのブロカントでも来るんです。それも開始30分も前に売り物を物色し、これはいくらだ、と3、4人から同時に訊かれます。一人に対応している隙に仲間が何かをかすめ盗ろうとする、という事です。今回のガレ-ジセ-ルは出品者の代行として売っている訳で、出品者の了解なく値下げ交渉には応じられません。ですから貼り付けている値札がそのまま売値なのです。それも説明しても同じ質問を繰り返す奴もいます。困っちゃいますね。何か忍耐力を試されているような気もします。この日は朝から強風が吹き荒れていて、受け取ったお札や商品から剥がしたシールが飛ばされないようにすることで、正直手いっぱいでした。加えて、彼らの行動に目を光らせなきゃならないので、開場から15分ほどは目の回る忙しさでした。結局、自分一人では対応するのが難しくなったので、応援を頼むことになりました。そして、その効果はすぐに出てきました。教会のホ-ル(ここが今回のガレ-ジセ-ルの主会場です)で買い物したものを入れた大ぶりな袋を下げて庭にやってきた人が、あるものを無断でその袋の中に入れる瞬間を、その応援に来た仲間がしっかりと見ていたのです。勿論、盗もうとしたものを吐き出させたことは言うまでもありません。こういうことは度々ある訳ではありませんが、しっかり目を光らせておくことは絶対に必要です。こんな面倒なことを何故ボランティアでやっているのか、と訊かれれば、それはこういう事、つまり何かを売りながらお客さんと話をするのが好きなんでしょうね、としか言いようがありません。まあこんな厄介なことは一般日の日曜だけですから。更に付け加えれば、仕事でなく好き勝手にやっているからでしょう。仕事での接客では、顧客の為に下げなくてもいい頭を下げざるを得ないこともあるでしょうが、好きでやっている限りは何の遠慮も必要ありません。自然体でやればいいだけですから。今日は久しぶりに手間のかかる輩の対応をしていたら、いつの間にか腰を痛めてしまったことに気付きました。寒さも手伝って何となく悪化してきたようです。お昼に皆でハヤシライスを食べたのですが、椅子に腰かけると腰が酷く痛むので、私だけ立ったままで食事をする羽目になりました。やれやれ、えらく疲れた一日でした。やっと終わった~話は飛びますが、そう言えば今週はハロウィーンですね。土曜の夕方(ガレ-ジセ-ル終わった後です)に自宅近くの公民館のような場所で、子供向けハロウィーン祭りが行われたようです。その前の4時から6時までは、恐ろしい姿に仮装した子供たちが(大人の姿もありましたが)会場近くを徘徊し、家々に押し入っている恐ろしい光景を目にしました。まあこれは冗談ですが、犬の散歩をしていてそこかしこに仮装した子供の集団を目にしました。余りにも恐ろしいので、すれ違わないようにしました。2週間ほど前にハロウィーンのことをブログで書きました。その中で、ハロウィーン仮装をした子供たちの訪問を受け入れることに賛成の家は、外から見えるところ(窓などに)、OKだかOuiだか書かれたチラシを張って欲しい、という案内の話をしました。そこで犬の散歩のついでに、賛成の紙を貼っている家、又はハロウィーンの飾りつけやくり抜いたかぼちゃを戸口の前に置いている家、そういう家の数を数えてみました。結果は、我が家のある通りでは約80軒中7軒のみ、6ブロック程歩きましたがそれらしい家は全部で20軒以下でした。これはブリュッセル市の住宅街のほんの一区画の結果ですが、自分としてはブリュッセルの住宅街ではどこでもこんなものではないのかな、という感じはします。いってみれば、大晦日の晩は大人も子供も室内パ-ティ-で仮装する人は大勢いますが、ハロウィーンは強いて言えば子供用の外出仮装パーティ-ということなんでしょう、ベルギ-では。勿論、子供と一緒に仮装している大人は見かけはしましたが、単なる子供の見守り役、という感じに見えました。何がかとりとめにおない話になってしまいました(^^;。退屈しのぎになって戴けたなら幸いです。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村