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カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
今日のテーマソング:オヨネーズ「麦畑」
ここ数年の「平成の大合併」で、「村」の数が激減しています。 兵庫県、香川県など村が存在しない県も既にいくつかありますが、お隣の宮城県でも、二つあった村のうち栗原郡花山村がこの4月に合併して栗原市の一部となってしまうため、残るは黒川郡大衡村ただ一つだけになりました。 我が福島県でも、平成の大合併以前は28もあった(すげ!!)村が減少傾向。昨年の11月に北会津郡北会津村が会津若松市に編入され、来月1日には、田村郡都路村が田村市の一部となります。 他の26村も、大半が合併の渦中にあります。詳細をみていくと、以下の通り。 (合併が決まっている村…10村) 岩瀬郡岩瀬村(須賀川市へ) 南会津郡南郷村、伊南村、舘岩村(南会津郡田島町と合併して南会津郡南会津町へ) 大沼郡新鶴村(大沼郡会津高田町などと合併して大沼郡会津美里町へ) 耶麻郡熱塩加納村、高郷村(喜多方市へ) 西白河郡大信村、東村、表郷村(白河市へ) (合併協議中の村…1村) 安達郡白沢村(安達郡本宮町と協議中) (合併協議がうまくいかなかった村…6村) 大沼郡昭和村(河沼郡会津坂下町などとの協議が決裂) 河沼郡湯川村(会津若松市との協議が決裂) 東白川郡鮫川村(東白川郡棚倉町などとの合併に対する村民アンケートで反対多数) 石川郡平田村、玉川村(石川郡石川町などとの合併協議会設置を村議会で否決) 相馬郡飯舘村(原町市などとの協議が決裂) (態度未定…5村※) 安達郡大玉村 西白河郡中島村、泉崎村 双葉郡川内村、葛尾村 (単独村政継続を表明している村…4村) 岩瀬郡天栄村 南会津郡桧枝岐村 耶麻郡北塩原村 西白河郡西郷村 最終的に残りそうな村は、たった四つだけ。しかも各村の現況を見ると、いずれも観光地にあって他の村よりは財政が豊かそうです。 特筆すべきは、尾瀬の北側の玄関口にあたる檜枝岐村。人口600人ほどの本当に小さな村なんですが、なんと、我が国初の大規模な町村合併が進められた1889年の町村制施行以前から、単独の村として存続しているんです。離島部を除けばそんな村は殆どないと思います。 ※大玉村は二本松市・本宮町、中島村と泉崎村は白河市・矢吹町と大きな市町の中間にあってどちらと合併するか態度表明がしにくい立場にあり、川内村、葛尾村は原発が多く財政が豊かな双葉郡では合併協議が進みにくい現状にあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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