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カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
今日のテーマソング:松任谷由実「恋人がサンタクロース」
1月9日の日記にて自宅の近所の工場跡地の行方について書きましたが、この件、先月26日の臨時町議会にて、町が取得するということで議会にて可決されました。 ということで跡地には宅地やら公園やら道の駅(地場産品販売所)やらができるんですが、財政的に本当に大丈夫なんだろうか? 周辺の町には造成から長期間経ってもなお更地が多く残っている住宅地が結構あるし、道の駅なんか赤字経営が多いと聞きます。可決したからには事業としてやっていく自信があるんでしょうが… 損得勘定だけを考えるのならば、商業施設を誘置した方が、明らかに得でした。ちなみに、誘置対象となっていた企業は、イオン。系列の福島サティがそう遠くないところにあるだけにさすがにジャスコは無理でしょうが、最近各地でできているイオンタウンならば、建設は十分可能だったんじゃないかと思うんです。伊達郡内に不足している商業施設 ~ドラッグストア、本・CD屋、若者・子供向け衣料品店、100円ショップ等など~ を組み合わせれば、結構な集客が見込めたのでは? そう考えると、逃した魚はひょっとしたら大きかったかもしれません。 …ここまで考えていて、ふと、学生時代のことを思い出してしまいました。当時はリゾート開発の全盛時代。越後湯沢のリゾート施設群や原発誘致派の首長候補が批判的な目で見られていましたし、イベントや街並み保存、ふるさと産品のPRといった住民参加の手作りのまちづくりがやたらと賞賛されていました。極論すると「大企業=悪、住民=主人公」が前提(と書くと、どっかの政党みたいだけど・苦笑)。今思うと、経済的に余裕のあった時代だからこそ成り立っていた論理ですよね。 だって、越後湯沢も大半の原発立地自治体も、現時点での財政力指数(税収見込額/財政需要額)は、1.00以上。自前の資金で十分に自治運営がやっていけるんですから。お金目当てでふるさとの「魂」を売ったという見方はできるでしょうが、今の時代になってから見てみると、まぁ先見の明はあったのかな… と。マスコミの論調も、当時ほどは批判的ではなくなっていますしね。 冒頭の話題も、バブル時代に行なっていたら、批判も恐らく多くはなかったことでしょう。その意味では、間が悪いと言えなくもありませんね。 というか、うちの町、本当に大丈夫なんだろうか??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.04 01:51:39
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